旧聞になってしまいましたが9月半ば、お隣足立区のデイケアセンターにてハーモニカウインドとして5年ぶりにボランティア演奏を行なってきました。敬老の日も近いため敬老会の催しとのことです。自分たちも敬老されてよい側の齢だし、なんだかか少し複雑な気分....。老々ボランティアか、まあ声が掛かるだけいいじゃないかと引き受けた。
この5年間メンバーも減ったため、現在のメンバー3人でやれる方法を考えてハーモニカの主旋律をバックに歌声喫茶をやることにした。
私は歌唱担当。いざ練習を始めたら。ハーモニカアンサンブル7曲歌声20数曲、これでは1時間ではとても収まらないと歌声の曲が多すぎると7曲をカット。歌いやすく移調してオブリガートを加えた楽譜作りもたいへんだったけど困ったのは楽譜の数の多いこと。もう整理するのもうんざり。かねてから欲しかったIPAD(10世代)を楽譜閲覧用に購入。大量の楽譜を持ち歩く手間もなくなったけどいかんせんこのIPADを使いこなすのがひと問題でした。肝心の楽譜閲覧アプリがすんなり使えない。すべての楽譜をPDFファイル化しておかなくてはならない。ひとまとめにしたPDF化した楽譜をGoogleドライブなど無料のクラウドサービスにアップしておくと言うことだけは分かった。ところが会場はwifiが使えない!さてどうしよう!?!?ウーン悩ましい。結局自分のIPHONEを経由してインターネットに接続するデザリングという方法でアップしたPDFをダウンロード出来て解決。楽譜閲覧アプリはいろいろ調べたけどすんなり理解出来なかった。アップルユーザーではない娘に教わる有様。新しいガジェットを使いこなせないようではこりゃ私も歳だなと思った。
曲数が多かったので「この世の花」「人生の並木路」などメンバーはこぶしを効かせるフレーズのある古い曲が苦手なようでして演歌の曲は避けたつもりだけど戦前戦後の歌はこぶしはどうしても避けられない。歌う私もその手の曲は苦手で選ばなかったけど。歌声の曲数が多いため練習はみっちりやりました3回延べ10数時間。この成果かデイケアの皆さんに思いのほか好評でした。なかにはハーモニカの音色が良かったと泣き出して」しまう方も。いい音出ていたし、郷愁を誘う選曲が良かったかなと内心うれしかった。人前で演奏するのはひさびさだけに終わってホッとしました。猛暑も過ぎ去ったことだし、しばし秋の季節を楽しみたい気分です。
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