もう1週間経ちますが、12月12日(土)、草加市新田西文化センターで行われたハーモニカのグループ「ハーモニードレミ」10周年記念コンサートに行ってきました。
ハーモニードレミはメンバー4人。平均年齢は推定70代後半。全員がクロマチック・ハーモニカを吹けるし、Hさんはホルンハーモニカ、Wさんはバスとコードが出せるビネタとホルンハーモニカ、Kさんはコードハーモニカと複音ハーモニカが吹ける。
今回、Mさんが参加出来なかったのは残念。4人とも草加ハーモニカソサエティーのメンバーなので、勝手知ったる人たちでもあります。
コロナ禍での開催ですので、入館時に体温測定、住所氏名記入、席の間隔を空ける、会場の換気等、さまざま気を配っておられました。
用意した50席はほぼ満杯。
ここ新田西文化センターで長年歌声喫茶を実施してきただけに固定ファンがいるのでしょうね、さすがです。
第1部はアンサンブルで「瀬戸の花嫁」「芭蕉布」「ロシア民謡メドレー」「栄冠は君に輝く」など全10曲。
タイプの異なるハーモニカを曲毎に持ち替えての演奏。ビネタ、コード、ホルンと中低音部がしっかりしているので、音に厚みがあっていいサウンドでした。
楽器の持ち替えが出来るのは強みですね。うらやましい。
第2部は「プチうた声」コーナー5曲。プログラムに「高原列車は行く」「高校三年生」など歌詞を印刷してあります。
お客様にとっては「待ってました!」というところ。マスク越しですから、大きな声では歌えませんでしたが。
なにせ第1部から多くのひとが知っているメロディーを歌ったりハミングしたり....。もう歌う気満々なんです。
第3部は各人1曲のソロ演奏。複音の講師でもあるKさんの「荒城の月(幻想的変奏曲)」は名演でした。
1時間45分にわたるコンサートは無事終了。
お疲れさまでした。
10年もグループを維持し、記念のコンサートを開く。見習いたいものです。
後日談。
最近、音楽用レコーダーを小さくて取り回しのいいソニーPCM-A10に買い換えたので、コンサートを録ったらどんなものなのか、許可を得て録音してみました。
CDと同じ録音レベルで録りましたがこの値段でこれなら上々。離れた場所からスマホで録音の音量レベルを変えることが出来るのは便利でした。
ドレミさんが手元で録っているものと思っていましたら、開演時の慌ただしさから録音をし忘れたとのこと。なので、この録音が思いかげず役立ったのです。