
2017年秋に開催を予定する奥能登国際芸術祭のキックオフシンポジウムがラポルトすずで開催された。
芸術祭開催に向けて、広く市民の皆さんに開かれた初めての企画である。
まず基調講演は総合ディレクターを務める北川フラム氏。

昨年11月の実行委員会で承認された基本計画(中間報告)について詳しく説明があるのかと思ったが、理念的な話が中心で時間オーバー。

続いてのシンポジウム。
う~ん、コメントはやめておこう。
極めて現代アート的なシンポ。
わかる人にはわかる、素晴らしい!という方もいるだろうけど・・・
結局「具体的なイメージはまだまだ・・・」という泉谷市長の発言がシンポを終えての共通認識かも。
ただ一点だけ、加藤典洋氏の「原発から芸術への転換」という話について。
3.11を踏まえて芸術祭を文明史的な転換のなかで位置づけたいという思いがあってのこととは思うが、珠洲の原発誘致の歴史をほとんど知らない方がさもわかっているかのようにこの地で芸術祭を行う意義と絡めて語るのは違和感あり。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます