午後、みさき小学校の研究発表会。地元議員ということで案内をいただき出席。
ちょうど9月議会で、珠洲市は研究指定が多すぎだ!(今年度は13校中11校)と質問したばかりでもあり、その研究発表はグッドタイミングである。
各学年、国語と算数の授業で、研究主題は「学びあう授業づくり -評価観点に着目した学習活動のデザイン-」。
まずは1時半から授業参観。教育長はじめ教育委員の皆さんや奥能登教育事務所の指導主事の皆さん、市内の各学校の先生、そしてPTA会長さんらと各教室の授業を見る。
小学校の授業を見るのは、うちの子の小学校の授業参観以来。
わずか45分で6つの教室を行き来するので、授業の流れもよくわからず、参観の視点もわからず、最初はただ見て回るだけ。
一方、授業をしている先生はそれぞれ皆さん知っている人ばかり。な~るほど、この先生はこんなふうに授業中は子どもらと話してるんだ・・・と妙に感心?する。
次に各教室、それぞれこどもらの机の配置が全部違うことにこれまた注目!
研究発表ということもあるのだろうが、それぞれの授業では様々な工夫された教材を使っている。特にカラーコピーの教材は気になる。自動車の写真、グラフや図表のコピーなどなど。職員室でのコピーは原則白黒。カラーコピーのインクは自費負担という珠洲の実情があるからだ。
各教室には子どもらの学習意欲を高めるため模造紙や画用紙などでつくった様々な掲示物がある。子どもらの興味、関心を高める工夫が施され感心するが、市内各学校の消耗品費の多くは各先生の自己負担。素直に手をたたけない。これについては、9月議会で教育長は各校長から聞いていない、まずは学校内で協議する課題だと答弁を逸らされた。教育長はどんな思いで見て回ったことか。
それはともかく初めての研究発表自体は私にとって非常に興味深かった。
授業参観自体はただ見て回っただけだったが、その後の研究発表の概要説明、そして2年間の研究指定をサポートしてきた上越教育大学大学院の松本健義教授の講演と続き、なるほどなるほど~~~~の連続であった。机の配置、たくさんの掲示物も納得である。
昨今「教えから学び」が言われる中、みさき小の実践が学校現場にとってどの程度刺激的なのか私にはわからない。各学校で日々教育実践の先生らにとっては、そんなことは私はとっくにやってるよ、ということもあるかもしれない。
が、私にとっては「評価観点」はよく理解できなかったが、「学びあう授業づくり」はおもしろかった。
授業づくりに必要な観点であろうことは言うまでもないが、私にとって議会運営、議会内の合意形成という意味合いからも大いに学ぶ点があった。
松本教授のレジュメにはやたらと難しい表現が並ぶ。「知の協同的生成による自己の更新」「学びの関係論的成りたち」「ペア、グループ、全体は、一斉学習のためではなく、協同的学びどのものを目的としている」などなど。
私の勝手な解釈かもしれないが、今後の議会改革に向けた要諦が含まれているように思える。
ちょうど9月議会で、珠洲市は研究指定が多すぎだ!(今年度は13校中11校)と質問したばかりでもあり、その研究発表はグッドタイミングである。
各学年、国語と算数の授業で、研究主題は「学びあう授業づくり -評価観点に着目した学習活動のデザイン-」。
まずは1時半から授業参観。教育長はじめ教育委員の皆さんや奥能登教育事務所の指導主事の皆さん、市内の各学校の先生、そしてPTA会長さんらと各教室の授業を見る。
小学校の授業を見るのは、うちの子の小学校の授業参観以来。
わずか45分で6つの教室を行き来するので、授業の流れもよくわからず、参観の視点もわからず、最初はただ見て回るだけ。
一方、授業をしている先生はそれぞれ皆さん知っている人ばかり。な~るほど、この先生はこんなふうに授業中は子どもらと話してるんだ・・・と妙に感心?する。
次に各教室、それぞれこどもらの机の配置が全部違うことにこれまた注目!
研究発表ということもあるのだろうが、それぞれの授業では様々な工夫された教材を使っている。特にカラーコピーの教材は気になる。自動車の写真、グラフや図表のコピーなどなど。職員室でのコピーは原則白黒。カラーコピーのインクは自費負担という珠洲の実情があるからだ。
各教室には子どもらの学習意欲を高めるため模造紙や画用紙などでつくった様々な掲示物がある。子どもらの興味、関心を高める工夫が施され感心するが、市内各学校の消耗品費の多くは各先生の自己負担。素直に手をたたけない。これについては、9月議会で教育長は各校長から聞いていない、まずは学校内で協議する課題だと答弁を逸らされた。教育長はどんな思いで見て回ったことか。
それはともかく初めての研究発表自体は私にとって非常に興味深かった。
授業参観自体はただ見て回っただけだったが、その後の研究発表の概要説明、そして2年間の研究指定をサポートしてきた上越教育大学大学院の松本健義教授の講演と続き、なるほどなるほど~~~~の連続であった。机の配置、たくさんの掲示物も納得である。
昨今「教えから学び」が言われる中、みさき小の実践が学校現場にとってどの程度刺激的なのか私にはわからない。各学校で日々教育実践の先生らにとっては、そんなことは私はとっくにやってるよ、ということもあるかもしれない。
が、私にとっては「評価観点」はよく理解できなかったが、「学びあう授業づくり」はおもしろかった。
授業づくりに必要な観点であろうことは言うまでもないが、私にとって議会運営、議会内の合意形成という意味合いからも大いに学ぶ点があった。
松本教授のレジュメにはやたらと難しい表現が並ぶ。「知の協同的生成による自己の更新」「学びの関係論的成りたち」「ペア、グループ、全体は、一斉学習のためではなく、協同的学びどのものを目的としている」などなど。
私の勝手な解釈かもしれないが、今後の議会改革に向けた要諦が含まれているように思える。
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