北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

今日で23回!ピース・スタンディングの成果と意義

2015-09-30 | 平和


9月4日から開始した珠洲でのピース・スタンディングも今日で23回目を迎えた。
この間、平日は通勤時間帯に、週末は夕方の時間帯にのぼり旗やプラカードを掲げ、戦争法反対、安倍政権の退陣を市民の皆さんにアピールしてきた。
シルバーウィークは県外からの観光客の皆さんにもたくさん手を振ってもらった。



ときには社民党のキャラバン隊と共に・・・



雨に日も、晴れの日も黙々とアピールを続けてきた。
法案が可決されてからも、私たちは認めない!とアピールを続けてきた。



途中から新しい仲間も加わってますます元気に。



今日で9月も終わりということで、今後も県内や全国のたたかいと連帯した取り組みを進めていくことをお互い確認しながらスタンディングは一区切りとすることとした。

今回の行動の意義について、手前味噌の思いも含め、簡単に整理しておきたい。
①珠洲で初めて、微力ながらもあくまで一人ひとりの自由意志に基づく反戦・平和、護憲の「市民運動」として展開することができた。
※かつての珠洲原発反対運動は自分の頭の上に降りかかる火の粉を必死で払いのける「住民運動」だった。
※労組など組織の下での反戦・平和の取り組みはあったが、市民一人ひとり意志による取り組みははじめて。
※署名やカンパなどで、全国の平和運動を個人として支援する人はいたが、今回は地元で自前の運動を展開。

②全国のたたかいと連帯する取り組みを奥能登・珠洲でも展開することができた。
※市民の皆さんに対しては、身近なところでも戦争法に反対する人がいることをアピール。
※対外的には、能登半島の先端にまで戦争法反対の動きがある、まさに全国津々浦々まで反対のうねりが広がっていることをアピールする一つの取り組みとなった。

③サイレント・スタンディングという運動形態との出会い。
※参加者の負担が比較的少ない。
※対外的行動が初めての人でも初めの一歩を踏みだしやすい。
※少人数でも可能。
※迅速な行動が可能。

④新たな人間関係づくり。
※互いが初対面同士というメンバーが多い中、連日のスタンディングで交流を深め、次の行動へのステップとなった。

話題に上った様々な「次の行動」、お楽しみに!












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