「菅直人より伊達直人!」
タイガーマスク運動が全国的に広がっている。
施設の子どもたちの笑顔がテレビでも繰り返し映し出される。善意の輪が広がるのはもちろん結構なことだ
子どもたちの笑顔の一方で、ではもしランドセルがプレゼントされなかったら、4月、この子たちのランドセルはどうしたのだろうと思う。
施設の上級生のお古を譲り受けるということはないだろうが、限られた措置費の中からやりくりして、なんとか一番低額のランドセルを買ってもらうのだろう。
天野祐吉さんは「ランドセルにこめられた意味をどう読むかが大事」と指摘しているが、まさに善意の広がりは政治の貧困の裏返しである。
テレビのインタビューに応じる施設の人がプレゼントへの感謝を述べつつ、「今回のことで施設への関心が広がることがうれしい」と話す。実際、児童養護施設について私はほとんどしらない。
法的には児童福祉法41条で「児童養護施設は、保護者のない児童、虐待されている児童、その他養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設」定められており、全国では579施設、石川県内では
1.林鐘園(金沢市)
2.梅光児童園(金沢市)
3.聖霊愛児園(金沢市)
4.享誠園(金沢市)
5.小松市立育松園(小松市)
6.伊奈美園(加賀市)
7.しお子供の家(宝達志水町)
8.あすなろ学園(穴水町)
以上の8施設である。
2008年10月の時点での入所児童数は全国で30,695人とのこと。
昨年11月20日のブログで紹介したが、「活かそう、子どもの権利条約 11.20県民シンポジウムin石川」では、あすなろ学園の主任指導員・法岡敬人さんがパネリストとして参加し、施設の実態を報告する中から、子どもの権利を尊重するとはどういうことかを明らかにしていった。
全国各地の施設では子どもたちに対する差別や偏見、イジメも残念ながら絶えないという。
贈り主の善意を称えると同時に、児童養護施設の子どもたちへの理解が進み、施設で献身的に働く職員への認識も広がることを期待したい。
タイガーマスク運動が全国的に広がっている。
施設の子どもたちの笑顔がテレビでも繰り返し映し出される。善意の輪が広がるのはもちろん結構なことだ
子どもたちの笑顔の一方で、ではもしランドセルがプレゼントされなかったら、4月、この子たちのランドセルはどうしたのだろうと思う。
施設の上級生のお古を譲り受けるということはないだろうが、限られた措置費の中からやりくりして、なんとか一番低額のランドセルを買ってもらうのだろう。
天野祐吉さんは「ランドセルにこめられた意味をどう読むかが大事」と指摘しているが、まさに善意の広がりは政治の貧困の裏返しである。
テレビのインタビューに応じる施設の人がプレゼントへの感謝を述べつつ、「今回のことで施設への関心が広がることがうれしい」と話す。実際、児童養護施設について私はほとんどしらない。
法的には児童福祉法41条で「児童養護施設は、保護者のない児童、虐待されている児童、その他養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設」定められており、全国では579施設、石川県内では
1.林鐘園(金沢市)
2.梅光児童園(金沢市)
3.聖霊愛児園(金沢市)
4.享誠園(金沢市)
5.小松市立育松園(小松市)
6.伊奈美園(加賀市)
7.しお子供の家(宝達志水町)
8.あすなろ学園(穴水町)
以上の8施設である。
2008年10月の時点での入所児童数は全国で30,695人とのこと。
昨年11月20日のブログで紹介したが、「活かそう、子どもの権利条約 11.20県民シンポジウムin石川」では、あすなろ学園の主任指導員・法岡敬人さんがパネリストとして参加し、施設の実態を報告する中から、子どもの権利を尊重するとはどういうことかを明らかにしていった。
全国各地の施設では子どもたちに対する差別や偏見、イジメも残念ながら絶えないという。
贈り主の善意を称えると同時に、児童養護施設の子どもたちへの理解が進み、施設で献身的に働く職員への認識も広がることを期待したい。
親からの援助資金は職員のポケットへ。
いい仕事だわマジで。