教育研究全国集会、2日目、3日目は分科会に参加。
テーマは「地域における教育改革とPTA」。
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石川県からの発表は能登珠洲支部の新谷信之先生。
鵜川の子どもたちのドッジボールの取り組みの報告である。
石川県教研の分科会では、共同研究者の一人として新谷先生のレポートを全国教研の発表レポートに推薦したこともあり、その評価が気になる。
本人は緊張したというが、さすがに全国教研の経験者。子どもたちの変化の様子が目に見えるように伝わってくる。
レポートに対する質問は1つしかなく、授業から離れた異色の取り組みなので、参加した全国の先生たちの関心を集めなかったのかなとちょっと不安になる。
質問のあとは討議である。
ここで各県からの参加者の新谷先生のレポートに対する発言が相次ぐ。
「子どもたちとをよく見ているから、ドッジを導入が子どたちを活かすことになると判断できた。教師が種をまき、芽を出し、地域の人が肥料をやって育てる展開は見事」との声。
「子どもたちが成長していくことに加え、保護者や地域の人たちも巻き込み、地域も元気になっていく取り組みに感動した」との声。
「小学校の取り組みだが、中学校の部活にも大いに参考になる」との声。
「どんな立派な取り組みでも一人の教師の取り組みでとどまっていては、いずれ転勤でいなくなり、終わってしまう。地域が取り組みを支えて続けていける態勢を作ることはあらゆる活動の参考になる」などなど、全国の参加者からレポートを高く評価する声が続々と。
ひいき目があるかどうかわからないが、他の多くのレポートと比較しても勝るとも劣らない素晴しい発表だったと思う。石川の教育実践のレベルの高さを確認できたようでうれしくなる。
もちろん他県のレポートも素晴しいものがたくさんある。
地震・津波、原発事故の被災地からの報告、都市部のいわゆる荒れる学校での取り組み、田舎での地域の人たちとのつながりのなかでの取り組みなど、それぞれ地域とのつながりの中での豊かな教育実践が展開されていることが確認できる。
保護者と教師は一緒に取り組む平和教育の実践なども注目された。
もちろん明るい話ばかりではない。被災地での子どもたちの教育環境をいかに保障するか、放射能からいかに守るかは喫緊の課題である。
非常勤講師の悲惨な待遇の改善を求める闘いは全ての参加者の共感を呼んだ。
不当な圧力、教科書問題に見られる新自由主義化の流れなど、幅広い闘いが求められている。
様々な課題に直面し、現場で悩み、苦しみ、奮闘する多くの先生の姿も見えてくる。
教職員でなくとも大いに勉強になる発表ばかりだ。
私の参加した分科会は第22分科会、26ある分科会の中の一つである。
全国教研総体としての実践の報告はかなりの厚みがあることが容易に推測できる。
さらにそれが61回という回数を積み重ねている。
全国教研が「国民共有の財産」と言われることにあらためて納得した3日間であった。
テーマは「地域における教育改革とPTA」。
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石川県からの発表は能登珠洲支部の新谷信之先生。
鵜川の子どもたちのドッジボールの取り組みの報告である。
石川県教研の分科会では、共同研究者の一人として新谷先生のレポートを全国教研の発表レポートに推薦したこともあり、その評価が気になる。
本人は緊張したというが、さすがに全国教研の経験者。子どもたちの変化の様子が目に見えるように伝わってくる。
レポートに対する質問は1つしかなく、授業から離れた異色の取り組みなので、参加した全国の先生たちの関心を集めなかったのかなとちょっと不安になる。
質問のあとは討議である。
ここで各県からの参加者の新谷先生のレポートに対する発言が相次ぐ。
「子どもたちとをよく見ているから、ドッジを導入が子どたちを活かすことになると判断できた。教師が種をまき、芽を出し、地域の人が肥料をやって育てる展開は見事」との声。
「子どもたちが成長していくことに加え、保護者や地域の人たちも巻き込み、地域も元気になっていく取り組みに感動した」との声。
「小学校の取り組みだが、中学校の部活にも大いに参考になる」との声。
「どんな立派な取り組みでも一人の教師の取り組みでとどまっていては、いずれ転勤でいなくなり、終わってしまう。地域が取り組みを支えて続けていける態勢を作ることはあらゆる活動の参考になる」などなど、全国の参加者からレポートを高く評価する声が続々と。
ひいき目があるかどうかわからないが、他の多くのレポートと比較しても勝るとも劣らない素晴しい発表だったと思う。石川の教育実践のレベルの高さを確認できたようでうれしくなる。
もちろん他県のレポートも素晴しいものがたくさんある。
地震・津波、原発事故の被災地からの報告、都市部のいわゆる荒れる学校での取り組み、田舎での地域の人たちとのつながりのなかでの取り組みなど、それぞれ地域とのつながりの中での豊かな教育実践が展開されていることが確認できる。
保護者と教師は一緒に取り組む平和教育の実践なども注目された。
もちろん明るい話ばかりではない。被災地での子どもたちの教育環境をいかに保障するか、放射能からいかに守るかは喫緊の課題である。
非常勤講師の悲惨な待遇の改善を求める闘いは全ての参加者の共感を呼んだ。
不当な圧力、教科書問題に見られる新自由主義化の流れなど、幅広い闘いが求められている。
様々な課題に直面し、現場で悩み、苦しみ、奮闘する多くの先生の姿も見えてくる。
教職員でなくとも大いに勉強になる発表ばかりだ。
私の参加した分科会は第22分科会、26ある分科会の中の一つである。
全国教研総体としての実践の報告はかなりの厚みがあることが容易に推測できる。
さらにそれが61回という回数を積み重ねている。
全国教研が「国民共有の財産」と言われることにあらためて納得した3日間であった。
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