北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

志賀原発活断層問題で現地調査へ

2012-10-05 | 志賀原発
 社民党福島みずほ党首の志賀原発視察を一端は拒否した北陸電力だが、全国ニュースとなりあっけなく方針転換。
 10月9日(火)、社民党国会議員調査団の視察を受け入れることになった。

 当日は福島みずほ社民党党首を団長に富山の又市征治副党首、服部良一衆議院議員、さらに8月31日に金沢でS-1断層についての講演をおこなった渡辺満久東洋大教授(変動地形学)も来県する。
 県内からは盛本芳久社民党県連代表(県議)や細野祐治副幹事長ら9人が参加。社民党議員団のメンバーとして私や堂下健一志賀町議も参加する。

 北電は1号機直下40メートルの断層の現物を見てもらえば、活断層でないことがわかるという立場。
 渡辺教授は、そんなところ掘ってもしょうがない、何のために掘るのか?という立場。
 現地でのやり取りが楽しみである。

 視察後、一行は県庁に向かい、谷本知事に申し入れをおこなう。
 市民団体の申し入れでは久しく対応を避けてきた谷本知事だが、福島党首が来るとあっては対応せざるをえない。
 国に責任を押し付ける知事と「県としてもしっかり対応してくださいよ!」という福島党首のやり取りが目に浮かぶようである。
 渡辺教授の「S-1は活断層に間違いない」との指摘に知事がどこまで耳を傾けるかが注目される。

 渡辺教授はその後、富山に移動し、夜は氷見市で講演である。
 風下・富山でも志賀原発の活断層問題への関心は高い。


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