北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

あぜのきらめき

2012-01-09 | 雑感
 輪島市の千枚田をイルミネーションで飾る「あぜのきらめき」が今晩で終わるということで、一度は見ておきたいと娘の運転の練習を兼ねて夕方輪島へ。

 あいにくの雨模様、しかも風が強いが、予想通り道の駅の駐車場は車でいっぱい。

 ぐるりと一回りすると県外ナンバーや金沢ナンバーの車が何台も。
 連休最終日、帰る前に見ていこうということか。


 道路脇にもあちこちで駐車。天気が良ければ畦道を一回りしたいころだったが、雨、風は止まない。私も含めほとんどの人たちは雨が止むの祈って車の中で待機。


すでにLEDは灯っているが、「きらめき」までもう少し。 


 雨は止まず、風も強まる。ちょっと残念な最終日だったが、せっかく来たんだからと寒さに震えながらデジカメを向ける。
 周囲でも、一目見て車に小走りで戻る人もいる。風雨で震えながら、手をつないで見ているカップルもあちこちに。冬のデートスポットとしてはお薦めである。

 昨年11月12日にスタートして以来、推計で2万5千人(1日平均約400人!)が来たというだけあって、写真以上に実物はなかなかの景観である。来シーズンはさらに延長も検討するという。


 さて、このイルミネーション。世界農業遺産との関係ではどうとらえればいいのだろうか。
 春から秋の稲作時期のイルミネーションならば生態系への影響も心配されるが、冬場ならば気にすることはないか。
 冬季の千枚田にも多くの人に足を運んでもらい、厳しい自然環境の中、営々と引き継がれている棚田の稲作に関心をもってもらうという意味では意義は大きいだろう。
 
 それでもイルミネーションと農業遺産、なんとなく違和感がぬぐえない。
 観光に活かせるものはどんどん活かすぞ!と割り切るべきか・・・



コメントを投稿