エデュケーション・ファースト！マララさん国連演説

　「いつの日かマララ国連事務総長」

　７月１６日付け朝日新聞の川柳欄に掲載された一句だが、マララさんはパキスタンで女子の教育を受ける権利を訴えて昨年１０月、武装勢力に頭を撃たれたマララ・ユスフザイさんのこと。

　国連で演説（７月１２日）したことはニュースで知ってはいたが、演説全文は読んでいなかった。

　１５日の朝日新聞の天声人語で「マララさんは、日本の憲法前文でいう『人類普遍の原理』に拠って立つ」との評価にこれは読んでおかねばとネットで検索する。

　動画や日本語訳全文、英文全文などアップされている。５日も前のことだから先刻ご承知という方もいるとは思うが、これは一読をぜひお薦めである。

　最後は次の一文で締めくくられている。

　1人の子ども、1人の教師、1冊の本、そして1本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがただ一つの解決策です。エデュケーション・ファースト（教育を第一に）。

　ちなみに１５日の天声人語は次のように締めくくられている。

　「普遍の原理があまりお好みでなさそうな為政者にも、ぜひ画像で見ていただきたい。」