北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

教育委員会定例会 傍聴

2014-04-24 | 教育
 今年4回目、今年度に入ってはじめての珠洲市教育委員会定例会を傍聴する。
 昨年8月から傍聴をはじめて、今回で6回目かと思う。

 昨年から定例会の日程は市のホームページで紹介されているが、私以外の傍聴者の姿は残念ながらいまだいない。教育委員会の会議録は公開されているが、ときどき傍聴者1名とあるのは私である。
 市議会の一般質問も傍聴者は少ないが、ケーブルテレビで多くの方が視聴している。教育問題も含め、市民の皆さんの市政への関心は決して低くはないと思うが、わざわざ庁舎まで足を運んでの傍聴となるとかなりハードルは高いのかなと思う。

 安倍内閣は首長の教育への関与を強めようとしているが、現行制度でいえば、合議制の教育委員会の中で教育の方針が決められていく。原則毎月一回は開催している教育委員会定例会を毎回傍聴していると当然ながら議会での報告より早く新し情報を得ることができるというメリットがある。今日も珠洲市いじめ防止基本方針(案)の説明があった。もちろん1回の会議で決定するわけではない。こちらも今後の議論を注視である。

 また、教育長業務報告は詳しく、毎月聞いていると教育委員会の動き、流れがみえてくる。

 もうひとつ、傍聴のおもしろさとして、各委員の発言を通じてそれぞれの教育観が見えてくることも挙げておきたい。

 今日は冒頭の教育委員長挨あいさつが興味深かった。
 1.安倍内閣の教育改革
 2.沖縄・竹富町の教科書採択問題
 3.土曜授業の行方
 4.埼玉県で大きな議論となっている教師が保護者の立場で子どもの入学式に参列することの是非
 これらの問題について、短い言葉だがコメントしていく。
 不正確なMEMOを元にここで紹介するわけにはいかないが、様々な教育課題についてアンテナを張り、自身の意見を持っていくことはとても重要なこと。発言を通じて委員の皆さんの関心がどこを向いているかが見えてくる。

 教育委員会の会議がより緊張感を高める中で開催されることも重要。
 
 今年は教科書採択の年でもある。
 珠洲では大谷小中一貫校の整備が大きく動き出す年でもある。 
 安倍内閣の教育改革の動きも急である。

 市民の間で教育に対する関心がいままで以上に高まることを期待したい。、
 その一つのきっかけとして教育委員会の傍聴も意味が大きいように思う。


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