北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

遮那王の修業の追体験・・・の気分

2014-11-11 | 雑感
先日の京都でもう一か所行ったのが鞍馬山。
義経の幼少期、遮那王と名乗っていた頃、修業したのが鞍馬寺という程度の知識しかないが、以前から行ってみたかったところ。



鞍馬駅を降りるとさっそく天狗のお出迎え。



叡山電車もなかなかいい雰囲気。



仁王門から本殿へは雨がやまなかったので鞍馬山ケーブルで。



鞍馬山の信仰は「尊天信仰」。
1割ほどわかったような、わからないような、それ以上は頭に入らず。



ここまででも結構山深いが、ここから先が義経の修業の場。
ちょうど雨が上がり、当初の予定通り約1.5キロの山道を歩いて貴船神社へ向かうことにする。



奥の院に向かう入口に小さな庭園?ではなかった。
鞍馬山あたり一帯、約2億6千年前に海底火山の隆起で生まれたとのこと。
山には海底の生成物が多く見つかっている。



さて入口へ。



なんのこれしき。と思うが急な登りが続く。



とにかく大変な巨木がいっぱい。



草の根道も。



このあたりは人手を加えない自然林が最も安定した形になる「極層林」だという。
本で読んだことはあったがこれかぁ~という感じ。



義経を祀る義経堂。





さらにこんな景観も。



ようやく貴船神社到着。



「水神を奉斎す」とあるようだが、同時に縁結びでも有名だそう(知らずにいった)。



縁結び祈願の場所にしては、すでに縁が結ばれているカップルが周囲にいっぱい。
余計なお世話。放っといて!と言われそう



ここにも巨木がいっぱいで圧倒される。

「・・・尊天とは、人間をはじめ、この世に存在するすべてのものを生み出している宇宙生命。真理そのもので、神仏の区別を超えて・・・森羅万象、あらゆる神、あらゆる仏の姿になって顕出します・・・」

なるほど・・・と、この程度の山歩きでわかったつもりになってはいけないのだろうけど、雨上がりに霧が薄くかかった鞍馬山の奥深く、義経の修業の場に自分なりに納得して山を降りる。


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