珠洲市の新図書館建設検討委員会の第一回会合が今日開かれた。
内容の詳細は分からないが、今日は第一回ということで各委員の顔合わせと今後の議論のスケジュールについての協議が中心かと思う。
先の6月議会での新図書館建設検討委員会についての私の質問と市長答弁をあらためて紹介しておきたい。
<北野質問>
次に新図書館建設についてお聞きします。
今議会冒頭の提案説明の中で、早急に検討委員会を立ち上げ、平成30年度の開館を目指す方針が示されました。4年後の新図書館オープンに向け、市民の皆さんの夢が膨らんでいくことを期待したいと思います。
教育委員会はさる6月20日、委員の公募を含む新図書館建設検討委員会設置要綱をすでに制定しています。図書館を所管する教育委員会の下で検討委員会が設置され、そこで構想が練られること自体はなんら不思議ではないのですが、市長はこの間、「児童館と併設」あるいは「子育て支援機能を有する複合施設」とする意向を示してきました。さらには本市出身の画家や芸術家の方々の作品の展示についても新図書館の整備と併せて考えていく意向も示されています。児童館との併設が児童館プラス子育て支援センターの併設へ、さらにはギャラリーでしょうか、ミニ美術館でしょうか、そういった施設も併設へと、だんだん膨らんできているように思います。果たしてここでうち止めなのかもわかりません。
そこでお聞きしますが、近く立ち上げる検討委員会で検討するのは新図書館に限ってのコンセプトや機能、規模といったことになるのか、あるいは児童館や子育て支援センター、さらには美術品の展示スペースも合わせ持つ複合施設のあり方やその是非も含めて検討するのでしょうか。今日発行の広報すずではさっそく募集のお知らせが掲載されていますが、これによって公募に応じる市民も違ってくるかもしれません。また、検討委員会の事務局も教育委員会だけでなく福祉課も必要ということになるかもしれません。
次に開館に向けてのスケジュールです。平成30年度という目標が示されましたが、合わせて検討委員会ではできるだけ時間をかけて様々な意見を聴きたいとの意向も示されました。そこで、今後のおおよそのスケジュールをお聞きしておきたいと思います。
<市長答弁>
次に新たな図書館の整備でありますが、提案説明でも申し上げました通り、今後、早急に新図書館建設検討委員会を立ち上げることといたしております。この検討委員会は図書館協議会委員をはじめ、学校や図書館利用者、公募委員、市の関係課長等で組織し、図書館の建設に向けて様々な角度から幅広い議論を重ねていただき、ご提言をいただきたいと考えております。新図書館は幅広い年代の方々にご利用いただける施設となるよう、その機能や建設場所、複合施設の是非など、県内の近年新設された類似施設などの視察も取り入れながら、幅広くご検討をいただきたいと考えております。
なお、今後の予定でございますが、8月を目途に検討委員会を組織し、検討委員会からのご提言を反映する形で27年度から28年度にかけて基本設計ならびに実施設計をおこない、平成28年度下半期から建設工事に着手し、平成30年度の開館を目指してまいりたいと考えております。
2人程度ということで募集された公募委員については、8人が応募していたことが一昨日開かれた教育委員会の定例会で明らかにされた。ななかなかの倍率である。新図書館に対する期待の高さが感じられる。市民の幅広い声を反映させる意味でももう一人増やして3人にしてもよかったのではないかとすら思う。
さて、30年度開館目標とあるが、市長の今任期中となる30年の春を目標とすることになるのだろう。検討委員会の議論は、先の答弁からしても、おそらく1年程度。人口減少、少子化という流れの中ではなるが、「だからこの程度の図書館で」ということではなく、理想は高く掲げ、図書館がまちを変えた、珠洲の文化に新風を吹き込んだ、となるような新図書館の構想に向けて精力的に議論していただきたい。加えて複合施設となる可能性が高いと思われるが、相乗効果をフルに発揮できるような知恵も期待したい。
現教育委員の皆さんも図書館については造詣が深い。議会の中にも図書館については発言したい人が何人もいる。今後の議論が大いに楽しみである。
内容の詳細は分からないが、今日は第一回ということで各委員の顔合わせと今後の議論のスケジュールについての協議が中心かと思う。
先の6月議会での新図書館建設検討委員会についての私の質問と市長答弁をあらためて紹介しておきたい。
<北野質問>
次に新図書館建設についてお聞きします。
今議会冒頭の提案説明の中で、早急に検討委員会を立ち上げ、平成30年度の開館を目指す方針が示されました。4年後の新図書館オープンに向け、市民の皆さんの夢が膨らんでいくことを期待したいと思います。
教育委員会はさる6月20日、委員の公募を含む新図書館建設検討委員会設置要綱をすでに制定しています。図書館を所管する教育委員会の下で検討委員会が設置され、そこで構想が練られること自体はなんら不思議ではないのですが、市長はこの間、「児童館と併設」あるいは「子育て支援機能を有する複合施設」とする意向を示してきました。さらには本市出身の画家や芸術家の方々の作品の展示についても新図書館の整備と併せて考えていく意向も示されています。児童館との併設が児童館プラス子育て支援センターの併設へ、さらにはギャラリーでしょうか、ミニ美術館でしょうか、そういった施設も併設へと、だんだん膨らんできているように思います。果たしてここでうち止めなのかもわかりません。
そこでお聞きしますが、近く立ち上げる検討委員会で検討するのは新図書館に限ってのコンセプトや機能、規模といったことになるのか、あるいは児童館や子育て支援センター、さらには美術品の展示スペースも合わせ持つ複合施設のあり方やその是非も含めて検討するのでしょうか。今日発行の広報すずではさっそく募集のお知らせが掲載されていますが、これによって公募に応じる市民も違ってくるかもしれません。また、検討委員会の事務局も教育委員会だけでなく福祉課も必要ということになるかもしれません。
次に開館に向けてのスケジュールです。平成30年度という目標が示されましたが、合わせて検討委員会ではできるだけ時間をかけて様々な意見を聴きたいとの意向も示されました。そこで、今後のおおよそのスケジュールをお聞きしておきたいと思います。
<市長答弁>
次に新たな図書館の整備でありますが、提案説明でも申し上げました通り、今後、早急に新図書館建設検討委員会を立ち上げることといたしております。この検討委員会は図書館協議会委員をはじめ、学校や図書館利用者、公募委員、市の関係課長等で組織し、図書館の建設に向けて様々な角度から幅広い議論を重ねていただき、ご提言をいただきたいと考えております。新図書館は幅広い年代の方々にご利用いただける施設となるよう、その機能や建設場所、複合施設の是非など、県内の近年新設された類似施設などの視察も取り入れながら、幅広くご検討をいただきたいと考えております。
なお、今後の予定でございますが、8月を目途に検討委員会を組織し、検討委員会からのご提言を反映する形で27年度から28年度にかけて基本設計ならびに実施設計をおこない、平成28年度下半期から建設工事に着手し、平成30年度の開館を目指してまいりたいと考えております。
2人程度ということで募集された公募委員については、8人が応募していたことが一昨日開かれた教育委員会の定例会で明らかにされた。ななかなかの倍率である。新図書館に対する期待の高さが感じられる。市民の幅広い声を反映させる意味でももう一人増やして3人にしてもよかったのではないかとすら思う。
さて、30年度開館目標とあるが、市長の今任期中となる30年の春を目標とすることになるのだろう。検討委員会の議論は、先の答弁からしても、おそらく1年程度。人口減少、少子化という流れの中ではなるが、「だからこの程度の図書館で」ということではなく、理想は高く掲げ、図書館がまちを変えた、珠洲の文化に新風を吹き込んだ、となるような新図書館の構想に向けて精力的に議論していただきたい。加えて複合施設となる可能性が高いと思われるが、相乗効果をフルに発揮できるような知恵も期待したい。
現教育委員の皆さんも図書館については造詣が深い。議会の中にも図書館については発言したい人が何人もいる。今後の議論が大いに楽しみである。
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