今日(8月26日)午前中、原発の新規制基準の適合性に係る132回目の審査会合が開かれ、ここでさる8月12日に北陸電力が提出した志賀2号機に関する適合性の申請概要が議題に上がった。
(映像はこちらの「8月26日の会議映像」からどうぞ)
内容についての本格的な審査は敷地内の断層の議論の結論を待つことが確認されており、今回は事務局への概要の説明とそれに対する質疑であったが、ゴングが鳴った途端、いきなり北電の顔面へパンチが2発、3発とさく裂したようなやりとりが展開された。
北電の提出した資料は640ページ。
これに対して事実上の審査合格の第一号と言われている川内原発の資料は2回の補正を経て計7500ページ。
「今までの議論を踏まえた申請書にしてほしい。」
「これでは時間の無駄、議論の無駄となる。」
「補正ありきの申請は困る」
原発事業者の中で最後の申請者となったのに、これまでの議論を勉強しとらんのかぁ!なめとるんかぁ~!こっちも忙しいんやぞ!と言わんばかりの厳しい指摘が浴びせられた。
もちろん、単なるページ数の問題だけではない。
さっそくフィルター付ベントを申請内容に盛り込まなかったことについても厳しい指摘が相次いだ。
「炉心損傷時の格納容器の中の大気をそのまま放出していいと考えているのか」
「放射物質の軽減措置を採らないが北陸電力の会社の方針か」
「炉心損傷の対策に万全を尽くすことと、万が一の軽減措置は別問題」
「規制委員会の要求はフィルター付ベントを付けることだと明確にしておく」
新規制基準をまじめに読んどらんのとちゃうかぁ~と言わんばかりの指摘、と言うかこのままなら絶対に通さんぞ!という通告であった。
北電は「住民の皆様に安心していただくためにも、一日も早く申請を出すべきだと考えた」そうだが、本格審査先送りの計算違いに続き、今日の審査会合の指摘も全くの計算違いだったようだ。
北電側の説明員の困惑し不機嫌そうな顔がすべてを物語ってた。
※「 」内の発言は議事録に基づく正確な文言ではないのでそのままの引用はご遠慮ください
(映像はこちらの「8月26日の会議映像」からどうぞ)
内容についての本格的な審査は敷地内の断層の議論の結論を待つことが確認されており、今回は事務局への概要の説明とそれに対する質疑であったが、ゴングが鳴った途端、いきなり北電の顔面へパンチが2発、3発とさく裂したようなやりとりが展開された。
北電の提出した資料は640ページ。
これに対して事実上の審査合格の第一号と言われている川内原発の資料は2回の補正を経て計7500ページ。
「今までの議論を踏まえた申請書にしてほしい。」
「これでは時間の無駄、議論の無駄となる。」
「補正ありきの申請は困る」
原発事業者の中で最後の申請者となったのに、これまでの議論を勉強しとらんのかぁ!なめとるんかぁ~!こっちも忙しいんやぞ!と言わんばかりの厳しい指摘が浴びせられた。
もちろん、単なるページ数の問題だけではない。
さっそくフィルター付ベントを申請内容に盛り込まなかったことについても厳しい指摘が相次いだ。
「炉心損傷時の格納容器の中の大気をそのまま放出していいと考えているのか」
「放射物質の軽減措置を採らないが北陸電力の会社の方針か」
「炉心損傷の対策に万全を尽くすことと、万が一の軽減措置は別問題」
「規制委員会の要求はフィルター付ベントを付けることだと明確にしておく」
新規制基準をまじめに読んどらんのとちゃうかぁ~と言わんばかりの指摘、と言うかこのままなら絶対に通さんぞ!という通告であった。
北電は「住民の皆様に安心していただくためにも、一日も早く申請を出すべきだと考えた」そうだが、本格審査先送りの計算違いに続き、今日の審査会合の指摘も全くの計算違いだったようだ。
北電側の説明員の困惑し不機嫌そうな顔がすべてを物語ってた。
※「 」内の発言は議事録に基づく正確な文言ではないのでそのままの引用はご遠慮ください
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