北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

久々の教育委員会傍聴

2014-12-24 | 教育
今日は今年最後の珠洲市教育委員会の定例会。
ここ3ヶ月、日程の都合がつかなかったが、今日は4か月ぶりに傍聴させてもらう。



委員長あいさつに続き、教育長業務報告、来年度予算編成に向けた教育委員会の重点目標や12月議会補正予算についての報告へと議事は淡々と進んでいく。

今日一番の注目は次の「その他」の案件に移ってからだった。
普段は事務局提案に対して質問や若干の意見はあっても原案を了承していくことがほとんどの教育委員会の会議だが、ここで提起された案件は事務局レベルで判断できないので教育委員の皆さんの議論に委ねたいというものだった。
傍聴可の中で行われた会議の内容だが、個人情報にも関わることなのでここで案件の具体的な説明は控えるが、教育長含め5人の委員の方がお互いの教育観も踏まえながら活発に意見を交わす展開となったのである。

また、従来、教育委員長は会議の進行役以上の役割を感じないが、今回ばかりは委員間の意見の違いをどうまとめていくのか、その采配も問われることとなった。

結論の賛否についてはコメントを控えるが、合議制の執行機関として、教委形骸化論を跳ね返すこんな議論がもっとあっていいのではと感じる。

安倍政権の教育改革によって来春からはこの教育委員会の体制が見直されることになっている。
どんな方向に転んでいくのか、ウォッチングをしておくことも大切だ。

会議の日程は市のホームページでも公開されてる(こちら)。
次回の会議は1月21日(水)午後2時からの予定(1週間ほど前には確定の日程がホームページにアップされるので確認を)。
なかなか初めての人が一人で傍聴というのも大変だろうから、いずれ傍聴ツアーでも企画できれば・・・


コメントを投稿