12/12(日) 昨日の土曜日、鯛の料理を用意した。何でも長女が出産した子供が100日となり「お食い初め」をやるとのこと。何処でそんな知恵を仕入れてきたのか知らぬが「鯛」が欲しいとホザク。
娘に弱い私は、前日に先輩の渋谷『奈加野』の店主に電話をして築地から仕入れてもらった。先輩とありがたいもので、コーヒー一杯で天然・活け〆の鯛を手配することができた。二匹で合わせて2,2kg、家で調理するに手頃な大きさであった。
そんな訳で、夕方から家人が鱗を取り、切り分けてとひと仕事となった。鯛は鱗と骨が固いので難事である。一匹は刺身と鯛めし・カブと煮に、もう一つは姿焼きとする。ガスレンジの焼き魚用には収まらず、結局ガスオーブンで焼く仕儀となった。
鯛の汐汁といきたいところであるが、吸い物は「蛤」がいいと煩い。兜と粗は煮付けにした。鯛焼き・刺身・飯・兜煮と四種の鯛料理となった。そして、大根・人参・牛蒡を鯛汁で煮付ける。
他には、祝い事に付き物の「赤飯」、けんちん煮、酢の物、蛤の吸い物、ハタハタの焼き物。
以上が出来上がり、オチビちゃんの成長を願う祝いとなった。
いっちょ前に、赤ちゃん用の膳を用意して、食べる仕草などをさしていた。
自分の処でやればいいのに、出産前から既に五ヶ月も我が家に居座ってしまった。挙句の果てに、我が家の近所に居を構えるつもりのようだ・・・。こりゃ堪らんぞ!