9/5(水) 早朝に目覚める、陽の光の弱さに秋の訪れを実感する。日中の日向では焼けつくような暑さだが、朝晩の空気は秋のものである。外に出ると、グリーンカーテンに植えた西洋朝顔が漸く花を咲かせ始めた・
幾らなんでも時代遅れ、否時期遅れも甚だしい。葉っぱと蔓だけは元気よく伸び放題で、随分と芯止めをしたのだが、日本朝顔と違い勢いだけは良かった。蔓は延びれど花咲かずで、いい加減にしやがれと毒づいていたのだ。それが、秋の足音とともに「これやいかん、子孫を残さにゃ」と、今頃になって頑張り始めたか・・・。
昨夜は、八時過ぎからスタッフのA と二人でスタンディングのカウンター酒場(早く云えば立ち飲みだが)に寄った。これからの仕事の進め方や課題etc・・・話があった。ハイボールを啜りながら小一時間の話、文字どおりの立ち話だが、大事な内容ながら何故かリラックスした気分であった。
会社に近いこの店、最近オープンしたばかり。工事中にオーナーと立ち話はしたが入るのは初めてであった。ビルオーナーのマスターが一人で切り盛りをしている。以前はラーメン店、その前は中々気の利いたショットBARだった。会社の界隈は、江戸時代からの問屋さんの街と云えよう。昔の商店が、今は5~8階のビルに変身してオーナ会社となっている。
そんな古いものと、新たに入居する会社勤めの人々に支えられた地域なのだろうが、店の移り変わりは激しい。最近増えてきたのがワイン酒場、100m四方の処に5~6軒ある。
昨夜入った店は、入口の壁が煉瓦でショットバー時代の雰囲気を残しており落ち着きがある。ハイボールが300円から、小皿の摘みは200円からと、食い物が要らない私の酒にはピッタリの店と云えよう。(写真は次回にでも)
ヘルシー志向のオーナーの好みで、摘みも野菜系や軽めのメニュー。角ハイの酒精と炭酸のバランスも絶妙で美味かった。客は、私たちが引き上げる頃に一人だけはいってきた。実に落ち着いた酒場であった・・・。