9/9(日) 週末に続けて本が届いた。一冊は、写真集「山稜」(全日本山岳写真展作品集)、もう一冊は「農業の常識は、自然界の非常識 雑草で畑を生命育む森にする」で生命農法研究会 故高橋丈夫氏の遺稿本である。
「山稜」は、山梨県北杜市在住のOBで、山岳家あるいは山岳写真家と呼んでもいい鈴木さんが贈って下さった。今年の早春、LA誌6号のOB対談(テーマ:登山)に登場頂いたご縁である。今、池袋芸術劇場で開催中の65回作品展に入選されたとのこと、またLA誌対談記事を各地の友人が読み、嬉しい連絡が届いたとのメッセージが添えられていた。
鈴木さんの作品は、「初夏の火口湖」と題された、6月残雪の鏡池のコントラストを捉えた写真。見事に美しい山岳写真集である。
そう云えば、鈴木さんのこれからの夢は「日本百名山の写真展」と云うことであった。もう7~8割は撮り終えておられようが、楽しみにしたい。
取材でお会いした方から喜んで頂けることほど嬉しいことはない、その上に便りまで頂けると尚更である。仕事冥利に尽きるとはこのことか・・・。
高橋丈夫さんの遺稿本は、最後の弟子となった瀬井さんが贈って下さった。4月下旬、益子町の農園を訪ねたことが懐かしく思える。素人考えるほど農業はた易くない、いずれも創意工夫と弛まぬ努力を積み重ねることしかない。素人なれど、為になる一冊である。
午後遅くに会社へと顔をだすことにした、若い社員が二人日曜出勤の予定である。それに頼まれごとが2件、この始末を今日中に付けておきたいのだ。昼に鮎の開きを10匹程作った。冷凍庫の中を軽くしておきたいこともあるが、鮎の開きで飲むビールは格別なのだ・・・。
そんなことを済ませて、駅に向うすがら、東横線のガード下から唐ヶ崎無線中継所の鉄塔が綺麗に覗ける場所が一ヶ所ある。青い空、白雲をバックに起立する鉄塔が妙に馴染んでいるのだった。そこで1枚撮影となったが、車や人で上手く行かぬ・・・。
地元、学芸大学のワンシーンを紹介した。(酒場ばかりではないのだ。が、そういや、昨夜も遅くにハイボールを重ね、引き揚げ時を逸してひどい目にあったが・・・バカだね)