3/15(金) 今朝も四時過ぎに目覚めた、夢の中でなにやら始末の付けづらいことをオーダーしていた。仕事のことや私的なことがごっちゃの物語であった。
昨夜も早めに床に就いたので眠くない、起き出して弁当でも作ろうと料理本を持って台所に向かう。春だ、一寸目先の変わったものをと考えていた。中華風や和風が続いたので、今朝は洋風でいこう・・・。
昨日、友達のmasaoから野菜がたっぷりと届いた、これも使いたい。
Masaoは、高校一年の時に同じクラスとなり、それ以来の付き合い。彼も東京の学校に入り、Tokyoで就職したので付き合いは途切れなかった。一昨年、某社の常務取締役を最後にリタア、今は市民農園だかで野菜作りに勤しんでいる。
先日、共通の友人でバンコク在住のNoguchiが東京に来るというので予定をするようにと連絡した。その折に、野菜作りは順調かと訊いた。「偶には君の作った野菜を持って、飲みに来いよ」と誘った。その結果が、大量の野菜が我が家に届いたという次第。
「春野菜に切り替わる時期なので、不ぞろいだが無農薬の有機野菜をどうぞ」とのことであった。
小松菜やホウレンソウ・チンゲン菜・アブラ菜・カブ・ネギがタップリ箱に詰められていた。それを見て、相当本格的にやっていることが知れた。折角の志、昨夜も一杯やって帰宅したが、野菜たっぷりの中華風スープを作り頂戴した。今朝もmasaoの野菜を頂こう・・・。
さて弁当だが、普段作ったこともない「ピラフ」を作ってみようとレシピを探した。パエリアと云う手もあったが、パエリヤは余り好きではない。洋風飯ということで初めてのピラフとなった。
小エビとタマネギ・シメジ・人参・ピーマンと用意した。コンソメスープの素とバター・オリーブオイルなどを整えて米を研いだ。心配は米の芯が残って失敗しないかである。用心のいい小生は、別にご飯を炊いて万が一に備えることとした。
これは、中間地点
米や野菜・エビをフライパンで炒め、フライパンで作った「ピラフ」は上々の出来栄えとなった。
漸く完成だ!
菜の方は、万が一に備えた鮭・タラコ焼きと春野菜たっぷりで烏賊が入った「パスタ」。挽肉入りのオムレツは、具が入りすぎて纏まらず大チョンボとなった。そして、アブラ菜のお浸しであった。
今日の弁当も中々旨そうである、自画自賛する。
最後のスムージーは、アブラ菜とパイン・キューイ・リンゴ・バナナとした。グリーンも鮮やかに、美味い飲み物となった。
昨夕、某社を訪れた後にhiroさんに会った。場所は吉祥寺のハーモニカ横丁。ここに二人で時折訪れる居酒屋がある。コの字形のカウンターがメインで、立ち飲みスペースもある雑多な店だが、落ち着く。
久々に腰を落ち着けたが、カウンターの中で立働くスタッフは、何時の間にや南アジア系と思しきメンバーばかり、日本人と思しいのは一人となっていた。別に味が変わったわけでもない、スタッフが居酒屋の雰囲気に妙に馴染んでいた。
酒とホッピーを飲み、焼き鳥とモツ煮を頂く。ここで妙薬ならぬ、取って置きの唐辛子の登場である。友人のAjiro氏特製の手作り唐辛子なのだ。先週、新作ができたと送られてきた。
「今年はピリッと辛味をきかせました」と添え書きにあった。確かに昨年の物に比べて山椒の味の利きも良い。hiroさんと、これがあると旨い、味が引き立つねと焼き鳥と煮込みを食しつつ、過ぎ越してきた人生を語りあった。こんなことができるからこそ、生きていられる私の人生?
帰路、渋谷・東横線のターミナル駅を経由するとカメラや携帯で写真を撮る人が大勢いる。今日の深夜、この東横線渋谷駅は長い歴史に幕を下ろし地下の新駅に切リ変わる。名残りを惜しむ人たちが記念に撮っているのだ。
私も鞄からカメラを取り出して一枚撮った。それにしても新駅は地下となるので、乗り換えが不便となりそうだ。