7/4(木) 昨夜は、一人静かに「ローカーボ」のカウンターでグラスを傾けた。ハイボールからギムレット、パパ・ヘミングウェイを偲びフローズンダイキリを飲む。
近頃カクテル作りに凝っているマスターが、手引きを片手にベースの酒を調合し慣れぬ手つきでシェーカーを振る姿が微笑ましい。研究熱心なマスターだけに、仕上がったカクテルはいける!
程々に切り上げて駅に向かう。と、seijuの看板が目に止まったのであった。暫くご無沙汰をしている、挨拶がてらに覗いて行くこととした。
カウンターに年配の客二人、懸命にカラオケの検索をしていた。なんと、サザンの歌などを唄っい始めたのであった。処がこれが聴いちゃいられない、リズム感悪すぎ。
「ジジイらしい歌を唄えよ」と、胸の内で罵倒したのであった。以心伝心とはこのことか、或いは下手さに気付いたのか古い演歌へと移った。
結構に聴かせる歌が唄えるじゃないか。「そんな歌がお似合いだよ」と、胸内で呟きながら拍手のサービスをした。
人の歌を聴きながら、味わい深いK大兄の唄う「国境の町」が聴きたくなったのであった・・・。