オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

思い掛けずに・・・

2016-12-12 | Weblog

12/12(月) 昨日の午後、暇にあかせて有楽町の交通会館まで出かけた。目当ては、この会館のエントランスに出る野菜販売の出店狙いだった。一週間前、佐賀からこの場所にPRに来ていた齢若の知人を訪ねた。その折に、出店していた徳島産の椎茸を何気なく買った。処がこれが、滅茶旨の出来☆椎茸。それ以来、椎茸に拘るようになったのだ。

あの旨い椎茸が出てないかと探したが、なかった。代わりに大分と高知の椎茸を買った。それが今日の弁当の一品となる分けだが、そのことは後ほどに。

この日は夕方、武蔵小山駅に程近い小山台会館で「鷹番JVC]の都大会30年連続出場を祝う会と、応援する会の総会が開かれた。鷹番JVCを応援する会は、私がサラリーマンを辞めた同時期に、それまで休眠していた会を再発足させた。この会の事務局長を五・年勤め、その後後輩に委ねた。暫く会の活動が停滞していたが、この日の総会から新体制となった。これを契機に、会の趣旨である”物心両面からの支援”がチームになされるであろうと期待する。

鷹番JVCには我が家の末っ子、AZUSAが在籍していた。小学卒業は平成12年度である。そんな関係から、JVCとの関わりができた。AZUSAは、バレーボールの関係で広尾にある順心女子学園(現在は広尾学園に改称)に進み、バレ-ボール部に在籍した。その時、コーチとして鍛えてくれたのがAKIさん(ニュックネーム)と云うOGだった。

入学から直ぐにレギュラーとして使ってもらったので、AKIさんコーチの鍛え方も厳しかったであろう。が、僕らオヤジ連は試合の応援の度、ランチタイムに食堂や居酒屋に繰り込んでビールや焼酎を飲み、半ば酔っ払って応援をしていた。監督もコーチも、そんなオヤジ連を咎めることもなかった。他所のチームからは顰蹙ものだったようだ。

AZUSAが二年生になり新チームに切り替わる頃、慢性腎臓炎と診断され入院。それからプレーをすることは叶わなくなった。AKIMOTOコーチは、「私が鍛えすぎたので病気になったんじゃ」と心配してくれた。『そんなことは有りませんよ』と・・・。その後、AKIMOTOコーチは結婚してご主人の実家の蕎麦屋の女将になった。プロボクサーを目指していたという旦那さんも呼んで、お祝いを皆でした。子供も卒業し、何時しか音信も絶えていた。

昨晩、受付を済ませて席に行こうとすると「ARISAWAさん」と声を掛けられた。見ると、それはAKIさんだった。十数年前とちっとも変わらず、丸ぽちゃで若々しい笑顔がそこにあった。直ぐに分った、AKIさんとは分ったが、鷹番JVCの関係者ばかりの此処に何故居るの?

なんと、小学二年生の下の男子がこの秋から鷹番JVCに入ったとのことだった(女子のチームだったが男子も入れるようになったとか)。イベントや試合があると、親は準備やお手伝いに出る。それで、今日の参加メンバー表から私の出席知っていたとのこと。それにしてもAKIさんの住いは横浜なのだ。東横線で一本で来れるとはいいながら・・・。なんでも、どこかいいチームはないかと探していたら、ここを奨められたとのことだった。

「AZUSAはどうしてるの、写真はないの」と、訊かれたが『元気だよ、先月病院から病気は治った。と言われたそうだ。娘の写真なんか持つかよ』と応えたが、懐かしかったな・・・。あの時代のチームメートのことなど話をしたかったが、最下級性の親だ。細々とした手伝いがある、会話もそこそこに切り上げたのであった。

               

肝心の会の方は、現役やOG、その父兄たちと百人以上が集い、三十年の歴史を綴った映像が流れ、現役の子供達が歴代ユニフォームを着用しての紹介があった。百五十人以上のJVC卒業生となったと監督の挨拶。和気あいあいの会であった。本会での私の努めは、乾杯役。どこの世界も、乾杯要員になると、後は消えゆくのみだ・・・・。

 思い掛けない邂逅があり、懐かしい思いをした。『餓鬼のやるバレーボールなんぞに何でおれが顔を出さなきゃいけないん』と、嫌がったのはAZUSAがVBを始めた平成11年頃か、それから7~8年はバレーボールの世界、特にオヤジ達との交流が面白かった。然しそれも遠くなりつつある・・・・。

 

一夜明けた今朝の五時過ぎ、目覚めていた。暫く今日のメニューについて思案六方、というほどのこともないが考えていた。自分が食べるのじゃなくて、家人に食べてもらうのだ。弁当の大きさ、食材と味のバランスと、一応は考慮するがするだけのこと・・・。

今日は、フライがメインだ。それに椎茸を如何に使うか?てなことで、「椎茸カツ」の登場となる。それも二種の椎茸を比べる、そして椎茸ソテーも。先日の「焼き肉用牛」これも二枚だけ牛カツにする。牛焼肉と牛カツ、ホウレン草の卵とじ。

                             

お魚は粕漬けだが、頂戴した京粕漬けと自家製粕漬けの味比べと云う拘りようだ。比べるためには、同じ魚でなくちゃと、何れもサワラである。

椎茸は、なんと言っても先週の徳島の八万産とか云うのが圧勝だ。粕漬けの方は、遜色ないと思ったが・・・、これは他人の評価待ちか。

                            

今日明日と、弁当は一つ。その分だけ私の朝飯量が増える、という悲しい現実が待っていた・・・・。

 

 

 

 

 

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