オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

久々に弁当を・・・

2017-03-03 | Weblog

3/3(金) 何時の間にや三月に。弥生三月、今日はお節句で雛祭りの日だ。虫も動き出す春、弥生だ。OYAJIだって蠢きはじめるさ。と云う訳で如月の27日から弥生の2日にかけて、南へと旅行をしてきた。そんなことで、弁当を作るのは「久しぶりだなオトミさん(若い者は判らんだろうが)」である。弁当のことは後ほど・・・。

 

 ―先ずは南の島のことからー

本来ならもっと南、友人がいるバンコクに行ってるはずだった。が、どうしても我が国で人が住む場所としては最南端の島に行きたかった。最初は取材で訪ねる計画を立てていたが、受託している情報誌の編集方針が大幅に変わり企画も取材もぽしゃった。悔しいので、勝手に旅をすることにした。同じころにバンコク行きの予定になっていたが、それを波照間島に代えたのだ。

旅先の変更は正解だった。と云うのも、叔父が急に亡くなり通夜葬儀がバンコク旅行中の日程と重なっていたのだ。諸々のスケジュールを勘案した結果、旅はこのタイミングしかなかった。叔父が亡くなったとの連絡を受けた時は、葬儀の日程によっては、今回の旅は断念しようと思っていた。それが、天佑か、旅程の前の日に帰京できた。

葬儀に発った同じ時刻の便で、石垣島空港へと向かった。7:25分羽田発、五時半に家を出たので眠かった。飛行機が南下するに従って暑くなってきた。気候が違う場所への旅は、着るものに困る。アロハと半パンを持って行こうかと準備したが、止めた。これは正解だった。

                             

石垣空港から島へと渡る離島ターミナルに向かう40分程のバスの車中では、蒸し暑く感じた。が、港に着くと風があり、おまけに曇り空になっていた。宿は竹富島に三泊を予約していた。石垣港から竹富港へ、15分程船に乗る。

                         

波照間島の宿を飛行機とセットで予約したかったが、満室で取れなかった。後で分ったが、これはこれで正解だった。この日も含め、翌日まで船は波浪のために六日間も欠航していたのだ。

思い付きの旅、現地の事情を詳しく調べなかった。地図を広げ、適当にルートや予定を決めて行った。処が、これが大間違い。離島への旅は、きめ細かに調べないとロスが多い。タイトなスケジュールであれば、なお更のこと。反省しきりだが、後の祭りさ。

離島間を繋ぐ船は小さな観光客船だった。これに観光客と一緒に島の必需品も載せて行く。昼過ぎ、竹富島に向かう船に乗船(往復560円)。ディーゼルエンジン音が喧しく響く後部席に座して、去りゆく石垣港を海から眺める。曇り空と薄黒い海の色、船の出す白い飛沫!見る見るうちに竹富島が近づいてきた。ホテルの迎えの車で五分程で宿「ピースアイランド」に着いた。

               

                

チェックインの時間まで二時間以上あった。有料の自転車を借りて、島内を廻ることにした。島は周囲9Km程、戸数197軒、人口360人の小さな島だった。自転車で廻ればすぐに隅から隅まで廻れる。先ずは「星の砂」で有名なカイジ浜へと向かった。YOSHIOには『土産は星の砂だぜ』と云ったのだ。

                           

ゆっくりと自転車を転がしながら、亜熱帯の島らしい植物に異国情緒を感じる。パパイヤの小さな木が道路端に点在、アダンやタロイモ系の植物が群生している田舎道を走った。空は相変わらず曇り空。カイジ浜へと下る。浜には十人程の家族連れらしき姿があり、☆砂を探していた。

浜はそれほど広くない、奥行きもな短い。少し歩き、持っていたビニール袋に砂と貝殻を少し入れた。帰りに、浜の入り口の小さな看板に「砂を取らないように」と記されているのに気付いた。が、これも後の祭りだ。

昼飯を喰ってなかった、途中に看板が出ていた「ガーデンあさひ」とか云う島食堂(レストラン?)に入った。お奨めのランチセット(1200円)とオリオンビール(多分600円)の生を頂いた。店の中よりも、外の雰囲気がゆったりとしてよかった。

                        

食事の後、集落を自転車で廻り、〒局に入って絵葉書を求めたが置いてなかった。一般的にはそうであろうが、〒局のコンビニ化とか、お菓子まで売るようになっているのだ。観光地の〒局だ、絵葉書ぐらい置けばいいのに・・・・と思った。この後、港の売店で絵葉書を買ったが160円だった。同じものが、ホテルに100円で売っていた。どれもこれも後の祭り・・・・。

                        

島の学校は小・中が同じ敷地で校門も一つ。ブーゲンビリヤやハイビスカスの玄関先の花、両脇のシーサが南の国らしい。田舎での小生には、懐かしい香りのする学校である。

                         

 デイゴの並木がある道路を自転車を走らせた。小雨が落ちてきたが、直ぐに止んでくれた。風は涼しいと云うよりは肌寒いぐらい。デイゴの花が歩道に落ち、赤い唐辛子をこぼしたように見える。この花が沢山咲く年は、台風が多い年になると云う。今年は少ないかな、とは島人の話。

                              

 この島では、至る所に案内の道標がある。小さな島とは云いながらも、不案内な旅人にとっては親切であった。ホテルで貰った地図だけでは、集落内の路路は不明だ。郵便局辺りの海抜は、15m程との表示があった。大きな津波が来れば・・・。幕末に、八重山地方を大津波が襲っている、後日に石垣市の「八重山博物館」に立ち寄って知ったが・・・。

島内を二時間ほど自転車で廻り、竹富島散策は短く終わった。ホテルの部屋に籠って晩御飯(二食付なのだ)までの時間を、本を読んで過ごした。なんとも贅沢な過ごし方、天気さえよければ浜辺に遊ぶのだが・・・・・。

 

 最後に、本題の今日の弁当について簡単に紹介したい。

今日は一人分の弁当とのこと。長女は、今週はダイエット週間だそうな。無駄な抵抗も、無駄を承知でやる分にはよかろう! そんな次第で家人一人分であった。

メインは、出来合のハンバーグだが、これは地球市民の会への指定寄付を、佐賀県のふるさと納税を通して行ったご褒美の品。本来、ふるさと納税の返礼システムには異論があるが、会員である地球市民の会のためとあれば、曲がった臍も若干の軌道修正は大人の道だ・・・。

                        

で、届いた佐賀牛のセットから「ハンバーグ」を弁当に使うことにした。後は、豚バラとピーマン・椎茸の炒め物、野菜(アスパラ・インゲン・スナップ)のバターソテー、定番卵焼きにタラコ焼き。以上である。

                          

石垣牛や佐賀牛と、牛ギュウの連続だ。私の場合だが・・・、牛のように喰って牛のように寝る。まさに小生そのものだ。西表・由布島では水牛の引く牛車に乗ったが、その話は来週にしよう。

 おまけに、もう一つの話題を紹介する。

昨夕、新しい500円玉預金用のBXを買った。十万円BOX一個、三十万BOX二個が、満杯になった。どう押し込んでも入らなくなった。そこで、雨の中を百均の店に行った。其処に在ったのは、これまでのブリキ缶と違って透明樹脂のBOXだった。重さは135g程度か。これなら、中の状態が、詰まり具合がよく分る。

                       

                            見えすぎも、な~

然し、なんでも見えればいいと云うもんじゃなかろうに? 見えないからこの楽しみもあろうと思うが・・・・。どうでもいいか、こんなことは。愈々、百万円まで、BOXが一つ(のはずだが)だ。最終コーナーを廻り、バックストレッチに入った。これからの半年が勝負だ! イザ勝負(これは、YOSHIOが馬券買う時の気合だが、残念なことに外れてばかりなのだ)。最後の伸び足に期待したい。

 

 

 

 

 

コメント
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