オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

ベリーダンス

2017-06-14 | Weblog

6/14(水) 昨夕、退社する前の一服折の折に、スタッフのAOKI君が「今夜、RYOKOさんのステージがありますよ」と言う。そのことは、当人から以前に聞いていたが、すっかり忘れていた。話の口ぶりから、彼は行きたいようであった。

RYOKO嬢は、週に何度か「ローカーボ」のカウンターに入っている。時にはカウンターに座して客にもなる。加えて、半年ほど前からNAKAMURA大将の東京事務所でアルバイト事務員をするようになった。歳若の酒場仲間と云えようが、パトロール隊のオジサンたちからすれば格好のカンフル剤でもある。

ベリーダンスにさしたる興味はないが、RYOKO嬢のステージを見るのも悪くない。それに、聖路加に入院しているNAKAMURA大将を見舞う予定がある。お見舞いに行っているRYOKO嬢から病棟の部屋を聞いておくと便利だ。『じゃあ行こうか』と、応えた。場所も店も、ステージの時間もAOKIは控えていた。

雨上がりの街へ出たのは19:30分を過ぎていた。店のある田町・シーバンス館までは30分は要す。店に着くと八時を廻っていた。このビルには取引先があるので馴染深いが、ベリーダンスをやるような店があったとは・・・・・。

ステージの上では剣を持った女性が二人で踊っていた。ステージ付の広い店ながら、客はステージ前に二十人弱と少なかった。僕たちはステージから離れた席についた。生ビールをやりながらRYOUKO姫の登場を待った。

メニューを見ながら「なんだか一貫性のない料理ばかりですね」と、AOKIが呟く。アラブ風の食い物(どんなものか知らないが)らしきものなく、メキシコからインドetcで『これやぁ無国籍料理か?』と応じた。

「海老のニンニク・・・、タコス、チキン・・・」などをオーダしたが・・・、味付けが?してないようなものばかり。ハイボールを飲み始めた頃に、お待ちかねの姫が登場。ステージで踊りはじめた。奥に居る我等に気付き指をす、こっちも応えて手を振る。学芸会みたいだな・・・・。

                           

アラブの曲は判らんが、中には軽快なコメディタッチな曲も流れ、それに併せてダンサーが踊る。どれも同じように思えたが・・・・意味合いはあるのだろう。途中からテーブル席の客をステージに誘い、一緒に踊る。そんな場面が二度三度、前方の客がステージ上でタコ踊りをするのを見て楽しんだ。

                        

ステージを横目に『この踊りって、女奴隷が王侯を楽しませるために始まったのかな?』と言いながら、『オスマン帝国の王宮には、世界中から攫ったり献上された三百人の女奴隷がおり、それはすべて処女でなくてはならず、その管理をする宦官が大きな権力を持ったそうだ』とか『王の愛妾となっても身分は奴隷のままだったそうだ』なんて、塩野七生の受け売りを喋っていた。

 ベリーダンス発祥の歴史や如何に 後で、調べるとしよう・・・・。

人形町に戻るには遅い時間となった。同じルートのAOKIと一緒に帰宅することに・・・・。前夜と同様に、改札前の東急ストアにて今日の菜を買ってからの帰宅は、22:30頃であったか。

 

そして朝を迎えたが、夢をみていた。夢は、二年半前に亡くなった黒田と、『なんでこんなもんが美味いんだ。素材が違うだろう・・・』と、食い物の真贋を論議していた。なんでそんな夢を・・・。と、思い返せば・・・・・。

昨夜の帰路、車中でAOKIと話をしたのが黒田の話題だった。黒田に対する私の期待、それはAOKIに対しても同様であるが。どう思っていたかを、今更、幽明を堺にした者のことを話しても、せんないながらもAOKIに云うと「そりゃ無理でしょう。背中を見てないんだから」と返ってきた。要は、背で見せろという。

そんなんだ、背中を見せないと、みてないと出来ないのか? 。背中を見なくたってお手本は幾らでもあるんだがなぁ~。観たいと思うものしか見ない、見えない。創造するってことは自分で描き、積み上げていくもんだと思うんだが・・・・。寂寥感を覚える会話となった。今更ながら・・・、繰り言になるが。

 

夢のことごとをうっちゃり、今朝の弁当に・・・・。今日のメインは「肉じゃが」です。それに「ギンダラ&鮭の西京漬け」「椎茸&カラーピーマンのソテー」「胡瓜の塩麹揉み」「出汁巻卵」「パスタdeタラコ」以上であった。

                   

肉じゃがの味付けがお粗末であった。パスタdeタラコは、パスタのタラコ炒め、胡瓜の塩麹揉みには大葉と刻み生姜を加えた。六種類からの菜があると、一部分しか表に出てこない・・・・まるで氷山のようにだ。

                       

 

 

 

 

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