6/1(金)月末の次の日は月初、月はじめと決まっている。今日から六月、梅雨入りか?先週いた佐賀も、郷里の高知も梅雨入りしたが、さて関東はどうだったか定かでない。
先月、と云っても昨日のことだがスッキリしない天気だった。外出も帰りも、傘を持っていったが差すほどの雨はなかった。一転して今日は晴れ。暑いぐらいだが、駅に向かいながら日陰を歩くと、通り抜ける風が心地よかった。
今日のタイトル、「ステーキ」なんていう大仰なものにしたが、さほどのものじゃない。昨日の午後遅くに、四月の草刈で傷つけたメガネレンズの交換が出来ていたので、遅まきながら受け取りに御徒町まで出掛けた。
その帰り、折角だからと取引先に勤務するKAKINUMA氏に電話して、コーヒーとなった。氏は、二・三日休んでいたと耳にしていたので体調の方が気になったが、歯の治療が原因だったとのこと。以前に軽い脳梗塞をやっているので心配をしていたのだ。
三十分ほど取り留めもない会話をし、松阪屋の地下を抜けてメトロ駅に向かうことにした。食品売り場からメトロ駅に繋がっている。塩梅よく?、拙いことに?か、肉売り場でタイムセールが始まったところだった。
肩ロースの薄いステーキ肉が30%引きぐらいになった。一旦通り過ぎたが、弁当オヤジの魂か、或いは嗅覚なのかが降り返らせたのであった・・・・。かくして、我が財布から何枚かの札が消えた。代わりに、セールの牛肉が二パック、ビニール袋に入って右手にブラ下がっていたと云う次第。
昨日は東急ストアの安牛肉で、プルコギ味で胡麻かした。連日の牛肉と云うのは如何なものかと思ったが、お疲れの家人と、老母の為にわざわざ高知まで日帰りしてくれた長女の慰労が浮かんだ。ちっとは美味い肉で感謝を表そうと云う、オヤジらしからぬ仏心が働いた結果である。
余談だが、松阪屋デパートの紳士オーダ服売り場に郷里の同級生が長く勤めていた。そんな関係で、三十代半ばから十年ほど前までは専らここで作っていた。春夏秋冬、安月給のサラリーマンとしては甚だ不相応なスーツを着ていた。最近は安ジャケットに、夏はアロハで通している。変れば変るものだ。
そんなことを思いながら、松坂屋を抜けてメトロに乗ったのである。
夜の部は、先週あった監査法人のコンサルについて、ふり返りと見直しを関係スタッフ二人と行った。「うまし」から「ローカーボ」と、久々の真面目酒であった。自分のことを語らない主義であるが、この晩は少し話した。これって遺言?かな?。
漸く「ステーキ」弁当のことになる。肉は焼くだけなのでチョ―簡単。味付けはバターと塩胡椒、ひと振りの醤油である。一枚だけあった椎茸もソテーした。
オムレツ風の卵焼き、小松菜と薄揚げの煮浸し、冷凍パックの銀ダラ明日漬け、蒲鉾、以上である。
長女の弁当は「ステーキ丼」にした。流石、肉は旨味タップリ、ジュ―シ―であった。