6/28(木) 昼前に目黒区役所に立ち寄ったが、蒸し暑くて汗が吹きだしてきた。それも酒臭い汗が?多分。今日も風はあるが、湿度が高くてクーラクーラな気分だ。昨夕は社内の冷房で寒かったと云うに、一夜経てばアッチチな気分だ。
KIYOTA兄貴のように、夏場は軽井沢の別荘暮らしという優雅な身分になりたいものだが・・・貧乏オヤジには望むべくもない。精々、下界でよく冷えたビールや旨いハイボールで喉を潤し、脳味噌を痺れさせて現を忘れるに如かずと云う処だ。
斯様な次第で、昨晩も退社後の行く先は「ローカーボ」の美味いハイボールにありつこうと直行した。七時過ぎ、未だ客の姿がないカウンターに腰を落ち着け、喉を潤した。マスターに一杯如何?と水を向けると、なんとチューハイを!。そこで思い出した・・・「一週間ぐいらアルコール断ちをしなきゃ」と言ってたマスターの言葉を。何時ものくせで勧めたが・・・。
日曜日に退院したばかりで、未だ三日しか経ってないじゃんか。『酒断ちするんじゃなかったけ?』と訊くと、既に昨日の昼から復活したとの応え。大した回復力である。
二杯目のハイボールを口にしているところへ、HOYA兄いが登場した。二人で雑談をしていると…Oh!珍しくもマッチャンが登場!。くちゃくちゃの千円札をカウンターに置いて「何時ものセット」とオーダーしたのだ。此処で云う何時のセットとは、ハイボールにゆで卵である。
終末の料理教室への参加の確認、6日の「セイジュ会」のことと、立て続けに可否を問う。そして、延期になった鎌倉日帰り旅の代りをどうするか?と鳩首。私的には、鎌倉の代わりに御岳山への神籠りを提案し、神おわす地で心浄めを推すのであった。浅田次郎の本を読んで以来、御岳山神社に行ってみたいのだ・・・。
そんなことで、最後は「ちょっぷく」に入った。遅い時間ながらも店内はそこそこの賑わいぶり。これならYAMAちゃんもご機嫌だなと、他人事ながら安心した。三人で白ワインをやりながら、あれこれと取り留めもない会話がつづくなかへ、YAMAちゃんが来て今度はカラオケの話になり「江連子の女」を兄いがユーチューブで懸命に探すのであった。
この歌は、おぼろげながら歌詞が口をつく。雨がね雪がね 肩に降りかかる 私はひとりで遅い列車まつ・・・なんてネ!。そんなこんなで、今宵も夜は更けようとするのであった。
店j仕舞いの時間となり、店を後にして人形町交差点に向かう。信号を渡ってメトロの入り口に向おうとした時に…、声を掛けられた。そこに、蕎麦処「高松」の夫妻が・・・・。
「天下一が今週で店仕舞いだと云うので、これから食べに行くんだけど行かない?。息子夫婦も先にいって待ってるのよ」と、ミッチャンが誘う。女将も「ARIさんいこうよ」と・・・。意思の弱い、無いに等しいが我が意思は、酒で痺れた我が脳味噌は頷くのであった。
若い夫妻を前に。ハイイボールもどきを口に運びながらOYAJIは訓戒を垂れる。ここはまあ~最悪のパターンを想定して頂ければ宜しい。ローカーボのトイレの鏡の横にも貼ってあるが、酔っ払いの昔話と小言に自慢話は止しな、と。そんな禁じ手の話でもしたに違いない・・・きっと。
零時を廻り、終電だと席を立ったが、、、メトロに降りるエレベータの前まで一家が見送ってくれた。食事の途中にも関らず。一家の団欒と云うか、食事会に闖入し、すっかりバカOYAJIを演じてしまった。
日比谷線、東横線と終電を乗り継ぎ、学芸大学駅に着く。改札前の時計を見ると、25時を指していた。性懲りもなく、同じようなことを繰り返した夜、反省の二文字だけじゃ納まりがつかないように思えるが・・・。如何なものか?。
そんな挙句、今朝の起床は七時になっていた。重い体で台所へと向かう。米を磨ぎ、電気釜のスイッチを入れる。菜は?、前日に妹が送ってきた茄子・ピーマンに胡瓜を使うことにする。この野菜は自分が植えたものだ。今頃、胡瓜は採れ過ぎていることだろうな・・・・。
茄子と豚肉で味噌炒めを、キュウリはイカと和えて酢のものにする。ピーマンはチンジャオロースに使った。卵焼きは簡単にスクランブルだ。こうして今朝も、二つの弁当と、味噌汁を仕上げたのである。
今夜こそ、前夜の轍を踏まず、反省と自重の時を過ごそうと思うのでありますが・・・・。果たして、その結果や如何に?です。