マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

なんとなく「ハチ公」。。。

2013-12-05 | 街歩き・歴史散歩

なんとなくハチ公だった今日。。






今夏、新しく出来た路線バスで初めてお出かけしましたよ~🐾






散歩の前に東急百貨店本店前のこちらのパン屋でバケットを一本買いました。
ちなみにここのパンは何でもウマウマ~!なのですが、なんでもめちゃくちゃ高い~!のです😅





百貨店入口を左に見て、次の角を左折。手前の駐車場あたりに上野英三郎博士の住居が戦前建っていたのだとか。。
そう。この方がハチ公の飼い主さんで、帝国大学の立派な先生だったのですね❗️
じつは今回初めて知りました…🤔

改めて、ここは渋谷区松濤。。
どうやらハチ公は立派なお屋敷のブルジョア犬だったのですねっ❗️
それも、今回初めて知りました…🤔


が、ハチ公の松濤ライフは2年足らずで終止符に。。

上野博士は急死してしまいます。
その後、主人を亡くしたハチ公くんは紆余曲折、、余所を転々として、最後は博士の家に出入りをしていた渋谷富ヶ谷の植木職人のお宅に落ち着いたのだとか。

それでも、毎朝夕に博士の帰りを待ちわびて、渋谷駅に姿を見せるその忠犬ぶりだったのは、いまもむかしも有名なおはなしですよね👏👏





そんなおはなしだけではつまらないので、お次は渋谷駅前から渋谷名物のハチ公バスに乗りこんで出発しましょうー。





下りた先は渋谷区郷土博物館👀
ここで現在「ハチ公展」が開かれているのです❗️

理由はわかりませんが、後にも先にもワタシの今日の気分はなぜか「ハチ公」だったのですねっ😆

ちなみにハチ公バスは100円。
そして郷土博物館の入館料も100円と
嬉しい限り。。


館内は上野博士関連の品からはじまり、ありし日のハチ公写真から亡骸写真、そして貴重なハチ公像の数々、小品などをゆっくり見学できました。

そこで、博物館の方の興味深い話をたまたま小耳に挟んだのでした🦻

実は当時の上野博士の通勤は、駅から電車ではなくて、毎日徒歩でハチらを連れて自宅から駒場の帝国大学農学部まで通っていたらしいのです。
つまり方向的には渋谷駅の正反対ってわけなんですよ。

じゃあなんでハチ公は帝大ではなく、渋谷駅で先生の死後、ひたすら待っていたのか…🤔

もしかすると、待てども戻らない主の不在を長旅の出張だと思いこんで、「駅」で待てば、主人の果てしない旅もいつかは自分のもとに帰ってくる…と思ったりしたのかな。






そんな戻らぬ主を待ち続けた忠犬の最期の地は渋谷駅の東側の渋谷川に架かる稲荷橋あたりだったそうです。





晩年は飼い主の植木職人宅には帰らずに、渋谷駅構内周辺で寝泊まりしていたハチ公くん。。

不思議なことに、これまで来たこともなかった駅裏のこの橋の裏路地で、ひっそりと死んでいたんですって。。。

享年11歳。死因はガン。
お墓は青山墓地の上野博士が眠る隣に。
身体は国立科学博物館で剥製に。
そして臓器は東京大学で保存されたそうです。




すごいな。。
ただのイヌってよりも、当時は神様みたいなハチ公くんだったようですね。

やっぱり時代がそうさせたのかな。。。

コメント
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