マイmy巷話

マイMy巷話(かんわ)は「私にはそう見える!」ものを儘に書いているだけの話です。

三軒茶屋の裏路地を彷徨ってみる

2020-02-25 | 街歩き・歴史散歩
久しぶりに山歩きでも!…と前々から思っていたものの、昨今の事情で、ご近所散歩に本日は転じたわけなのです。。😓


で、今回目指すは三軒茶屋。

少し前なのですが、三軒茶屋の迷える裏路地を歩いていて、たまたま「コレなんだろー?」的なものを見つけたので、再度訪れてみようかと思っています。

では、出発〜。。









淡島通りから急な坂を越えれば、三軒茶屋はあと一息。。



ここは戦前からある古い道。。
古道歩きが趣味なワタシとしては、ちょっとした道のカーブを見ているだけで、スイッチ入っちゃいますよねー😆



世田谷学園や三宿中学校を越えて、246号線に突き当たる手前で、なんとはなしに右手の路地に踏み込んでしまいました。

行き止まりと書かれた手文字の表示の奥を見ると、、👀



最奥に白い彫像の立つお宅がやけに気になります。
近づいてみましょう。。



玄関先に何やら説明板が立っています。もっと近づいてみます。。。




へー😯
こんなところに、あのフランクロイドライトと関わる人の貴重な文化財建築があったとは知りませんでした❗️
やっぱり裏路地って侮れないな、、、🤔



もとの道に戻って、アコーディオン門扉の閉まった敷地の奥にお宮を見つけました。

思いっきり私有地そうですが、恐る恐る扉を開けてお邪魔をすると、どうやらお稲荷さんのようです。

こちらは三宿栄珠稲荷、別名団子稲荷と呼ばれているそうで、大正期には道のすこし北側に建っていたことが改めて古地図をみるとわかりました。

なんだか、たいしてウチから歩いてないのにまるで知らない街をさすらっているような気分になってきました。。
安上がりなもんですなっ笑



文字がデカっ❗️

都会の裏路地は普段からいろいろ難儀な出来事が多そうなのが、文字の大きさから察せられますね。。



いったん、首都高に塞がれた246号線に出ました。



が、再び迷える路地に入っていきます。
三茶のシンボルのキャロットタワーに裏路地は、やはりここでは撮りたい一枚ですなっ。



道すがらの町の掲示板は、色々な催しが中止になったお知らせばかりが悲しく目立っています。。😢

そう。東京の町会掲示板って、旧町名が何故か書かれていることって多いんですよねー。
この太子堂2丁目案内板も、大塚町会と大正期の古地図に書かれている古い町名が使われていました。



この町が面白いなと思うのは、裏路地にいくつも見られる遊び場が本来の公園の役割ばかりか、抜け道として地元の生活にガチで使われているってこと❗️
道の不便さを公園で工夫しているのは密集地ゆえの解決策なんでしょうね。。
あの親子もここを通って駅前あたりにお買い物へと行くのかな、、。





ひたすら狭い裏路地を何度も曲がり、、、



そろそろ、ここらあたりのはずだけどな。。👀



あ、、あれか❓



そうです。あれですよー❗️
裏路地にいきなり現れる不思議なもの。。それは



テル子女神像でした❗️


…ってどなたですかね❓❓


改めて、まわりを見回しても顕彰碑などは見当たらず、史蹟ってわけではないようです。
下には太子堂山下公園と札がありますが敷地にはチェーンが張られているので、どうやら私有地のようですね。




気配はないが、この敷地のお宅にテル子さんは住んでいるのかな?
案の定、見れば見るほど謎が謎を呼ぶ場所ですな、、🌀


と暫し佇んでいると、若い男性がやってきて自撮り棒で熱心に動画を撮っています。
やっぱユーチューバーかな。。


やはりテル子女神像はマニアには有名な場所なのかもしれません。

…ってホント誰⁉️




その先、道は太子堂中央街に出てきました。

ここは、戦時中に上野谷中のあたりから疎開してきた方々が店を出した場所だとか。
確かに下町風情が感じられる場所なのです。



因みに私はここを通るときは間違いなく、この店で野菜を爆買いしますねっ笑





ウチに帰って久しぶりに古地図アプリで歩いたコースを確かめてみると、現在の三軒茶屋〜太子堂あたりは、大正期に市電が走っていた国道(246号線)を外れるとほとんど家はなかったようですね。

おまけに太子堂の商店街は当時は用水路だったのかっ。


やはり古地図はおもしろい😆




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