やまぼうしー自然の記録帳ー

富山県内の自然を中心に、自然や自然現象を記録にとどめておきたいと思っています。

イタチ(足跡)(富山市新名)

2022-06-12 04:25:51 | 哺乳類

いつも犬と散歩する農道のまわりの水田では、今、「中干し」されている田が増えています。

「中干し」された水田の土には、昼間は姿を見かけない動物たちの足跡が残されています。

農道に沿って残されていたのは、イタチと思われる足跡です。


《中干しされた水田に残されたイタチ?の足跡のパターン 2022/06/09》


《中干しされた水田に残されたイタチの足跡 2022/06/09》

※ 市立図書館から6月11日(土曜日)に借り出してきた本です(妻の借りた本が含まれています)。
   1 『怪虫ざんまいー昆虫学者は今日も挙動不審ー』(小松貴・著)
   2 『クモの世界ー糸をあやつる8本脚の狩人ー』(浅間茂・著)
   3 『猫も老人も、役立たずでけっこう』(養老孟司・著)
   4 『千年の読書ー人生を変える本との出会いー』(三砂慶明・著) 
   5 『あっという間』(南伸坊・著)
   6 『ありがとう!ー僕の役者人生を語ろうー』(草刈正雄・著) 
   7 『ちびねこ』(大島弓子・著) 

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ニホンザル(糞)(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2022-05-06 04:12:41 | 哺乳類

尾籠な話になりますが、今回はニホンザルの「糞」についてです。

公園の駐車場に若葉が散らばっており、ニホンザルのものと思われる真新しい糞が一つ落ちていました。

『哺乳類のフィールドサイン観察ガイド』には、ニホンザルの糞について、こう説明されています。
「サルのフィールドサインで目にしやすいのはフンだろう。フンは基本的にはいくつかの節に分かれた「モスラの幼虫」形だ。ただし、季節や食べ物により色や形にバリエーションがある。例えば、冬季は、冬芽や樹皮を多く食べていて、フンは茶色っぽく三角のおむすびを並べた形。春夏に新芽や若葉を食べると、フンは緑色でやわらかく、節目がわかりにくいソーセージ状。…。フンは…林道の路肩部分、…、岩の上…などでよく見つかる。このような場所は見晴らしがよく、群れが休息に利用する場所のひとつだ。」

ニホンザルの糞については、以前(2019/06/26)、「上高地での糞踏んづけ始末記」をこのブログに次のように投稿しています。
「…河童橋を渡って梓川右岸の道を田代池方面に向かって散策。湿地に設けられた木道を歩いていると、握りこぶし大の踏みつぶされた糞が数mおきに数個落ちていました。…その後、数か所でニホンザルの群れに出会い、ニホンザルが残したばかりの糞も目にしました。この時期の糞は、水分の多い若葉ばかり食べているせいか、緑色で軟らかく、(匂いを除けば)まるで「バジルペースト」のようでした。…。
翌日、梓川の右岸を河童橋から岳沢湿地まで往復したとき、同行者がサルの糞を踏んでいたことに気づきました。近くの谷川で何度も洗い、ホテルに戻ってから洗剤を使い歯ブラシで洗ったうえ消臭剤をかけましたが、匂いはまだ残っていたようです。」 

「#自然観察 #ニホンザル #糞」で投稿しようとしたところ、「タグ名:糞は、受け付けられません」とのメッセージで投稿が受け付けられませんでした。ところが、タイトルの(糞)は問題ないのです。(言い争っても)仕方がないので、タグ名を「ドロッピング」にして投稿しました。


《散らばったサクラの若葉とともに落ちていたニホンザルの新鮮な糞 2022/05/02》


《散らばったサクラの若葉とともに落ちていたニホンザルの新鮮な糞 2022/05/02》

コメント (1)
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ノウサギ(糞)(猿倉山森林公園/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-02-07 04:45:34 | 哺乳類

2021年9月下旬の観察記録です。

猿倉山森林公園の芝生広場は、猿倉山の麓にあり、傾斜地に広がる大きな芝生広場のほか遊具施設や休憩所、駐車場、公衆便所などがあり、ゆっくり楽しむことができます。私も、ときどき、犬を連れてピクニックに出かけています。

この日、芝生の上を犬と散歩していると、ノウサギ(ニホンノウサギ、このあたりだと冬には耳の先の黒い部分を除いて白くなるトウホクノウサギでしょうか)の「ため糞」がありました。それほど新しいものではありません。


《猿倉山の麓にある芝生広場の上部 2021/09/24》


《芝生広場にあったノウサギのため糞 2021/09/24》


《芝生広場にあったノウサギのため糞 2021/09/24》

ノウサギについては、動物写真家の宮崎学さんによるフォトエッセイ(ウエブサイト)『森の動物日記/ノウサギの見つけ方』(2017/2/16)に、個体数の近年の増減や糞のしかたについての興味深い説明がありました。
「長野県伊那谷では、ここ数年来ノウサギが少しずつ見られるようになってきたと兼ねてから発信してきました。30年ほど前の1980年代には、中央アルプス山麓ではまったく姿を消していたノウサギだったので、もう、絶滅してしまうのではないのかと思っていたのです。それが、ここ5年ほどの間に雪の上にちらほらとノウサギ独特の足跡が見られるようになって、その後の動向が気になっていました。それが、今年(2017年)はノウサギの足跡がいたるところで目撃されるのです。もちろん、糞などもあります。これは、ノウサギ完全復活と宣言してよいでしょう。
いまから50年ほど前の1970年前半までは、ノウサギはいたるところに生息していました。
中央アルプスのロープウェイのある県道では、夜間に車を走らせると、10kmほどの道のりだけで、多い夜には70頭ほども林道に飛び出してきたものです。とにかく、ノウサギだらけでした。
それが、1980年代には同じ道路を走っても一頭も飛び出すことなく、雪道にもノウサギの足跡が目撃できませんでした。そして、いつかは復活することを夢見ていたら、ここ数年の間に少しずつノウサギの足跡が見られるようになってきたのです。
…糞がまとまってたくさん残るのは「ため糞」なので、ノウサギが安心して長時間すごす重要な場所。こうした糞のちかく100m以内には必ずノウサギの姿があります。
活動中のノウサギは便意を催すたびに糞をどこへでも落としていきます。本来はそうした一粒の糞を見つけることのほうが多いのです。
自然界は30年単位くらいで、植物などが盛衰を繰り返して動いているものです。
…今回のノウサギの復活劇も、こうした30年スパンの一つに過ぎないと思うのです。
このあと、再び激増期を迎えて、30年ほどして、また衰退していく可能性もあります。
そこを見届けていくのが、私たち現代人の自然観なのではないのか、と思っています」

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ノウサギ(足跡)(猿倉山/富山市[大沢野町]舟倉)

2022-01-11 18:04:36 | 哺乳類

年が明けて初めて、寺家公園~猿倉山森林公園方面に出かけました。晴れていましたが、風が強く、手が凍える寒さです。

寺家の集落から公園の駐車場まで、車道が除雪されていないので50mほど歩きました。積雪は4~50cm、中途半端に固まっていて、歩きにくいことこの上ありません。なんとか辿り着きましたが、思ったとおりトイレは冬期閉鎖、入り口には板が張り付けられていました。

周辺のサクラの幹を探しましたが、フユシャクなどは見つからず。見かけた雪上の足跡もキツネとテン(?)のもので、目当てのニホンザルの足跡はありませんでした。

猿倉山森林公園への途中で見かけたのは、ノウサギの足跡です。車道から少し離れていましたが、雪の中歩いていく元気がなかったので、遠くから撮った写真だけです。

ノウサギは近年非常に少なくなった印象があります。50年ほど前くらいまでは、この季節、各地区の猟友会が恒例のウサギ狩りを行い、自慢気に何十頭もの成果のウサギを手にした猟友会員の写真が連日のように地元の新聞のローカル記事に載っていたものです。ノウサギの植林への被害を少なくするという趣旨で、キツネなどの放獣まで行われていました。

「十年一昔」と言いますが、五十年だと五昔、世の中そして世の中に影響される人里などの自然が大きく変わる筈です(私も二十台から七十代に、昔のように雪の中は歩けません)。

 
ついでに、二昔ほど前、閉山間近で人っ子一人いない立山で撮ったノウサギの足跡の写真(ポジフィルム)を載せておきます。私は50代前半、快晴で、時おりライチョウの鳴き声が聞こえてくるくらいの静寂な世界を独り占め、スノウシュウで歩き回って生きものの足跡などを探して楽しんでいました。
 
《冬期閉鎖されていたトイレ 2022/01/08》
 
《公園の駐車場から寺家の集落までの車道(赤丸内はマイカー) 2022/01/08》
 
《山裾の耕作地に残されていたノウサギの足跡 2022/01/08》


《立山を背景にノウサギの足跡(立山・天狗平2,350m付近) 2001/11/22》

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ホンドギツネ(足跡)(富山市太田南町)

2022-01-11 03:40:52 | 哺乳類

いつもの犬との散歩コースの農道周辺で、雪の上に残された足跡でいちばん目につくのは、キツネの足跡です。

ふつうの速度で歩いたキツネの足跡は、後足が前足に重なりますが、キツネはタヌキやイヌに比べると肩幅がせまいので、足跡が一直線になります(50㎝ほどの間隔で左右の足跡が交互につく)。(『アニマル・ウオッチングー日本の野生動物ー』参照)


《一直線に残されたキツネの足跡 2022/01/06》


《用水をジャンプして跳び越えたキツネの足跡 2022/01/06》


《用水をジャンプして跳び越えたキツネの着地した足跡 2022/01/06》


《イヌの足跡 2022/01/06》


《イヌの足跡 2022/01/06》


《葉の縁についた霜 2022/01/06》


《葉の縁についた霜 2022/01/06》

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イタチ類(足跡)(富山市太田南町)

2022-01-09 19:14:03 | 哺乳類

いつもの犬との散歩コースの農道を歩いていると、用水のそばなどで雪の上にイタチ類の足跡を見かけます。周辺の環境や足跡の大きさからすると、ニホンイタチかチョウセンイタチのようです。

イタチ類は、雪の上ではピョンピョンと跳ねることが多く、後足が前足に重なるので、足跡は左右が一対になって約30㎝間隔で残っています。(『アニマル・ウオッチングー日本の野生動物ー』など参照)


《用水の縁に続くイタチ類の足跡 2022/01/06》


《用水の縁に続くイタチ類の足跡 2022/01/06》


《左右が一対となったイタチ類の足跡 2022/01/06》


《水田に張った等圧(高)線模様の氷 2022/01/06》


《水田に張った等圧(高)線模様の氷 2022/01/06》

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ネズミ類(足跡)(富山市太田南町)

2022-01-08 18:15:40 | 哺乳類

きちんと圃場整備され用水路もコンクリート化した水田にも、数は多くなくてもネズミは棲んでいるようです。一面の水田の上空を、ネズミを狙うチョウゲンボウがホバリングする姿をときどき見かけることもあります。

いつもの犬との散歩コースの農道の傍でも、雪の上にネズミ類の足跡を見かけます。周辺の環境や足跡の大きさからすると、ハタネズミかハツカネズミのようですが、このあたりの耕作地周辺で死骸を見かけたことのあるハタネズミである可能性が大きいと思います。雪上に残された足跡の密度はそれほど大きくありません。ネズミ類を餌にしているイタチやキツネはたいへんだと思います。

ネズミ類は体重が軽く小さいので、雪の上に綺麗に足跡が残ることは少ないのですが、歩行のパターンや行動などでネズミ類の足跡とわかります。

ネズミ類は、雪面では両足をそろえてピョンピョンと跳んで進むことが多く、柿の種を並べたような一対ずつの足跡が点々と続いています。また、前足の一方がはみ出して三つ一組になった足跡も見られ、足跡のすぐ後ろにまっすぐな尾の跡の見られることもあります。(『アニマル・ウオッチングー日本の野生動物ー』など参照)


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡 2022/01/06》


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡 2022/01/06》


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡(赤矢印は尾の跡) 2022/01/06》


《水田の雪面に残るネズミ類の足跡 2022/01/06》

※ 市立図書館から1月8日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『日本の美しい里と花の絶景』(富田文雄・著)
   2 『杉浦日向子ベスト・エッセイ』(杉浦日向子・著)
   3 『新匠の時代1』(内橋克人・著)

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ホンドギツネ(足跡)(富山市営農サポートセンター/富山市月岡町)

2022-01-02 16:04:10 | 哺乳類

朝から晴れて、放射冷却の寒さ。今年初めての野外観察に絶好と、いつもの公園に出かけました。

公園を縦断する用水の法面に、いつもなら見られるはずのイタチやネズミの足跡は見られません。

公園に入ると、園路に点々とキツネ(ホンドギツネ)の足跡が残っていました。

ウスバフユシャクの♀を見つけようと思って来たのですが、あまりにも寒く、新年早々病気(脳梗塞)を再再発すると怖いので早々に撤退しました。


《何の足跡も見られない用水の法面(立山連峰に朝日が昇るところ) 2012/01/02》


《公園に人の足跡はありません(雪面の乱れは樹木からの落雪の跡) 2012/01/02》


《園路に続くキツネの足跡(雪面の乱れは樹木からの落雪の跡) 2012/01/02》


《園路に続くキツネの足跡 2012/01/02》


《キツネの足跡 2012/01/02》


《カリンの幹のウスバフユシャク 2012/01/02》


《カリンの幹のウスバフユシャク 2012/01/02》


《ソメイヨシノ幹で雪の中で死んでいた(仮死?)のウスモンフユシャク 2012/01/02》


《ソメイヨシノ幹で雪の中で死んでいた(仮死?)のウスモンフユシャク 2012/01/02》

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ニホンザル(寺家公園/富山市[大沢野町]寺家)

2021-11-07 04:21:14 | 哺乳類

このところ、秋の蛾を見に、猿倉山森林公園に出かけています。施設がきちんと管理がされているので、8時前に行かないと掃除されてきれいになってしまいます。この日は7時半ころに着き、炊事棟などめぼしいところに立ち寄りましたが、蛾はほとんどいませんでした。秋の蛾は、終わったのでしょうか?

気を取り直して立ち寄った寺家公園も同じでした。あまりに寒いのでもう帰ろうと車に戻ったところ、あたりにニホンザルの群れがいるのに気づきました。

子ザルたちが、あちらでもこちらでもふざけあい。落ち葉の積もった斜面を転がったり、組み伏せあったり、ぶら下がって掴み合ったり。まるで、人間の子どもたちがふざけあっているようです。遊びの中に、これから生きていくために必要ないろいろなことが含まれているのでしょうか?

おもしろくて、10分ほど車の中から見ていました。そのうち、群れは斜面を登って行って、視界から消えました。


《ふざけ合うニホンザルの子ザル 2021/11/06》


《ふざけ合うニホンザルの子ザル 2021/11/06》


《ふざけ合うニホンザルの子ザル 2021/11/06》


《ふざけ合うニホンザルの子ザル 2021/11/06》

※ 市立図書館から11月06日(土曜日)に借りだしてきた本です(妻の本も含まれています)。
   1 『昆虫館はスゴイ!ー昆虫館スタッフの内緒話』(全国昆虫施設連絡協議会・編)
   2 『本当に小さな庭づくりー日陰でも大丈夫!ー』(高山徹也・著)
   3 『上高地・安曇野・黒部・松本ーおとなの旅プレミアムー』
   4 『フランスの美しい村100ーいつか旅してみたいー』(パイ インターナショナル・編)
   5 『大人のチーズケーキとチーズのお菓子ーチージケーキのカリスマが教えるー』(石橋かおり・著)
   6 『野菜がおいしくなるクイズ』(緒方湊・著)
   7 『コーヒーと短編』(庄野雄治・編)

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ジネズミ(死骸)(富山市流杉)

2021-10-07 04:47:02 | 哺乳類

北陸自動車道に沿った道を自転車で走っていて、路上に小さなネズミの死骸が落ちているのに気づきました。近寄ってよく見ると、ネズミではなくモグラの仲間のジネズミでした。

ジネズミは、「…モグラの仲間であるが、地中で生活せずに地上で生活するので、発達した前足などは持っておらず、外見はネズミに近い。日本のジネズミ類の中では大きい方…とがった鼻を持ち…。尾は、基部が太く先に向かって細くなる。尾には、全面を覆う短い毛があり、基部にまばらな長い毛がある。」と、ウェブサイト『ウィキペディア(Wikipedia)/ジネズミ』2021/01/06に記載されています。

写真を見ると、尾には、全面を覆う短い毛があり、基部にまばらな長い毛がありました。


《路上で死んでいたジネズミ 2021/10/02》


《路上で死んでいたジネズミ 2021/10/02》


《路上で死んでいたジネズミ(光っているのは1円玉)2021/10/02》


《路上で死んでいたジネズミ(耳介は比較的大きく毛の外に出ている) 2021/10/02》


《路上で死んでいたジネズミ(基部にまばらな長い毛) 2021/10/02》

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ニホンザル(その②)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-11-05 13:33:40 | 哺乳類
2020/10/19のブログでニホンザルについて紹介した樹木園に、今度はカメラに十分充電をして出かけました。目的は、ニホンザルとホシミスジの幼虫です。

樹木園の入り口付近で、幸先よくニホンザルの群れに出会いました。日当たりのいいところで、のんびりとグルーミングしています。気がついたのは4~5頭だったので、車の中から少しだけ写真を撮って駐車場に向かいました。

駐車場に車を停め、歩き出してすぐに目にしたイノシシによる掘り荒らしの光景については、2020/11/04のブログで紹介しました。

この日は、残念ながら入り口で出会った以外、ニホンザルには出会えず。しかたないので、ニホンザルが食べたと思われるカキとクリの痕跡を写しました。

ホシミスジの幼虫探しは、まだシモツケの葉がまったく落葉していなのであきらめ、完全に落葉してから探すことにしました。(ホシミスジはシモツケの葉に小さな越冬巣つくります。)


《仲間にグルーミングをするために近寄るニホンザル 2020/10/31》


《グルーミングするニホンザル 2020/10/31》


《ニホンザルによるカキの食痕 2020/10/31》


《ニホンザルによるカキの食痕 2020/10/31》


《ニホンザルによるクリの食痕 2020/10/31》


《ニホンザルによるクリの食痕 2020/10/31》

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イノシシ(痕跡)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-11-04 08:48:13 | 哺乳類

駐車場に車を停め、身支度を整え、歩き出した途端、眼の前に信じられない唖然とする光景が広がっていました。きれいに整備された芝生広場などがあちこち掘り返され、まるで粗く耕されたようになっているのです。

近寄ってみると、イノシシの足跡が残っていました。イノシシが芝生の下のミミズや昆虫などを狙って掘り起こした跡のようです。ただ、ミミズなどを探すため土を掘り返すという説には、牙を土に突き刺して楽しんでいるだけだとの異論もあります。

どちらにしても、イノシシの仕業に違いはないようです。


《イノシシに掘り返された芝生 2020/10/31》


《イノシシに掘り返された芝生 2020/10/31》


《イノシシに掘り返された芝生 2020/10/31》


《イノシシに掘り返された芝生(イノシシの足跡が残っています) 2020/10/31》

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ニホンザル(食痕)(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-10-21 06:09:03 | 哺乳類

2020/10/19にニホンザルを見かけたとき、この猿たちの食痕がないか気になりました。

東屋のそば、芝生地に残されたカキノキの下には、食べかけの小さなカキの実がいくつも落ちていました。状況からすると、ニホンザルの食べ痕ではないかと思います。

また、ところどころにあるシバグリの木の周りには、イガや実入りの少ない実がたくさん落ちていましたが、①食痕の残された実が見つからないこと、②イガが集められているように見えること、③ヒトもシバグリをよく拾うことなどから、ニホンザルの食痕とは言い切れません。


《カキノキの木の周辺に残されていた食痕の残された実 2020/10/19》


《カキノキの木の周辺に残されていた食痕の残された実 2020/10/19》


《カキノキの木の周辺に残されていた食痕の残された実 2020/10/19》


《シバグリの木の周辺に残されていたイガなど 2020/10/19》


《シバグリの木の周辺に残されていたイガなど 2020/10/19》

※ 今は紅葉の季節。紅葉もきれいですが、落ち葉にも風情があります。なかでも私が好きなのは、カキノキの紅葉と落ち葉です。10年以上前、京都西賀茂の正伝寺で見たカキノキの紅葉と庫裏で出迎えてくれたカキノキの落ち葉で作られた履物は印象的で、以来、カキノキの紅葉と落ち葉が好きになりました。
  この日も、カキノキの落ち葉を拾って帰り、妻に「履物」をつくってもらいました。


《カキノキの落ち葉 2020/10/19》


《カキノキの落ち葉で妻が作った履物 2020/10/19》


《正伝寺で迎えてくれたカキノキの落ち葉の履物 2008/10/18》

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ニホンザル(県森林研究所樹木園/立山町吉峰)

2020-10-19 12:07:02 | 哺乳類

久しぶりに樹木園にでかけました。朝9時ころに駐車場に着きましたが、とまっていた車は1台だけ。

利用者はまだほとんどいないはずなのに、近くの林のあちこちから、ざわめきのような、話し声のような気配がしてきます。駐車場のすぐ近くにある炭焼き体験施設の屋根にニホンザルが数頭。よく見ると、近くにもまだ何頭もいます。

栗や柿、冬を前にドングリなど秋の をお腹いっぱい食べたのでしょうか、どの猿ものんびり毛づくろいなどをしていました。

(調子に乗ってシャッターを押しすぎて、それから間もなく、敢え無く電池切れ。予定を早めて帰宅です。)


《屋根の上のニホンザル 2020/10/18》


《屋根の上のニホンザル 2020/10/18》


《屋根の上のニホンザル 2020/10/18》


《毛づくろいするニホンザル 2020/10/18》


《毛づくろいするニホンザル 2020/10/18》


《ニホンザル(何をしているのでしょうか?) 2020/10/18》

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カモシカ(富山市[大山町]原)

2020-05-12 19:18:03 | 哺乳類

立山山麓家族旅行村に向かって県道を走っていると、極楽坂スキー場の少し手前で何かの気配を感じました。車を停めて気配のする方を見ると、20mほどのところにカモシカがいました。片方の角が短いカモシカです(個体識別が簡単にできそうです)。車の方はあまり気にせず、さかんにスギナなどの草を食べていました。


《県道から20mほどのところで草を食べていたカモシカ 2020/05/12》


《片方の角が短いカモシカ 2020/05/12》


《さかんにスギナなどの草を食べるカモシカ 2020/05/12》


《さかんにスギナなどの草を食べるカモシカ 2020/05/12》

※ 昨日、明日に備えてカメラを充電しておこうと思っていたのに、いつもの怠け癖で(まだ大丈夫だろううと)充電しないまま出かけてしまいました。目的地(家族旅行村)の手前で出会ったカモシカの写真を連射でたくさん撮ったせいもあって、目的地では数枚写した時点で電池切れになってしましました(このカメラは事前に電池の容量を示してくれず、いきなり「突然ですが…」と切れてしまうのが大問題です)。これまでに何度も同じ失敗を繰り返しています。
  写真を撮れないと意味がないので、予定を早めて帰りました。トホホ…。

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