ブラームス
交響曲第1番
指揮…ラトル
演奏…ベルリンフィル
好み度…5(5点満点)
両端楽章での凄みと輝きを同居させたような分厚く豊かで重量感たっぷりの響き、第2楽章での深みを加えた美しさ、全編通してその完成度と一音一音の質の高さと調和の絶妙さ、こういう演奏を聴いていると、やっぱりベルリンフィルはこの曲は自分らが最高峰という自信と自負と持っているような気がするし、オーソドックスで堂々たる演奏は典型の中の極みを聴くかのような感がある。
どの楽章をとっても自信に満ちた緊張感と充実感が薄らぐことはなく、所謂一流どころが満を持して放つとはこういうことか、と恐れ入る感もある。
劇的なフィナーレだったり、推進力だったり、響きの重さだったり、そういった側面から秀でた演奏は他にもあるだろうけど、そういった特定の視点からの良し悪しは凌駕して、ある意味究極のブラ1、という感じの一級の名盤でしょう。ちょっと大き目の音量で聴くとよりその感を感じられるように思う。
交響曲第1番
指揮…ラトル
演奏…ベルリンフィル
好み度…5(5点満点)
両端楽章での凄みと輝きを同居させたような分厚く豊かで重量感たっぷりの響き、第2楽章での深みを加えた美しさ、全編通してその完成度と一音一音の質の高さと調和の絶妙さ、こういう演奏を聴いていると、やっぱりベルリンフィルはこの曲は自分らが最高峰という自信と自負と持っているような気がするし、オーソドックスで堂々たる演奏は典型の中の極みを聴くかのような感がある。
どの楽章をとっても自信に満ちた緊張感と充実感が薄らぐことはなく、所謂一流どころが満を持して放つとはこういうことか、と恐れ入る感もある。
劇的なフィナーレだったり、推進力だったり、響きの重さだったり、そういった側面から秀でた演奏は他にもあるだろうけど、そういった特定の視点からの良し悪しは凌駕して、ある意味究極のブラ1、という感じの一級の名盤でしょう。ちょっと大き目の音量で聴くとよりその感を感じられるように思う。