ブラームス
交響曲第2番
指揮…セーゲルスタム
演奏…ラインラント=プファルツ州立フィル
好み度…5(5点満点)
冒頭から全編通して、おおらかにゆったりした運びと、やや残響多めの録音で厚く明るい情感豊かな響き。低弦も情感豊かに響いて腰を据えた安定感と心地よい重量感もある。金管のかぶせ方とかもさりげなく効果的に趣を添え、ティンパニも要所で力強く活を与える。木管もうるおいのある響きで、第2楽章等でもさりげないが心地よい。
終楽章もゆったりめ、爆発力を感じるとか、推進力で押すとかというタイプではないが、おおらかで明るい開放的な響きは力感に不足なく、10分を超えるが活力を削がれている感もない。フィナーレも厚く爽快に〆、聴いた後の充実感に不足なし。あまり聴いたことない指揮者と楽団だったが、よいものに巡り合えた感のある、おおらかで情感も豊かな秀演。
交響曲第2番
指揮…セーゲルスタム
演奏…ラインラント=プファルツ州立フィル
好み度…5(5点満点)
冒頭から全編通して、おおらかにゆったりした運びと、やや残響多めの録音で厚く明るい情感豊かな響き。低弦も情感豊かに響いて腰を据えた安定感と心地よい重量感もある。金管のかぶせ方とかもさりげなく効果的に趣を添え、ティンパニも要所で力強く活を与える。木管もうるおいのある響きで、第2楽章等でもさりげないが心地よい。
終楽章もゆったりめ、爆発力を感じるとか、推進力で押すとかというタイプではないが、おおらかで明るい開放的な響きは力感に不足なく、10分を超えるが活力を削がれている感もない。フィナーレも厚く爽快に〆、聴いた後の充実感に不足なし。あまり聴いたことない指揮者と楽団だったが、よいものに巡り合えた感のある、おおらかで情感も豊かな秀演。