ブラームス
ピアノ協奏曲第2番
ピアノ…アンダ
指揮…フリッチャイ
演奏…ベルリンフィル
好み度…5(5点満点)
ピアノもオケも結構力強い活気を持って実直剛毅。けどその剛毅はブラームス的な温かくも毅然とした重厚な美しさともなってストレートなよさを味わう感がある。フリッチャイらしいといえばらしい。
録音は1960年の録音だが古さは感じさせない。
ピアノは情感濃く、大きく、力強く、凛々しく美しい。
同じく心地よく情の乗ったメリハリの効いた力強いオケとの協奏で、ピアノとオケ両主役の立派なピアノ協奏曲となっている。
その力強さには明るさが漂うようなところもあり、他の盤ではイタリア旅行を契機に、といわれても終楽章を除きあまりピンと来ないがこの盤を聴いていると頷けるような、ある意味情熱的雰囲気もある盤のように思う。
第3楽章ではチェロもピアノも温かみのある音色を聴かせて幽玄とはちがった美しさを聴かせる。
終楽章もちょっと他にないくらいしっかり鳴らし、結構長いこの曲を聴き疲れさせることもなく明るく活気に満ちて充実感を持ってこの曲を〆ている。
大きく、力強く、凛々しくもロマン的といえるほどの濃い情感を漂わせた、名盤。
ピアノ協奏曲第2番
ピアノ…アンダ
指揮…フリッチャイ
演奏…ベルリンフィル
好み度…5(5点満点)
ピアノもオケも結構力強い活気を持って実直剛毅。けどその剛毅はブラームス的な温かくも毅然とした重厚な美しさともなってストレートなよさを味わう感がある。フリッチャイらしいといえばらしい。
録音は1960年の録音だが古さは感じさせない。
ピアノは情感濃く、大きく、力強く、凛々しく美しい。
同じく心地よく情の乗ったメリハリの効いた力強いオケとの協奏で、ピアノとオケ両主役の立派なピアノ協奏曲となっている。
その力強さには明るさが漂うようなところもあり、他の盤ではイタリア旅行を契機に、といわれても終楽章を除きあまりピンと来ないがこの盤を聴いていると頷けるような、ある意味情熱的雰囲気もある盤のように思う。
第3楽章ではチェロもピアノも温かみのある音色を聴かせて幽玄とはちがった美しさを聴かせる。
終楽章もちょっと他にないくらいしっかり鳴らし、結構長いこの曲を聴き疲れさせることもなく明るく活気に満ちて充実感を持ってこの曲を〆ている。
大きく、力強く、凛々しくもロマン的といえるほどの濃い情感を漂わせた、名盤。