ブラームス
交響曲第1番
指揮…ヤルヴィ
演奏…ロンドン響
好み度…4.5(5点満点)
教会での録音だからなのか、残響美しいどちらかといえば高音に広がった響きの印象であり、低音がゴツゴツ効いているような演奏ではない。
低弦も鳴っているが、録音上あまり低く感じられない、といった面があるのかもしれない。教会特有の美しい残響に包まれるせいか、弾き方にそれほどメリハリは感じられず、各パートの輪郭は溶け合い、第3楽章などではその美しさはよい方向に作用しているようにも思えるが、全体的にやや深みを欠くような印象も受け、ブラ1の響きとしてはややもの足りなさを感じるかもしれない。
ただ、全体として薄っぺらでない厚さもあり、どこかほの暗さも感じるアンサンブルは良質ではあるし、フィナーレのたっぷり謳った輝かんばかりの凱歌はなかなか他では聴かれないものであり、フィナーレのゆっくり堂々としたものを聴きたい方には貴重な1枚となると思う。
交響曲第1番
指揮…ヤルヴィ
演奏…ロンドン響
好み度…4.5(5点満点)
教会での録音だからなのか、残響美しいどちらかといえば高音に広がった響きの印象であり、低音がゴツゴツ効いているような演奏ではない。
低弦も鳴っているが、録音上あまり低く感じられない、といった面があるのかもしれない。教会特有の美しい残響に包まれるせいか、弾き方にそれほどメリハリは感じられず、各パートの輪郭は溶け合い、第3楽章などではその美しさはよい方向に作用しているようにも思えるが、全体的にやや深みを欠くような印象も受け、ブラ1の響きとしてはややもの足りなさを感じるかもしれない。
ただ、全体として薄っぺらでない厚さもあり、どこかほの暗さも感じるアンサンブルは良質ではあるし、フィナーレのたっぷり謳った輝かんばかりの凱歌はなかなか他では聴かれないものであり、フィナーレのゆっくり堂々としたものを聴きたい方には貴重な1枚となると思う。
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