チャイコフスキー
交響曲第4番
指揮…マゼール
演奏…ウィーンフィル
好み度…4.5(5点満点)
冒頭のファンファーレからして重みがあって力強い。
続く第1楽章は弦も金管も力強く存分に鳴り、妥協のないアンサンブルで全体として重厚な力感を印象付け、ある意味ウィーンフィルらしからぬ豪快な響きは堂々爽快で心地よい。
第2楽章は特に叙情を誘うこともなく比較的穏やかな趣。
終楽章は第1楽章ほどの厳しい力感はやや薄れるような感もあるが、この曲の終楽章としてはやや落ち着いたテンポの中でしっかりした力強い響きを聴かせ、フィナーレも少し熱みも帯びた力強い響きの中、堂々と〆ている。
マゼールを評して情がないといったような評も見受け、確かにそんなところがあるようにも思うが、言ってみれば冷たく青く燃える炎のような、厳しさの中に厳とした力強さと甘くない情を感じる、そんな演奏のように思う。
交響曲第4番
指揮…マゼール
演奏…ウィーンフィル
好み度…4.5(5点満点)
冒頭のファンファーレからして重みがあって力強い。
続く第1楽章は弦も金管も力強く存分に鳴り、妥協のないアンサンブルで全体として重厚な力感を印象付け、ある意味ウィーンフィルらしからぬ豪快な響きは堂々爽快で心地よい。
第2楽章は特に叙情を誘うこともなく比較的穏やかな趣。
終楽章は第1楽章ほどの厳しい力感はやや薄れるような感もあるが、この曲の終楽章としてはやや落ち着いたテンポの中でしっかりした力強い響きを聴かせ、フィナーレも少し熱みも帯びた力強い響きの中、堂々と〆ている。
マゼールを評して情がないといったような評も見受け、確かにそんなところがあるようにも思うが、言ってみれば冷たく青く燃える炎のような、厳しさの中に厳とした力強さと甘くない情を感じる、そんな演奏のように思う。
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