チャイコフスキー
交響曲第5番
指揮…ゲルギエフ
演奏…マリインスキー管
好み度…4.5(5点満点)
2010年パリライブ、DVDが先行した演奏のCD盤。
かなりゆっくり沈うつな雰囲気の出だしから始まり、ゲルギエフらしい演出たっぷりの濃厚な演奏。ただ、演奏するほうももはや慣れすぎちゃっているのか、昔のゲルギエフに聴かれたような熱さとかわけのわからない力感みたいなものは感じられない。
ゲルギエフはチャイコの後期3交響曲の中ではこの曲とがいちばん相性がいいように思われ、ゆったり情感濃く歌う様はとりようによってはあざといようでもあるが、やっぱりチャイ5らしいしゲルギエフらしいようにも思う。虚飾めいた濃い情とか甘さとか、そういった部分をゆったりたっぷり聴きたいときにはそうそうない盤のように思う。
あまり記憶も定かではないがウィーンフィルとのライブ盤で感じた荒っぽいまでの野生味(ゲルギは「野生味」と語られるのをよく見るが、正規盤で野性味を感じるのはこの盤くらいではなかろうか)とは趣を全く異にしているように思う。
交響曲第5番
指揮…ゲルギエフ
演奏…マリインスキー管
好み度…4.5(5点満点)
2010年パリライブ、DVDが先行した演奏のCD盤。
かなりゆっくり沈うつな雰囲気の出だしから始まり、ゲルギエフらしい演出たっぷりの濃厚な演奏。ただ、演奏するほうももはや慣れすぎちゃっているのか、昔のゲルギエフに聴かれたような熱さとかわけのわからない力感みたいなものは感じられない。
ゲルギエフはチャイコの後期3交響曲の中ではこの曲とがいちばん相性がいいように思われ、ゆったり情感濃く歌う様はとりようによってはあざといようでもあるが、やっぱりチャイ5らしいしゲルギエフらしいようにも思う。虚飾めいた濃い情とか甘さとか、そういった部分をゆったりたっぷり聴きたいときにはそうそうない盤のように思う。
あまり記憶も定かではないがウィーンフィルとのライブ盤で感じた荒っぽいまでの野生味(ゲルギは「野生味」と語られるのをよく見るが、正規盤で野性味を感じるのはこの盤くらいではなかろうか)とは趣を全く異にしているように思う。
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