ブラームス
交響曲第2番
指揮…ビエロフラーヴェク
演奏…チェコフィル
好み度…5(5点満点)
重厚ではないし、ブラームス的ではないかもしれないし、聴きようによっては線が細く感じられるかもしれないし、派手ではないけれど、心の機微に触れるような清らかな優しさと上質な質感を持った他には替え難い演奏のように思う。繊細さと郷愁を帯びた「香り」を感じるような豊かな響きは、指揮者もいいんだろうけど、チェコフィルならではなのかな、とも思う。
第1楽章から透明感と機能性の高さもを十分に感じさせた郷愁を帯びた響きは魅力的だし、第2楽章では敬虔さもまとって特有の雰囲気を感じ、終楽章でも力感というよりは清楚な息吹を持った活力を感じさせる。
チェコフィルは他のオケの重厚感とかとはちょっとちがった雰囲気をつくって、その機能的でありながらくすまない清廉感ある美しさと郷愁を漂わせる響きは意外にブラームスに合う。
どこがどうというのではないんだけど、中庸であるが凡庸でない、変な言い方だが、ブラームスらしくない清廉な清清しさを湛えた、透明感のある美しさと心安らぐような情緒漂う、これは名演と呼んでよい演奏と思う。
録音も美しく、ちょっとファンになりそうな盤である。
交響曲第2番
指揮…ビエロフラーヴェク
演奏…チェコフィル
好み度…5(5点満点)
重厚ではないし、ブラームス的ではないかもしれないし、聴きようによっては線が細く感じられるかもしれないし、派手ではないけれど、心の機微に触れるような清らかな優しさと上質な質感を持った他には替え難い演奏のように思う。繊細さと郷愁を帯びた「香り」を感じるような豊かな響きは、指揮者もいいんだろうけど、チェコフィルならではなのかな、とも思う。
第1楽章から透明感と機能性の高さもを十分に感じさせた郷愁を帯びた響きは魅力的だし、第2楽章では敬虔さもまとって特有の雰囲気を感じ、終楽章でも力感というよりは清楚な息吹を持った活力を感じさせる。
チェコフィルは他のオケの重厚感とかとはちょっとちがった雰囲気をつくって、その機能的でありながらくすまない清廉感ある美しさと郷愁を漂わせる響きは意外にブラームスに合う。
どこがどうというのではないんだけど、中庸であるが凡庸でない、変な言い方だが、ブラームスらしくない清廉な清清しさを湛えた、透明感のある美しさと心安らぐような情緒漂う、これは名演と呼んでよい演奏と思う。
録音も美しく、ちょっとファンになりそうな盤である。
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