ベートーヴェン
交響曲第3番「英雄」
指揮…マズア
演奏…ゲヴァントハウス
好み度…4(5点満点)
マズアは柔らかい曲が合っているような気がするし、この組み合わせの録音は柔らかく少し明るめの録音が多いようで、そんなあたりも例えばチャイコでは5番が一番しっくりきていたような気がするし、ベートーヴェンの中でも柔らかい雰囲気も併せ持つこの曲では合っているような気がする。
重くならずに快活に、しかし低音も心地よく響いていて、テンポは普通かあるいは少しだけ早目かな、くらいで、ゲヴァントハウスの音色がいい。
特に弦がいい。明るめだけど、少し湿気と渋みを含んだような柔らかい艶があって。
何か新しい楽譜でやっているらしいがそのあたりはあまり感じず、むしろその他解釈は極めてオーソドックス、ガツンとした印象を残す盤ではないが、明るい中にほのかな深みと風雅な雰囲気を感じさせる、いい盤だと思う。
交響曲第3番「英雄」
指揮…マズア
演奏…ゲヴァントハウス
好み度…4(5点満点)
マズアは柔らかい曲が合っているような気がするし、この組み合わせの録音は柔らかく少し明るめの録音が多いようで、そんなあたりも例えばチャイコでは5番が一番しっくりきていたような気がするし、ベートーヴェンの中でも柔らかい雰囲気も併せ持つこの曲では合っているような気がする。
重くならずに快活に、しかし低音も心地よく響いていて、テンポは普通かあるいは少しだけ早目かな、くらいで、ゲヴァントハウスの音色がいい。
特に弦がいい。明るめだけど、少し湿気と渋みを含んだような柔らかい艶があって。
何か新しい楽譜でやっているらしいがそのあたりはあまり感じず、むしろその他解釈は極めてオーソドックス、ガツンとした印象を残す盤ではないが、明るい中にほのかな深みと風雅な雰囲気を感じさせる、いい盤だと思う。