得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・冬の喜多方・裏路地めぐり。

2010-02-07 17:30:43 | Weblog



蔵のまち、喜多方から、

街じゅう、どこへ行っても雪・雪のなかを、「町歩き蔵巡り」です。本年度2回~3回目の大雪でしょうか、我が家の前で今朝の積雪が45cmありました。除雪車が未明からフル活動で道路だけは車が通れる程度に除雪が済みました。

昨日は一日中吹雪でしたが、雪もやみ、時折陽がさすお天気で大変助かりました。

昨日の北方(きたかた)蔵文化シンポジウムの続きです。2月6日(土)~7日(日)。
2日目の本日は、町歩き蔵巡りです。「冬の喜多方・裏路地めぐり」参加費無料です。先日も記したとおり、即日定員の2倍の申込を頂きました。地元はもちろん県外から、京浜地区からのお客さんも参加です。60数名の参加で時間を少しづつづらしながら、4班に分かれて南町、あづまさより~町を横断~縦断して駅前まで、12:30を目標に、2時間30分のコースをゆっくりと楽しんでいただきました。 足元は雪・雪で大変でした。

私はシンガリ4班の皆さんと一緒に町歩きです、年配の方から若い方までです、男女半数ぐらいでしたが外国の方が2名参加です、市内の学校の英語の先生です。warehouse・に大変興味を持っている方で、いつも蔵めぐりを楽しみにしているそうです、

本日の町歩きの為に普段は非公開の蔵を数箇所公開していただきました。その一つに南町の油屋さんです、江戸時代建造の店蔵です。2階の床を支える梁が20cmx40cmのケヤキの通しで6間です。千葉県からお出での建築士の方が大変熱心に見てました、初めて見ましたと、次いで前にブログに投稿してますが、南町の20間蔵です。現在空き蔵になってますが、長さが20間の2階建ての巨大蔵の空間には圧倒されます。元は酒造の醸造蔵でした。

そして市内のポイントを12ヶ所見学して最後に駅前の「JAの石蔵」です。この蔵も外観は数回ブログに投稿してますが、本日は特別に内部を公開して頂きました。石蔵は元の米蔵で何処の農業協同組合でも駅前に大きな石蔵を持ってました。今では残り少なくなってきましたが石蔵も大切な文化遺産です。特にJAの米蔵は巨大な蔵です、20間x6間という大きな蔵です。喜多方の隣の西会津町は石の産地であり、野沢石としていろんな用途に使われました。蔵もその一つです完全に石だけで造られた蔵で屋根の小屋組は木造のトラス組(合掌・洋組です)
本日蔵路地めぐりに参加された皆さんにとっては大変有意義な蔵めぐりであったと思います。

画像は塗り師の蔵が多い所で駅に近い方で、天満前の路地です。これから石蔵へ向うところです、どちらを観てもご覧のように雪、雪の街でした。

本日参加された皆さん本当にお疲れさまでした。そして喜多方蔵の会と、本日のスタッフ・喜多方蔵のまちづくりセンターの皆さんに御礼を申し上げます。