得さんのページ

喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・一尺五寸の巨大雛。

2010-02-22 18:22:41 | Weblog
蔵のまち、喜多方から、

本日も素晴らしい晴天でした、気温も上がったようです。私はひなの蔵めぐりを楽しんできました。FTV・福島テレビの名和田アナウンサーを案内して、小田付蔵通り、南町の蔵のお屋敷へ、非公開のお雛様を、実行委員会の方よりお願いをして拝見してきました。

週末に福島テレビより放送されますので番組をご覧下さい。2月27日(土)放送予定です。
「蔵のひなめぐりin喜多方」。

画像が本日のお雛様の女雛です。かなりの大型です、実際にお許しを得て計測しました、
なんと高さが一尺五寸近くありました。これだけ大型のお雛様にはなかなかお目に掛かれません。
江戸時代お雛様が最も大型になった享保雛から古今雛に移行する時期のお雛様でしょうか、
かなり大型の人形ですが、享保雛の特長である袴のなかに綿を多く入れて丸くふくませてあるお雛様とは少し違います。

さらのそれ以前のお雛様・寛永雛・は男雛の冠を頭と一緒につくってしまう共冠(ともかんむり)ですが、このお雛様も共冠ですが、寛永雛は小型の人形ですと記してあります

女雛の冠が大きくて飾りが沢山付いています、冠が鮮やかなのは古今雛です。
このお雛様にも年代を確認するような証が無いようです。
いずれにしても江戸時代の立派なお雛様です。

昭和初期の壇飾りのお雛様も飾ってあって25畳のお座敷が実に煌びやかでした。街のなかには素晴らしいお雛様がまだまだ沢山あるようです。

テレビの収録では市内のお雛様を7ヶ所ほど収録してあり、それぞれ趣のちがうお雛様を拝見する事ができます。喜多方蔵の里の(昔話モチーフ)・・舌きりすずめや桃太郎が飾ってあります。 どうぞテレビ番組をごらんください。