真夜中のひとりごと・・・・・☆

ちょっと元気なリラックスタイムに心動いた事など・・気まぐれに色々と できれば画像も加えて書きたいと思いま~す。

9月の真夏日 可愛い子に逢えた海♪

2024-09-10 | ダイビング


  台風10号で延期になっていたダイビングは 葉山で潜ることになりました

  9月に入っても 30℃を超える気温  午前中でもボートで陽を浴びると 暑くてたまらない感じ

   早く飛び込みたいと海を見ると・・・・・・透明度が悪くて緑色 

 うねりは無く穏やかなのが救いです 

  透明度が悪くても 2cm位のちびちゃんの撮影には 全く問題は無く シロクマちゃんの出現にわくわくしていました

トップの画像が久々のシロクマちゃん (シロクマ=白いクマドリカエルアンコウ)



 カメラを向けた途端大きな口を開けていてビックリ

     まだ 自分の位置が不安定で 急いでフォーカスを合わせるのもおぼつかず

   食べる行動なのか 大あくびなのか 2~3回 くり返し その後 ゆっくりと前進をはじめました



  ヒレが まるで手のようでキュート  その手を踏ん張るようなポーズを見せてくれ 

      なんて可愛いの~~~~とひとり歓喜 

 ちびちゃんは可愛くて 白い肌も陶器のような美白です

  無事に逢えてラッキーでした



 ミジン君も元気に仲良くしていました 

 産卵をしそうと言われていましたが 見えるところに卵は産み付けていません

 一匹 ちょっとお腹が膨らんでいるのでは!?と感じました

  



卵と言えば このヒトデ 脚を立ち上げていて 卵の小さい粒が表面に付いていました

   ガイドのスミエちゃんが 発見してすぐに教えてくれました

カメラを向けた途端に 粒がヒトデから離れて ぴゅ~ん! 産卵のタイミング 

   近くに♂は不在・・・・一斉に抱卵放精がなされないと繁殖は出来ないそうですが



 可愛い~!?かどうか感じ方は様々ですが ミツボシクロスズメダイのちびちゃんが チョロチョロ

     黒いカラダで目が認識できるように撮影するのはなかなか大変 




 黒っぽくて 黒いウミシダに紛れる ニシキフウライウオ



 ハナタツは じっとしている良い子でした



グビジンイソギンチャクのカーペットに 仲良く並んでポーズをとるのはイソギンチャクモエビ



スナイソギンチャクの周りにはハクセンアカホシカクレエビが

   この時 水深が20m位あり これ以上長くこの水深にいることはリスクがあると ダイビングコンピュータが知らせたので

   撮影を打ち切り 少しずつ 水深を上げていくことにしました

 この1本は 酸素濃度が高いナイトロックスの圧縮空気を使っていたのに 20m位の深さに長く居たため最後の撮影に不満を持ちつつ

   終えることにしました

     寒い時期なら 撮影はどうでもよくなり 早く浮上したくてたまらないのに・・・・・・

   水温が高くて寒さを感じないダイビングは とても楽しくてカラダも楽

 あとは 透明度が良くなって 青い海を見せてくれる季節が待ち遠しいです 

  







  

  

ワイドレンズで切り取る海風景@葉山

2024-09-08 | ダイビング


夏の葉山の風物詩

  南の海で見られるハタタテダイの群れ

      小さくても群れで泳いでいる姿に魅せられます 



 熱帯種が群れているのは まさに地球温暖化の危機的な状況で・・・・

    海藻が激減して磯焼けが現実問題となっているのですが

        かといって ムレハタタテダイが 夏の海の楽しみになっていることは

   楽しみたいですね 



 砂地にカゴが・・・・・産卵床として沈められたそうで



 近くのもう一つの壊れかけたカゴには アオリイカの真新しい卵が産み付けられていました

    海藻があれば 産み付けられるのですが 海藻の代わりになる人工物が

        イカの繁殖に役立っている夏の風景です




 50cmくらいの大きいヒラメ    珍しい!!



  平たいカラダをくねらせながら 方向を変えて泳ぎ去りました



 カッパのようなお顔で 目が合ったウツボ 




  たくさん泳いでいるミノカサゴ



 大好きなアカオビハナダイ  派手なオスが多くなっています  

    こちらも 温暖化の影響だそうです






  この時期増えている ニシキフウライウオ

    ウミシダの中に紛れて 自分の姿を目立たなくしていて 身を守る忍者のようなサカナ

  幼魚は小さくて ウミシダの色にはなりきっていません

     シロっぽくて とてもキレイでした

  8月下旬でも 猛暑は続き 気温は30度超え 水温も25度はあるようで

      潜るにはとても楽しめる海なのですが 台風が近づいています

           嵐の前の静かな夏の海 楽しませてもらうことが出来ました












   



真夏の海 ちっちゃい世界@葉山

2024-08-19 | ダイビング


夏真っ盛りの海に潜りたいと 完成しない日本画に焦りを感じながら

   台風が来る前に 潜っておこうと出かけてきました 

 毎年会えるのを楽しみにしている”ミジン君” こと ミジンベニハゼ 

  2cm位のちびちゃんが チョロチョロして がお~~~~~~~ と 叫んでいました



  グリーンの目もキュート



南方系の貝殻にいるペア   毎年産卵していますが このペアも産卵できれば良いですね~~ 



ビンにいる 孤独な子



ミジン君の近くの砂地にいた サンゴタツ

黒っぽくて目がどこにあるのか 見えなくて あとでPC 画面で拡大して分かりました

細長い口がちょっと透明な感じで更に見えにくかったのでね~~



 イソギンチャクモエビもちっちゃい子が大勢 ぴょこぴょこして 可愛いこと・・・





グビジンイソギンチャクに乗っている子ばかりではなく あちらこちらに散らばって どの子を撮ろうか悩みました



フウセンゴカイ     ちっちゃいフウセンがヒモで繋がってフワフワ 可愛いハエモノ



小さくはありませんが  スナイソギンチャクがユラユラしているのをじっと見ていると癒やされます



ミノカサゴの幼魚は5cm位のちびちゃん



ウミウシがいなくなっていると思ったら 黄色いカイメンの岩壁に サフランウミウシが

なんと 4個体が合体したようにひしめき合っていました






バースデーは過ぎてしまっていましたが ケーキを準備してくださり

  記念ダイビングの方と お祝いをして頂きました 

       いくつになっても嬉しいものです

   キュートな子 カラフルな生物にときめき 一時 絵の仕上げを忘れて

       スモールワールドに 楽しく浸ってしまう真夏の一日でした 









海中は最高!!@八丈島

2024-08-11 | ダイビング


ここのところ日増しに暑さがきつくなっています

   地震 台風と自然災害への備えも意識して万全にしなければ・・・という状況で

      オリンピックを見ながら 歓喜しながらも 一抹の不安感がつきまとってしまいます

 地震注意喚起が発令する前に ゆったりと八丈島の青い海でサカナたちと逢ってきました 




ナメモンガラが集まってきたポイント 

   沖に行くと逢えますが

      私たちに近づいてくるので 親近感が持てる可愛い子達です

   尾びれが赤いのがオス    派手で青い海に映えます 

ラッキーなことに 島で一番のビーチポイント ナズマドが凪で流れも無いという絶好のダイビング日和 

  火山活動で出来た岩の造形「柱状節理」が美しい岩が見られるポイントまで遠征




  浅いこともあり太陽光が岩の面をキレイに照らして ダイナミックな造形美を感じて感激 

 カメラでこの光の明暗をうまく捉えることが出来るよう設定を変えながら撮ってみましたが・・・・・

   海面から射し込む光ももっと入れたかったのですが 絞り込むと直接日が当たっていない面が暗くなり 難しいところ

     陽射しの強い時ほど 柱の面が輝いて美しさが強調されているようです

  この場所まで水中スクーターで引っ張ってもらったので行き着くことが出来ましたが 自力で泳ぐのは難しい遠さでした

      まさにヒミツの花園 ならぬ ヒミツの岩場。。。 この岩の名前は!?と聞くと名無しだから何か良い名称は?

 と聞かれたので 陽光が当たってキラキラキレイだったので 『サンシャイン・ピラ-』   陽が当たる柱 ってどうかと提案したら

   一応採用!?だったようですが ピラー がピンとこないかも  と思いますが




アオウミガメさんは 何個体出会ったことか~~~~



八丈島 小笠原の固有種である ユウゼン









だいたいペアで泳いでいて 微笑ましい感じ 

    小さめなチョウチョウウオの仲間で とっても可愛いお顔をしています

大好きなサカナなので 見かけると 必ずシャッターを押してしまいます



サザナミヤッコ   チョウチョウウオのように平たいサカナですが大きくて素早く泳ぎ去ります

  自分の気配を消して 岩穴から出てくるのを待って撮りました

      青くて穏やかなナズマドをたっぷりと楽しませてもらいました

    
     少し涼しさを感じて頂けたら嬉しいです  







   
      



冷たい海で笑っているホヤ@宮川湾

2024-07-12 | ダイビング


猛暑の日々で 穏やかな日が続いていたのに ダイビングに出かけるその日は

南風が強くなる予報  予定していた海はクローズで 三浦半島先端の宮川湾に変更でした

  朝から強い陽射しと30℃の気温

    水温が20℃をさほど上回らないので 水中はドライスーツで丁度良いのですが・・・・

        陸上が 長そで長ズボンの服装では辛いので 厚手のウエットスーツを新調 

長年潜っていても 厚手のウエットスーツを敬遠していたので不安もありましたが 動きやすさや快適さに

   少しばかり期待をして ドボンと入りました 

 ボートで5分くらいの沖で エントリーしますが 入った瞬間 ドライスーツでは感じない冷たさが

     ボート上では 暑くて 早く海に飛び込みたいと思っていたのですが 

 
トップの画像は 笑っているようなホヤが 見られるとガイドのスミエちゃんから聞いていた 

 初めて見るワライボヤ

   ワライボヤは南の海で岩に群生している半透明や黄色いホヤの通称ですが 三浦の海では見たことがない種類

  パンダボヤが2つくらい並んでいても わっ! 可愛いと嬉しくなったものですが・・・・・



三浦で見た中では一番多くて 思わずつられて笑ってしまいました 

  パンダが沢山集まって 大きな口を開けているような 楽しいホヤ 


  青い部分が目で 笑っているようにも見えるし 動物の鼻と口にも見えます

  拡大して見ると ワレカラが並んで何か言いたげです 





 おなじみのアライソコケギンポ君は 笑っていると言うより 威嚇の表情 




 こちらもおなじみ ハナタツさん  尻尾を海藻にくるりと絡めてなかなかの美形でした



尻尾をくるりと良い感じに絡めていましたが こちらを向いてくれない子でした 


 いつもより 写真が撮れなくて・・・・・・・水温が20℃ 寒くて集中できず

   厚手のウエットスーツ 動きやすさは快適でウエイトもドライスーツより少なくて身軽な感じで好かったのですが

 濡れた水着の冷たさが 身体の芯まで冷えてきて OUT  で 早々にボートに上がる始末 

   皮下脂肪の問題だと言う説が多くて それも有りで・・・・・

   前日 スポーツクラブの体組成計で測定をしてもらったら 体重と体脂肪率が低いところに入っているため

 もっと筋肉を付けて増量に努めること とアドバイスを受けてきました・・・なるほど 反省ですが 
 

夜のニュースで 伊豆半島の下田で海水浴をしていた女性が 夜 流されて行方不明になり ナント 37時間後に

  貨物船に発見され へりで救助されて無事生還!!発見された場所が 房総半島の南の沖で  80kmも漂流したとのこと

    水着で 浮き輪に入って流されていて あんなに冷たかった海だったのに・・・・よく長時間絶えられたと

 精神力の強さに驚かされました 

  そして 流された方向が 東京湾の入口近くで多くの船が行き交う海域だったことから 奇跡の発見 と言われていました

海面の人間は 本当に小さくて目に付きにくいことは実体験していましたが・・・

   夜の海は流れが速く捜索しても見つけられない危険性も言われていました

 
 危険を冒さないことは当然のことですが 腕にしか人並みの筋肉が無い自分ですが

   ボディや脚にも しっかりと筋肉を付けるトレーニングをしないと 拙い そうです

     笑い事ではなく 寒さにも耐えられる人並みの身体作りも大切だと

          強く感じた暑い夏の日でした 

  




    

  
  

百花繚乱の海

2024-06-24 | ダイビング


梅雨入りが遅れ晴天続きで 葉山の海も海況が落ち着く日が続いています 

  穏やかな内にキレイなウミウシたちと逢っておきたくて1週間で再訪問 

    曇り予報だったはずなのに 朝から土砂降りの雨・・・・・  

 風が無ければ どうせ濡れる海なので陸でもドライスーツを着ていれば 何とかなるさ と

   潜ってしまえば やはり穏やかで 美しい生物と対面してわくわく~~~~

 アカオビハナダイのオスがメスに対して求愛をして 婚姻色を出していました

     しかも 時折 猛スピードでアタックを仕掛けているのか かなり気合いが入っている様子・・・・・



  オスが2匹居て 少し深い方に小さめのメスが数匹群れていました



   ウミウシに逢いたい!!と言いつつ 実は ハナダイ 大好き

      葉山の海にも こんなにキレイな子たちが普通に泳いでいるって嬉しくなります



 その水面近くには 小さいネンブツダイの群れ  地味だけれど 整列しているキラキラの絵を撮りたいのですが

    近づけば 列がバラバラに 



  これまた 地味ですが・・・・・砂地にサビハゼがウジャウジャ その子達を狙うカエルアンコウが

      ヨタヨタと近づく動きが とても可愛くて ぎこちなくて 微笑ましく見とれてしまったシーン

  小さな身体のカエルアンコウは 自分より大きいサカナを食べられるのでしょうか・・・・!?



 海底に咲く花のような ウミエラ    ほぼ花に見えますが 無脊椎動物 花のようなポリプでプランクトンを食べているらしいです



 ソフトコーラルとウミシダが絡んで 光が当たるととてもキレイだったので ワンショットだけ撮ってきました



 黄色い粒が集合したものは カイメンの卵で この時期にしか見られないそうです

   小さいミツイラメリウミウシがキュートな姿でお散歩中 

   極小のメルヘンワールド。。。。。。なにしろ 肉眼で卵の粒や ウミウシの背中のブツブツ模様は見えません

  PC画面で拡大して あら~~~~~すごくキレイ と感動しているのが実情です


葉山の海を知り尽くしたガイドの輝さんが 面白いから 美しいからと 紹介してくれるステキな生物とその生態なのです




 鮮やかな色のフジイロウミウシ

   撮ったままの色です

最初は 同じ方向に並んでいたので 2匹のウサギのように正面から撮りました



 向かって左側の子が 身体をひねり始めて



 速い動きでひねり技を成功させて 交接となりました

     これも小さいウミウシだったので 交接器が繋がった瞬間は見えていなかったのですが

    後で PC画面で 輝さんに指摘されて 本当に繋がっている事が発覚

  カメラの機能は素晴らしいといつも思っています 

 広い海の中で 同じ種の小さな生物が出逢い 命をつなぐ営みをする瞬間を捉えるなんて

    ドラマチックで 開花の瞬間 みたいな喜びを感じてしまいます



 ムラサキウミコチョウが 左側 2個体が交接中で 右側の子は 諦めて去って行くシーンなのでしょうか・・・・・

    手前のちっぽけな ヒロウミウシが花が咲いたように可愛い姿 



 沢山居るウスイロウミウシは これから2匹が出会うことに発展するかもしれません

    そこまで待っていると エアが無くなるか 時間切れアウトになるか・・・・・そこまで気長では無いのですが


   平日の大雨の日のダイビングは マンツーマン 

      マイペースで楽しませてもらうことが出来ました

  生物たちが 生をつなぐ大切な時期でもあり 婚姻 産卵 

    植物が花を咲かせるように 

     動物たちも命を輝かせている様子を 虫眼鏡でのぞき込むような小さな世界の中で

         ちょっと覗かせてもらいました  
















   

       

不思議生物やウミウシあふれる海@葉山

2024-06-16 | ダイビング


  朝から30℃近く気温が上昇  猛暑!!

 葉山の海は穏やかで ダイバーで賑わっていました  水温は20~21℃

    最初に近づいてきたのは 手のひらサイズのミノカサゴ

      カメラに付けている小さいライトが気になるようで グイグイ近づき

   真正面から攻めてきました~~~

  撮ってほしいのね と至近距離で  

 つい先日 初めて潜ったポイントで 初めて見るエビがいたり 周囲の岩にはウミウシがたくさんいたり

    魅惑の生物が たくさん生息していましたが



 アオウミウシは そこら中にお散歩中       面白いところを移動中の子



   小さめのジボガウミウシが うようよ



 ウスイロウミウシも あちらこちらに   2匹が交接中



 ウミシダのすきまに隠れていたり 斑点模様に薄っすらと黄色やブルーが入っているので

     見つけると 撮ってしまいます



 お散歩中のアラリウミウシが良い場所に差しかかっていました

    可愛い色合いで センターの白線がきいていてステキ



  見たい とリクエストしていたハナイロウミウシ 見つけてもらい LUCKY

ずっと動いて 最後は赤い海藻の中央に顔を突っ込んでしまいました



  砂地に行ってみると 砂地の表面と同じような色の 小さくて平たいサカナが移動していき

      砂と見分けがつかなくなります

   片面にある目がちょっと離れている特徴が コウベダルマカレイ のようです



  砂地に 茶色い人工芝のようなものが一面に生えていて 不気味 

 前日に その正体が判明したようで ツツムシ という甲殻類の仲間 とのこと

   細くて硬い管のような筒を作ってその中に住んでいるようで マクロレンズで撮って拡大してみると

  触角のようなものが2本とび出しているのがわかります エイリアンのような顔を持つようだともいわれましたが

      残念ながら そこまでの撮影はできませんでした

 

   こちらも ムシ 名前に入っている美しい生物で ヒメホウキムシ 花が咲いているようで

   ステキですが 海藻ではありません



   初めて見つけて 撮れたフウセンゴカイ  小さい風船がちらりと見えているのがとってもキュート

       でも ゴカイの仲間  刺激を感じると すぐに引っ込んでしまうようです



  最後に逢ったのは 定番の アライソコケギンポのちびちゃん

    岩の小さな穴から顔だけ出して 獲物を待っています

      小さい赤ちゃんの小指サイズ

     写真は拡大しています

  可愛くて癒されます 

     
     陸上は 焼けつくような暑さでしたが 水中は ひんやりと楽しい生物いっぱい

   もう少し 透明になれば申し分ない海だと思うのですが・・・・・でも うねりもなく楽しい海を満喫しました 

 

    




初めて見る海風景や生物に大興奮@葉山

2024-06-05 | ダイビング


 待ちに待った海へ

    前日の豪雨の影響も有り ここのところの濁りは更に酷くなっているかもしれないし

       天気の急変などの不安はありましたが

   朝から葉山は 晴天に恵まれ暑さもさほどではなく 爽やかで穏やか 海は凪 

 新しいポイントに潜ってみたくてわくわくして出かけました

    1ヶ月以上のブランク・・・忘れモノ しているかも 不安はつきませんが

    潜ってしまえば 海中は 思っていたほどの濁りはなく 明るくてネンブツダイがいっぱい

 新しいポイント『セブン バレー』 で最初に見せてもらったのは 初めて見るイソギンチャクと そこに共生しているエビ

     topの画像で ナシジイソギンチャク と 表面の色や模様がそっくりな アヤトリカクレエビ 

   背の高いイソギンチャクで 花が咲いているみたい!

 初めましてのエビも大きくて 擬態上手! 動き回らずに静止しているので ゆっくりと観察して撮影 

     エビというと ちょこまかと動き回るイメージでしたが この子はとても良い子 



 葉山でイイジマフクロウニを見かけた記憶はありませんが いくつか生息しているそうで

   それぞれに ゼブラガニが共生しているようです 

       縞模様がステキなカニ 久々の出逢いで嬉しくなります



   こちらもタイプは違っていますが ハクセンアカホシカクレエビ

     ムラサキハナギンチャクに孤独に付いていて フワフワとイソギンチャクのお花の中を飛び回るように浮遊していました




   驚きの風景に釘付けになってしまったのは 同じエビの仲間が 7~8匹 付かず離れず 飛び回っているではないですか・・・

      大きい子 小さい子 一時も静止することなく 動き回っていて 画角の中に何匹が入ってくれるのか

     なるべく沢山入れようとしますが すぐに散ってしまい お互いふれあうことを嫌っているような雰囲気

   見ているのも シャッターを切るのも楽しくなり ず~っと居たくなる場所でした 

 ここのポイントで驚いたのは 視野の中に アオウミウシが 3個体は目についたこと 

   他にジボガ シロ などもいて 少し離れた場所に大好きなウミウシがいると聞いたので

       近々 そちらにも行ってみたいと思っています

別のポイントでは 感動のシーンを見せてもらいました



    アヤニシキ(海藻)の 囊果(のうか)という白い小さな粒から胞子を放出している それはそれは

   小さな粒が出ているところを撮影

  肉眼では 赤いものの存在しか見えなくて スーパーマクロのコンバージョンレンズを付けて

    辛うじて 穴から出ている!!だけはわかり あとは 下手な鉄砲数打てば。。。。。の要領で

        沢山撮れば~~で 奇跡的にピントが合っているモノが撮れていました 

   放出している赤い粒は スーパーマクロレンズ越しでもはっきり見えていません 

      カメラはスゴイ とあらためて 感動し これを見つけ出す ガイドのマサミちゃんは もっとスゴイ

    と 大きく心を動かされてしまいました

  海の生物に対する愛情なんだなぁ~~と感じます

     早春の頃 このアヤニシキにピンクのアメフラシが付いているのを沢山見せてもらっていました

       紫色にも見えるアヤニシキはステキで まるっとしたちっちゃいアメフラシが付いているシーンは

    フォトジェニック  そこにコロコロ 白い囊果が散らばっているなんて

 絵になる最高の演出! その 白い粒には真っ赤な胞子が詰まっていて 生殖の大切な役割を担っている

  生態の不思議を自分の眼で確かめた瞬間でした 





 沢山出会ったアオウミウシの中でも コロリとキュートだった子



 極小のフジエラミノウミウシ   ブルーがとてもキレイ

   ウミウシ写真に気合いが入っていませんが・・・・・


 大きい日本画が仕上がり 水泳大会も終わり つかの間の開放感を満喫した海でした










女神が降り立った港での出逢い@八丈島

2024-04-08 | ダイビング


神湊(かみなと)の名前の由来をこの時初めて知りました・・・・

    むか~し 荒れ狂う海に阻まれて 島に接岸できない船が この神湊に無事接岸できたときに

   女神が降りたって接岸が出来たと言われ 神が降り立つ湊 と名付けられた と

 港の入口に書かれているのを発見!! 

   山が立ちはだかって この港だけ 風が届かない地形になっているようで

       この嵐で大時化の日も 波ひとつ無く 静かで透明度も良い海でした

 小さめのハゼの 小さな群れ   とても浅い海に群れている イトマンクロユリハゼ 



   キレイなブルーが輝きステキではないですか~~



  群れの中に 更に小さいサカナがいて 拡大して見てみると クロユリハゼだと分かります

      地味なハゼ しかも撮影は難しく 撮れる自信が無いので 躊躇していましたが

   夢中になってシャッターを切っていました



  シャッターチャンスが難しくて。。。。絶好のショットは撮れませんが このハゼの姿に魅せられました




こちらは 岩陰に 小さな群れで佇むような小ぶりのハゼ

   サツキハゼ よ~く見ていると ヒレをピンと立てるタイミングが分かります

     汽水性(海と川の水が混ざり合う場所に生息する)だそうです











地味だけれど よ~く見るとステキ 

   ハゼを より美しく撮るには もっと愛情が必要だと痛感しました

       すばしこくて 小さくて 手に負えない被写体だという先入観を捨てなければ 

  と 少しばかり ハゼに魅力を感じ始めた 女神が降りる港の中



  カモハラギンポ が少し怒った顔つきで睨んでいたり



  名無しのゴンベエの 珍しい種のカスミミノの仲間(かんちゃんが発見したので カンタカスミミノ との説も

      以前より 楽しさがいっぱいの 港での出逢いがありました  




  





   


春の嵐の中 底土の海中散策@八丈島

2024-04-05 | ダイビング


2日目は 天気が一転して強風と雨  

   春の嵐で コンカラーの窓からから見える北側の海は大時化

      外に出ると 風に煽られて立っているのも危ない感じ。。。。。

  1本目は 港で潜ると聞き すぐさま パス   を決めお留守番 無事にダイビングをして

     戻ってきた感想を聞くと べた凪で透明度も最高  という信じられない報告が!!

 では 潜ってみましょう と 港のすぐヨコの底土へ カメラのレンズはワイド仕様のままで出かけることに!

  桟橋を歩くと もの凄い強風に足がすくむ感じでしたが 海は なるほど べた凪 

    潜ってみれば 青くてサンゴがずっと先まで見えていて 絶好の透明度 



 小さめのアオウミガメが のんびりと泳いでいるので 一緒に海散歩 

  八丈島のカメさんたちは 近づいても逃げていかず together してくれるのが とても嬉しいです 



 アーチまで行ってみると お食事に夢中になっているカメさんが 



 岩肌を ガシガシとして海藻を食べている様子



 アーチをくぐると ボリュームのあるイシガキフグが ゆったりと泳いでいて

     大きいまん丸の目で こちらを見ていたので ごあいさつ!




  思いがけなく 青い海を楽しく散策して 癒やされる春の嵐のダイビングでした