きらきらの能登島

よく晴れた1日目は　午後からのダイビング

　　　2年ぶりの能登島は　前回より2カ月早い時期　

　　　　　　ホソエガサが　たくさん！！

　　　　水深１ｍの浅い　まっ白な砂地に　光が波紋を描きだして　きらきら

　　前回と　同じように　この虹色を撮って遊んでしまいました

 

　　能登半島の東側にある能登島の　さらに東側　この松島ビーチには

　　　　　　絶滅危惧種の海藻が　群生しています

　真横から見ると　グリーンのシャンパンが注がれたシャンパングラス・・・・・

　　　揺れるし　砂が舞い上がったり・・・・はたまたベラが邪魔に入ってくるしで

　　　　　　　　　撮影は　上手くいかなかったのですが　

 

　　

　　　1本目に　張り切って８－１５ｍｍのフィッシュアイレンズで撮影し

　透明度がいまひとつで　残念な気分になり　

　　　　　少しだけ撮ってきた白砂のきらきら　　海藻や水草の様子

　　　　そして　ずい分と赤いチャガラの幼魚の群れ　という証拠写真です

　　左側が　アマモの群生　　　背の低い草のようなノトウミヒルモは一面に広がり

　　　　　　　その中に　ホソエガサが　点在しています

　ノトウミヒルモの花を見るのが楽しみだったのですが　蕾は見つける事ができましたが

　　　　　咲いている花が見つけられず・・・・

今回　誘って下さった毎年来ているという同行の方に　お願いして　咲いている花を

　　　　見つけて頂き　無事に撮る事ができました～～～

　　　　　　　　小さくて　可憐な花　　　集中して目を凝らさなければ　見つけられないほど

　　　　　　　　　　　ひっそりと咲いています

　　今回　一番フレンドリーだったキヌバリの５～６ｃｍ位の子

　　　　　　出逢うと　ちらっと眼があい　静止していると　心なしか近づいて来てくれます

 

ちっちゃいアナハゼの子も多くて　ウミヒルモの上で休んでいたり

　　　　　ゆっくりと泳いでいたり　　　きらきらの中を泳いでいるところ

 

ホンダワラなどの林には　カモフラージュした　目立たない　スイ　がいて

　　　　小さくて可愛いので　ついついシャッターを押してしまいます

　　　　　　　地味ですが　キレイなスタイリングに魅せられます

 

成長したキヌバリは　背の高い海藻の周りで見かけましたが　求愛はまだなのか・・・・

　　　　まだ小さめなのでしょうか

 

　　サカナではありませんが　無脊椎動物・・・多分　カンザシなのか　！？

　　　　　　初めて見るので　これは　クローズアップで撮ろうと　試みるも

　　　　　　　　　何度やっても　すぐに引っ込んでしまう　超敏感な仲間。。。

　　　　周辺に　数個体見つけたので　順番に撮っていて　この個体だけが

　何とか　2カット　撮らせてくれました～～　クローズアップレンズは　諦めました

　　　　　　

　松島ビーチ周辺の水田　　稲が風にそよぐ爽やかな風景

　　　　　　このグリーンを見ているだけで　体が洗われる感じになりました。。。。。。

 

　　　　

　　　　

　往路での　こんなアクシデント（私がハンドルを持っていなかった時）　も

忘れさせてくれるくらい　きらきらの能登島は　心も体も　癒してくれました　

　　　

 

　　　　　

嗚呼、アオリイカよ！＠八丈島

6月にさかのぼりますが　八丈島の夏の風物詩　巨大アオリイカの産卵。。。

　　　久々に見てみたいなぁ～～と思いワイド仕様のレンズなど準備していましたが

　　　　　タイミングが悪くて　終わってしまったようでした

　　　産卵床には沢山の卵がうみ付けられていて　既にハッチアウト寸前

　卵をよ～く見ると　動いているちっちゃな子が見えました

　　2日目の夜　貸し切り状態で楽しませてもらった“HOTけ　ＮＩＧＨＴ”で

　　　　アオリイカの　ちびちゃんが　水面近くで　沢山浮遊していたそうです

　　水面は　揺れるので　もう少し深い水深で撮った稚魚です

　　　　　　

　　　　アオリイカは　こんな形で　１００ｍｍマクロレンズで撮影。。。。

　　事件に遭遇したのは3日目でした

 

八重根の産卵床方面へ向かう途中　大きなアオウミガメ　4匹が

　　　　白い大きな塊を　引っ張り合ったりして　バトルを繰り広げている場面に

　　　　　　　　　出くわしました　

　この時　産卵床で　アオリイカは見れないし　クマノミ畑で　ちびちゃんたちを撮ろうと

　　　　　それまで付けていた　ワイド用を取り外して　１００ｍｍマクロ用に！

 

　　　最初　あまりに激しいバトルに　恐怖を感じ　ガイドさんたちより引いて見物　

　ただ見ていても　・・・・と思い　離れていたので　１００ｍｍマクロでも

　　　　ちょうど収まり　撮れそうだ～～　と　シャッターを押しはじめていました

 

　体の大きいカメが　優位になる獲物の大きさ

　　　　少し小さいカメは　何故か　離れている私の方を覗きに来ます

 

お口が小さくて　噛みつけない様でした

　　　　後ろに　誰も居ないはずなのに　フィンを引っ張られていると思ったら

　　　　　　　　この子が　かじりにきていました　

　　　　そう　　白いから　この獲物と見間違えたよう　　笑

　　よく私の前に現れたのも　カメラのハウジングが　白かったせいなのですね　

 

　　　　白い大きな獲物・・・・・・・・　アオリイカなのでした　

　　　　　　

　　　　ワイドで　ブルーに映えるステキな巨大イカを　カメラに収めるつもりが・・・・・

 

　　　　　　なんと　こんな形で　カメたちの餌食になり　バトルになっている姿を

　　　　　　　　　　撮ってしまうことになるなんて　

 

　でも　このバトルに　浮遊しながら30分も　かじりついて　見物　

　　　　　二人のガイドさんが　興奮しているのも　面白かったし　

　　　　　　　　ちびのカメさんが　寄ってくるのも楽しかったし～～～

 

　　　　　サイコーに　スリルがあって　ドラマティックな　カメバトル

 

　　　　　　　　巨大アオリイカ　さぞ　美味だったのでしょう　

　　　　　　　　　　　

 

　　　

 

賑わう！！温かい葉山の海

未だ　梅雨明けしないのが不思議な真夏日　　ぎらぎらの太陽が

　　海水を温めてくれ　浅場は　ぬる～～い　

　　　　　上野のパンダのbaby ちゃん　1か月でずい分大きく成長して　楽しみですが・・・

　　人知れず　海底でも　タツノオトシゴのbabyちゃんが　ちびなのに独り立ちして

　　　　　必死にシロガヤ（毒）に寄り添って　身を護っていました

　　　　　　　　　　　そっとしておいてあげたかったけど・・・・余りにも可愛くって

　　　　　　　　　　　　　　　　シロガヤにピントがあってしまうストレスに負けそうになりながら

　　　　　しっぽまで入れても　２ｃｍ位しかないのかしら・・・

 

　ステキな　グリーンの海ですが　　けっこう見えていました

　　　　　講習で　メジャーでしっかり測定したら　８ｍもみえていたそう

　　　　ネンブツダイ　　これからペアになって産卵するのかしら・・・

 

岩壁の卵を　せっせとお世話するスズメダイのお父さん

 

　岩の穴で　卵を護る　フタホシニジギンポ　　　卵に目が・・・

 

砂地の　大きめな貝殻に産み付けた卵を護るニジギンポ

　　　　貝殻の内側に　ビッシリと　卵が・・・・・

　

　これも目が見えていて　ハッチも　間もなくなのでしょう・・・

　　　　葉山の海も　ベビーラッシュになりますね～～

 

　裕次郎灯台のポイントから西の根に移動する砂地に　いつもあまり気に止めていない

　　　　貝殻がたくさん落ちていて　　その中には　１ｃｍくらいの　babyちゃんが

　　　　　　　　必ず隠れているんですね～～

　　　調べてもらったら　アオハナテンジクダイの幼魚のようでした

こんな子たちを　探すのも楽しいし　　砂地にいっぱい居るクロエリギンポの

　　　　撮影リベンジもしたいし・・・・・時間が足りません　

 

ウミウシは　キイロウミコ　まぁ～～～るい　おしり　可愛いですね

　　　　この子は　お尻を入れたカットが最高にキュート！

　　　　　　　　　新たな発見

 

　　　　　心にゆとりができる　温かい海。。。。。。。　

 

 

幼魚パラダイスの八丈島

小さいほどキュートなスズメダイたちの幼魚

　　ここにも・・・あっちにも　こっちにも・・・・

　　　　　アマミのちびちゃん　なかなかのべっぴん顔

 

　　　だ～～～～～い好きな　マルちゃんは　シャイな子なので

　　　　サンゴの下に隠れて　なかなか出てきてくれなくて

　　　　　　　じっと我慢で待ちました

　　尾ヒレが　完璧な　美形さん　

 

　　ケサカケベラの　極小サイズの子は　アマミちびちゃんと同じ　岩陰に

　　　　どっちを撮ろうかと　惑わせるような動きをしてくれます

 

　よく見かけるモンツキベラ　模様の無いところは透明です

 

1０円玉サイズのタテキンbaby

 

 シロホシとキホシが　群れていて　幼稚園　

　　　目の比率が半端なく大　　半開きのお口

　　　　　　　　かなり　胸キュンにさせられます

 

クマノミの極小サイズを見つけてもらい　この二つを一緒に撮りたくて・・・・

　　　　粘りました　　　　　相手が近づくと嫌がり　生意気にも追うそぶりをする子

　　　　　　縄張り争いなのか　強気です

 

　　　クロハコフグのちびちゃん　地味だけど　魅せられます

　最後に　メディアが尽きたので　削除して　何とかもう少し撮れるように

設定を変えて　撮った子　　撮れて良かった～～～

 

　　　　　この時期 baby ラッシュで　ちびちゃんのパラダイス

　　何とか水温が　下がらないで欲しいと切に願います

 

群れがいっぱいワイドな八丈島

3本目のナズマドは　流れが強くならない内に　早めに退散しようと

　　　ゆっくりとアーチの方に戻る時に　ツノダシの群れと遭遇

　　　　　　　ﾑﾚﾊﾀﾀﾃﾀﾞｲが　揃って群れているシーンはよくありますが

　　　　　　ツノダシが揃っているのを見たのは　初めて　

　　　お・お・お～～～～～と　思わず　全速力出してしまうほど

数は　30ちょっとでしたが　ちょっと薄暗く感じる海中で　何かが出そう～～という

　　不思議な期待感を　満たしてくれる出来事でした　

 

 

ユウゼン玉が　いるのかも・・・というわずかな期待もあり　ナズマドはワイド仕様

　　　一番の狙いは　アオリイカの産卵だったので　１６－３５ｍｍを携えていたので

　　　　　　ユウゼンでも　何でも　ワイドが狙えれば楽しめるし　

　　潮が早くなっている馬の背先端は　もはや　つかまっていないと流される状況

　　　　手前の　岩陰のキンギョハナダイの群れが　ステキに川のよう　

 

　　キンギョが降ってくる感じ！　　キンギョの滝・・・・・・

 

　　沢山シャッターを切っても　なかなかいい絵は撮れないもので

　　　　　キンギョの群れは　永遠のテーマ・・・・・いつか　カッコイイキンギョの群れが

　　　　　　　　　撮れたらいいかなって　思います　

　　　エントリー口の水面近くを　ゆるゆると群れている　メジナ

　　　　　　　雨が強く降っているのが　水面でわかります

　　　　雨雲の動きが早くて　豪雨が降ったかと思うと明るくなったり

　　　コロコロと　変わる梅雨空のもとでも　暗めのワイド　たのしめました

 

　　　　　　スモールワールドが　実は　とっても楽しかった　今回の八丈　

　　　　　　　　　　　ちびちゃんたち　キュートでした　

 

　　　　　　　　

シンジュの草原をホバリング＠八丈島

梅雨時の八丈行きは　運を天に任せて　・・・・・・・幸運なら行けるし

　　　　　　上手く帰ってこられるし・・・・・

　　　　　　　　　　　　　運が悪ければ　行けなくなるか　長い船旅を余儀なくされる　

　　　覚悟の上で　賭けに出た結果は　

　　　　　　　　　　　　　　とっても　LUCKY　　　でした

　　しかも　ショップ貸し切り　ナズマド貸し切り　贅沢三昧で

空模様は　雲が立ち込めて　豪雨に見舞われる事もありましたが

　　　　　不安定な風向きにしては　ナズマドに入れるチャンスもあり

 

　　今回の一番のリクエスト　“シンジュアナゴの草原の上をホバリングしたい”

 

　　　　お願いが叶い　過去　3回行っていますが　初めてレンズをワイド仕様で

　　　遠慮なく　シンジュアナゴ達が　ゆらゆらしている上を　楽しく浮遊

にょきにょきしているアナゴたちが　一瞬の内に　引っ込んで行くさまが

　　　　楽しくて～～～

　　　しかし　　　撮った写真は　砂地の　芝生　ばかり

　遠くを撮っているこの画像が　一番芝生っぽくないので　チョイス

　

　　　　他のゲストの方々と一緒なら　こんな事はできませんがね

　　　　　　　

　　　　　　　　

　　　のんびりと　ガイドのうめちゃんを入れて　撮っていると　何やら

　発見か！！　　　指差しているので　そちらに泳いでみると

　　　砂地に１ｍ位のサカタザメが　

　　　　　品の好い　シャープなボディー　　体色もステキ

　　　最初は　ちょっと離れていましたが　次第に　近づいて・・・・・・・

　微動だにしない　肝のすわったサカタくん　かじられなくて良かったです

 

　　　　　八丈での遭遇は　初めて！　かなりレアだそうです

　　　　　　　　　でも　水温低下の兆しを伝える使者でもあるようでした