過去2回の小笠原の海では 浮遊系の撮影が目的だったので 撮影はすべて マクロレンズ仕様
今年は 水温が低く寒さに耐えられない5月を断念・・・浮遊系ではなく 昨年見た「シロワニ」を
超ワイド フィッシュアイレンズで狙いたい!!という念願のdivingに向けて 天気も海況も最高の演出が 叶っての出港です
トップの写真は 想定外の イルカの大群のお出迎えを受けて 歓喜に沸いた一コマです
小さめの ハシナガイルカ
ドルフィンスイムで ヒトが海に入ってしまうと 逃げていくそうで ボートから動画を撮って 興奮しまくっていました
何十センチしかない 赤ちゃんイルカが一緒の母イルカが 視界に入りました かわいい~~~~~~~~~と
自分で撮った動画に 黄色い歓声がしっかり入ってしまい お見せできません
このイルカ以上に 全くの想定外の一大事件もあり 興奮のあまり 顔がサングラスの日焼けをしてしまったことは 後悔しないことにしています
べた凪の海面から 水しぶきが!!
それも あちらこちらから!!!
ボートを近づけてもらうと 数頭の 黒くて長いクジラが 水面近くに確認できました
背ビレが 見え テールも見えて これが マッコウクジラだって聞くと 歓喜より 驚き なんていう幸運
ボートを近づけても ずっと海面を泳ぐ 大小のマッコウクジラ これは親子だと教えてもらい
ボートの後ろのラダーから 水中を撮影してみようと TRY
先に親クジラが 通り過ぎ 潜っていき 後から 小さい子クジラが ゆっくりと通り過ぎ潜っていく姿を確認
」
子クジラが 潜っていきます
細長く 口が白い模様のように見えていて なんとも不思議なスタイル
他の鯨より 息が長く続けられ 1度の呼吸で40分間 数百mの潜水ができるそう
聟島(むこじま)ケータ列島は尖った岩がそびえ立つ無人島 嫁島のポイントに1本目のdiving
サンゴが元気!!
ケーブが面白い景観だと思った瞬間 想定外のシロワニ2頭!!
念願の・・・・・・・シロワニが 至近距離を泳いでいく・・・・・・・
シロワニ(Sand Tiger Shark) おとなしくて 人を襲った前例無し とのことですが
顔が 怖すぎる!! 口が半開きで 尖った歯がむき出し
無事 撮影を楽しみました
2本目は 高くそびえる大きなアーチの下 マグロ穴
1~2mのイソマグロの群れが 回遊しているダイナミックなポイント
アーチは海中からも 異様な迫力を感じる構造で 他では見たことがない雄大な水中景色
イソマグロの群れも圧巻
エキサイティングな体験が立て続けにあり疲れ果て 帰りのボートでは エンジンで温かい台をベッド代わりに眠りこけ
気付けば 立て膝をした脚が そこだけ陽が当たり いやに暖かくて いえ、赤くなっているではないですか
部屋に戻っても 心と脚のほとぼりが冷めやらず ヒリヒリとした 夜は更けてゆくのでした