中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 168 麦秋

2012年04月14日 19時55分20秒 | 絵文
   竹の秋・・・を過ぎれば「麦秋」

   

   麦は五月頃、青々と実り・・・
   一面、緑の麦畑を爽やかな皐月風が、揺らして過ぎる・・・
   刈り取りは六月ごろでしょうか・・・

   時期を逸して梅雨にかかると、麦の穂が痛んでしまいます。
   今は「コンバイン」などで一気呵成に刈り取るようです。
   稲も最近は直播きが多いと聞きます・・・
   ♪揃た 揃たよ 早苗がそろた 植えよ植えましょ みんなのために 米は宝だ・・・♪
   田植えも昔の風物詩になりつつあるのですね。

   

   故郷通信員 様から頂いた「筍」最後の一本になりました。
   食せる竹は「孟宗」と聞きました。是は地中にある物を掘り起こすのだそうですね。 
   にょっきり伸びても頂けるのは「破竹」・・・
   破竹の勢い・・って言うくらいですから、あっと言う間に伸びるのでしょうか。

   とにかく「竹」は成長がはやく、一日に1メートルも伸びるとか・・・!!
     若竹 ずんずん 若竹 伸びていく・・・

   さて「孟宗竹」の由来・・・みなさまご存じかと・・・おもいますが。
   「孟宗」は三国時代の人物。
   幼い頃父を亡くした孟宗、成人したある日病の母が筍が食べたいという。
   季節は真冬・・・筍などあろうはずもなく・・・

   けれど孟宗は神仏に祈りながら母のために「筍」を探すので・・・
   そして見つけるのです・・・それは、孟宗の親孝行の心に免じての「神仏」のお計らい・・・
   で、その竹が「孟宗竹」と名付けられたのでありました・・・・・・とさ!

   最後の一本は生のまま「天ぷら」に、湯がいた物は、木の芽和えに・・・
   「山の物(筍)」と「海の物(わかめ)」を今日の夕食に用意・・・きっと美味しい!  

   
   
コメント (4)
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