床にかかっていた軸と、テーブルの上にあった「竹の絵のランチョンマット」をコラージュし
て写真仕立てにしてみました。
今朝故郷の友人からお問い合わせの「ライン」
お軸はなんと読むの?
そうですよね。
茶をたしなんでいたからこそ、茶席で出会ったことのある「禅語」として親しんできましたが。
実はこの禅語は下記のような対句になっています。
「松無古今色」「竹有上下節」。。。
訓読は まつにここんのいろなし・たけにじょうげのふしあり
二本一緒にではなく、別々に掛けられることの方が多いかもしれません。
で、意味合いですが
松無古今色・・・常磐に緑を保つ松のように、周りに惑わされず何時も心豊かであれ
竹有上下節・・・一本の竹は同じでも、その中には「上下がある」人間関係も同じだ
両方を合わせ考えると、意味深いですね。
どのような立場に立たされても「自分」を見失うことなく生きて行きなさい
私は自分解釈でこのようにとらえています。
普茶料理を頂いたお部屋の床にかかっていたお軸
黄檗山萬福寺第62代堂頭(黄檗宗管長)近藤博道(はくどう)師の書でありました。
貴重な直筆のお軸が惜しげもなく掛けてあって・・・ちょっと感動!
初釜のお床に掛けられたらどんなにいいことか
喉から手が出そうでした
部屋の中でも「手」が冷たい。
寒くなりそうな朝です。
が、皆様どうぞ良い一日を~~~~
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