67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

セクシーなバラードはジュリーの真骨調だ!

2008-09-03 02:46:23 | jazz & vocal
By Myself/Julie London
(Liberty SCR-1)


 先日、ブログのjazz&vocalのセクションのログにコメントをくれるken-kさんに岡山でお会いした。氏は自分など足許にも及ばないボーカル盤のコレクターですが、彼によると「嵌ったのはジュリー・ロンドンを聴いてからです。」とのことであった。久々にジュリーを聴いてみたいと思い、一枚引っ張りだして来た。どういう団体かわからないが、「Columbia Record Club」のために製作されたというこのアルバム、スタンダード、特にバラードばかりをセレクションしたアルバムでなかなかに興味深い。

 バックはよくわからないが、サイドAはコンボ演奏(vib g, p, b, ds, tb)、サイドBはストリングス入りです。A面の1曲目の"You'd Be So Nice To Come Home To"から興味深い、まさにセクシーなジュリースタイルの"You'd Be~"だ!続く"The Thrill Is Gone", "It Never Entered My MInd", "Where Or When", Aラスのタイトル曲"By Myself"と一気に聴きとおせてしまう。以外にもジャジーな味のヴォーカルにJulieを再認識する次第です。B面は一転して、ストリングス入りでややムーディな印象ですね。"They Can' Take Away From Me", "Love Is Here To Stay", "Bewitched", "I Love Paris"という選曲も心憎いですね。

 ジュリーのレコードを楽しまれている輩は、おそらく100%カバーも楽しまれていると推測します。このカバーは、彼女のアルバムの中では比較的平凡かも知れませんがこの上目遣いにはやられます。所有盤はLiberty, stereo盤です。A面のコンボの伴奏もなかなか粋ですね。