Bossa Nova Style/Joni James
(MGM SE-4286)
(MGM SE-4286)
先日、ブログ仲間のazuminoさんの所を覗いてみるとジョニのジェローム・カーン/ハリー・ウォーレン集が取り上げられていた。久々にジョニでも聴いてみようと取り出したのがこれ。BOSSA NOVA STYLEと題された彼女のボサ特集です。もちろん、アストラッドやシルビア・テレス、ナラ・レオン、エリス・レジーナのような本物じゃないです。イタリア系のジョニが流行のボッサをやってみたって感じのアルバムです。azuminoさんが述べているように、本邦でジョニのことを広めたのは吉祥寺のジャズ喫茶オヤジであり、彼の監修でディスクユニオンから多くの再発がされていると思います。自分の記憶ではさすがにこのBOSSA NOVA STYLEまでは出てなかったような・・・?相変わらずジョニの吸い込まれるような目には思わず生唾を飲むような妖艶さがありますね。
azminoさんが言うように初期の頃にいいアルバムが多く、この辺りのアルバムは粋なイラストカバーのアルバムが多いですよね。後期になるとジョニのアップを使ったものが多くなりますね。ジャケファンには後期も捨て難いと思っているファンも多いのではと思います。全曲ボッサビートが使われフルバンドのバッキングにのってジョニのボーカルが楽しめます。純粋のボッサ曲はA-1"Dindi", B-2"The Girl From Ipanema", B-4"Once I Loved"の3曲かと思いますが、このジャケを見ながらの聞き流すのが一番いいのかも知れませんね。
所有盤はMGMのステレオ盤です。ブラックラベルですがオリジナリティについてはわかりません。ボサノバ好きには要チェックのアルバムかも???
PS:blog仲間で女性ボーカルファンの大御所、ken-kさんからいただいたコメントの中にこの"Bossa Nova Style"と並んで高価だったのがスチールギターが心地よい"Beyond The Reef"であるということです。たまたま所有していたので追加アップいたします。
Beyond The Reef/Joni James
(MGM SE4263)
果たしてオリジナルジャケなのでしょうか?個人的には、今までレコード棚の肥やし的一枚だったのですが、あらためて聴くとリラックスしたいいボーカルですね。愛聴盤になりそうです。