風を紡いで

旅の記録と料理、暮らしの中で感じた事などを綴っています。自然の恵みに感謝しながら…。

(1)プロローグ

2005年05月16日 | 2005年コッツウォルズ母娘旅
これから先、娘たちとどれだけ時間を共有できるのだろうか?
何をどう伝えられるのだろうか。
心の支えになるような“何か確かなもの”を残せるだろうか…。
そんなことを考えるようになった時だった。

「友達がブログを始めたよ」と長女が言った。
「え?ブログって何?」。
長女が言うには、友達は小説を書いたりするのが好きだから、
まずはブログで日記のようなものを書き始めたのだそうだ。
「フムフム、ならば私も」と言う訳で、ブログへの挑戦が始まった。

「そうだ!手始めにコッツウォルズの旅行記を書けばいいじゃん!!」
エピソードはたんまりあるじゃないの…。

長く生きていると、書きたいことが山ほど?出てくるもの。
「いつか、エッセイを書くからね!」と娘たちに話してはいたものの…。
仕事にかこつけていつも先延ばしにしていたのだった。

「お母さん、始めなきゃー駄目だよ!いつ書き出すの?」
「いやいや、もうすぐ始めるから、もうちょっと待ってね」
渡りに船とはこのこととばかり、ブログとの格闘がスタートしたのだった。


ブログの力を借りて…それもいいかも。
娘たちへ何かしら伝えることができたらいいなあ~…。
そんな期待もほんの少し込められているのです。
 <2005-05-16>