駐車場脇のたんぽぽと花韮たち。
だんだん増えてきて、踏まないように止めるのがひと苦労。
でも、たんぽぽって、名前もだけどなんだか楽しそうで、かわいい。
日々を生きる。
へこたれない。
ええね。
見習わないとだわさ。
駐車場脇のたんぽぽと花韮たち。
だんだん増えてきて、踏まないように止めるのがひと苦労。
でも、たんぽぽって、名前もだけどなんだか楽しそうで、かわいい。
日々を生きる。
へこたれない。
ええね。
見習わないとだわさ。
4月7日と遡りますが。 従姉と町田でランチ&町田の 恩田川の桜道 散策に行きました。 地元ではとても有名で、人気のスポットなんです。
長く町田に住んでいたのに、こんなにのんびり歩くのは初めて。 もう10年前・・母の車椅子を押しながら、少しだけ歩いたことを思い出しました。
まだこの日は満開で、両側に約2km続く道の途中、少しだけ川に降りられる場所があり そのまま歩いて行けるかとしばらく進むも、道がなくなり残念。。
それでもしばし、川から見上げる桜は圧巻でした。 普通枝は上へと伸びるのに、川面近くまで枝が降りてくるのはなんでなんでしょね。
こんなに見事なのに、都内の桜の名所と比べて人が少ない?のは、 周囲が住宅街で飲食店もないからかも。 そのお蔭で、ゆっくり静かに花見を楽しめます。
もしかしたらピーク時はもっと人出もあったのかもですが、この日は暑くもなく 住人のカモ親子やシラサギ、大きな鯉たちがゆったり過ごす様子も近くで見れました。
そうそう、初めて!カワセミも見かけました。
気づくと一眼レフを持った方々が、わたしの背後や対岸からカワセミを追っていて、 当人は知っているようで、近づいても逃げずにポーズをとっているようでした。
わたしのスマホではこれが限界
11日はお天気崩れそうですが、12日はまたお天気回復の予報。 今年最後の花見になりそうとのこと、なんとか桜がんばってくれますように。
昨秋、個展でお世話になりました なるせ美術座で、書展を開催させて頂くことになりました。
実家の片付けをしていたら、母の多数!の書作品はもちろん、母の師中平南谿先生 の作品が 20点超、直筆半紙手本が等があることが判明。
中平南谿 軸作品(画像は作品部分のみ)
また中平門下の皆川雅舟先生、石川芳雲先生、そして清田岱石先生、 わたしの師、稲村雲洞先生の二曲屏風や小品、北村西望百一歳の時の書(半切)も。
稲村雲洞先生の二曲屏風「蘭亭叙」
稲村雲洞 般若心経
わたしが書を始めるきっかけとなった中川一政の書画(リトグラフ)、清水公照の色紙、 斎白石の書画軸(たぶん?印刷ではない)、龍門造像の拓本など、所蔵の作品を展示します。
書は人なりと言いますが、まさに書線、呼吸に見える筆意から、それぞれの生きざまを 感じるひと時をお届けできましたら幸いです。
少しづつ、作品をチラ見でご紹介していきます。 ぜひ実物を観にいらしてくださいませ!
母の書と拙作の小品も出品します(^^)
◆なるせ美術座
東京都町田市南成瀬4-7-4公園上 電話042-723-2988
JR横浜線 成瀬駅北口より徒歩7分 横浜➡成瀬 八王子➡成瀬 新宿➡町田➡成瀬 渋谷➡長津田➡成瀬
◆5月24日(土)〜5月31日(土)
12:00〜18:00
🔸26.28日は休廊
昨日は風雨の予報が晴れ間も。
でも時折強い風がやってきて、満開の桜を誘う。 階下を見下ろすと、桜の花びらが集まって、いちりんの花に。
散りゆく姿を眺めながら、寂しさよりもやさしい気持ちになれるのは 亡父母のお陰かな、なんてふと。
スマホには桜が舞い散る動画があるのに、Youtubeにうまくアップできず残念。
それでもまだまだ
頬を染めて微笑んでくれています。
念願の青い空と桜。
昼間の月とお喋りしている桜は、しあわせそうでした。
今日の1曲と♪
baobab ・haruka nakamura - カテリーナの讃美歌
何も考えずに線を書いてみる。
結果(過去)をかっこつけずに、今(現在進行形)の心境をそのまんまに残せたら
それはどんな占いよりも見えてくるものがあるような。
線にはその人、その時の心の内なるものが現れる。 特に筆で書いた線は、感情がそのまま透けて見えることがあって。 ここで迷ったな、ここは焦ったな、ここは気持ちがそぞろだな、とか。
書は人なり、とよく聞くけれど、古典、特に木簡は多くが生活の書、 普段のまま等身大の書だから、眺めていると楽しい。 この人は豪快な人だったのかも、この人は真面目、この人は会ってみたいな、とか。
現代は手紙もメールになり、書類はパソコンの活字に。 すると、その人の体温や気持ちを感じることもなくなり、無関心になっていくような。
線を書くこと、手書きで文字を書くことは、ある意味、自分をさらけ出すこと、 そして相手のそれも許容するきっかけになるような気がしています。
はて、今日のこの1枚からはどんなわたしが見えてくるのかいな。
今日の1曲と ♪
実家の片付けをしていたら、母15才の時に臨書した蘭亭叙が見つかりました。
初めて見ました👀
わたし‥今もってこんな風に書ける自信ない。。
1枚目の画像には先生のコメントが。 立派‥‥少し曲線が多すぎ と。
83才で亡くなるまで、人生何度かの転機や引越しを重ねる中でも 大切に保管していた母の書への想いに、驚きと敬意をもって眺めています。
もうひとつ、18才の時の簡易に閉じてある半紙の練習帳のようなものも見つかり、 先生が朱墨で書かれた「優」が嬉しかったのかなと、なんだか目頭が熱くなりました。
また、父の子供の頃の白黒の古びた写真も見つかり、父はその頃から父の祖母に 謡を習っていたようで、その後の人生でもずっとライフワークでした。
亡くなる数日前も、食事も摂れずほぼ寝たきりだったのに、 Youtubeで観世流の能舞台を見せたら、両手でスマホを握り食い入るように観ていました。
観終わると、にこっと笑って、「まだこれくらいできる気がする」なぞと 大それたことを申しておりました。
片付けをしながら改めて、父と母の長い人生の足跡を辿る機会を得て、 二人とも、生涯を通して「好きなこと」を貫いた人生だったのだなぁと、 羨ましく誇らしく思います。
振り返るとわたしが生きてきた時代は、平和で好きなこともできたはずなのに どれも中途半端で、何をやってきたんだろう・・と、情けなくなりますが わたし自身も喜びを見つけていきたいと思いました。
革バック作家でもあり美術家でもあったペケキムラこと、木村純一さんの声かけで始まった はがき絵パレットの会では、今年も作品を大募集中です。
もともとは、ペケさんが地元でコーラスグループをされていたのですが、 コロナ渦で集まれなくなり、それならばみんなではがきに絵を描こう!と。
絵なんか描いたことないし・・という方々も、ペケさん亡き今も月に数回集まり、 各回課題を決めて楽しんでいらっしゃるそうです。
そして年に一度、全国からもはがきに描いた絵を募集して、展覧会をしています。
今年も6月6日~8日に開催決定!
絵の具、クレヨン、鉛筆、色鉛筆、コラージュ、版画、自分らしい表現方法でOKです。 絵を描くのは初めての方も、道具は100均でも揃うので、ぜひお気軽に♪
子どもから大人まで、お気軽にご参加ください
作品サイズ:はがき限定 100×148mm
出品料無料
締切:2025年5月21日必着
お一人何点でもOK!
はがき裏面に氏名記載のこと
作品は原則返却しませんが、ご希望の場合はご相談下さい。
送り先:下記募集要項参照
詳細もっと知りたい、ここ教えて~、という方は、お気軽にコメント欄に お問合せくださいませ~
画像クリックで拡大します ↓
募集要項詳細はこちら ↓
昨年の模様
一気に満開!のベランダから見下ろす桜。 早くも散り始めてます。
上から撮っているので花は下向き。首筋も美しや~。
毎年楽しみなベランダでのお花見。 葉が先に出るので、たぶん山桜。
15年位前のことですが、うちの猫さま2匹と夜、ベランダで涼んでいた夏のある日 2匹が暗闇をじーっと見つめながら、そろりそろりと移動開始。
ん?何かいる?と目を凝らすと、なんと桜の大きな幹を登ってくるハクビシン! わたしが近づくと、そそくさと降りて行ったけど、びっくりポンでした。
さてさて今年の花見の行方は。。
おとといの昼間は晴れ間も見えたけど、昨日は気温が急降下。 明日からは曇や雨の予報で、冬の寒さとか。 青い空との花見を楽しみにしていたけど、残念。。
北海道や東北に住む友人からは、まだまだ雪の中とため息メールが来てますが 関東はここ数日前は夏のような暑さで、いつの間にか新芽もにょきにょき。
冬の間は、枯れたのかなと思うくらいおとなしかった紫陽花や 多年草のメドーセージや去年のこぼれ種で芽吹いた金魚草とかとか。
こんにちは~と、ムルチコール
一目惚れしてお迎えしたオステオスペルマム
ナスタチウムもこぼれ種から
ユリオプスデージーは太陽に向かって楽しそうに
これは実家から根っこを持ってきた、たぶん芍薬か牡丹か。
3年目の姫うつぎ、今年は蕾がたくさん!
ほかには毎年咲いてくれる紫陽花、チェリーセージ、メドーセージ、雲南黄梅、 ゼラニウム、羽衣ジャスミン、メキシカンセージ、野牡丹、小菊、 種を撒いたハゼランと風船かずら、ミント、ローズマリー・・
わたしも植物たちも、春を心待ちにしとります。 寒い日が続きそうです。お互いに体調管理に気をつけませう。
禅語の「遠観山里色」
とおくさんりのしきをみる
ものごとは、遠くからでないと見えないものがあるぞなもし、の意。
そしてまた、その逆もあるけれど。
現代は、SNSの中の近くのようで遠い、知らない誰かの情報に振り回されて、 更にその中にいると、それが正しいと錯覚することもあったり。
だから時々、自分を俯瞰して眺める時間も大事ですよね。
どちらもいつもの筆、雅で。
1枚目系は時々、筆がかわいそうと言われるけど、紙に押しつけているのではなく リズムよく弾力を使っているので、気持ちよさそうと思うのはわたしだけ?
2枚目のはこうしてみると、里をもう少し小さくした方がよかったな。。 ここで終わりではなく、また一枚、もう一枚と終わりはないのでした。
今日の一曲と♪ Rie Nemoto - ibuki
おすすめの本をば。
20年位前、図書館で借りて内容の濃さに読み終わらず、ゆっくり読みたいと購入した本。 当時本屋では絶版、出版社に直接電話、最後の一冊だったらしく。
(最近、Amazonで時々販売されているのを見かけます)
書の精神性についてというところにある一文をば。
前略) いかに高い技法が備わっても、手先だけの表現では形骸に等しい。 書が、観るものに深い感銘を与えるのは、線に宿った、筆者の深い精神の働きである。 筆者の心や気力や生命が書線に充満してこそ、初めて観者に訴えるのである。
ふいに込み上げる思いがあり、涙がほろりほろり。 その思いについてはまたの機会に。
柳宗元の五言絶句「江雪」
千山鳥飛絶
萬徑人蹤滅
孤舟蓑笠翁
獨釣寒江雪
の最後の句。
ひとり かんこうの ゆきに つる
見渡す限りの山々には飛ぶ鳥も見えず、道は雪に埋もれて人の足跡も見えない。
それなのに、一艘の小舟に蓑笠を着けた老人が、ただ独り雪降る寒々とした川辺で 釣り糸を垂れているぞなもし。
このあたりは桜も咲き始めて、寒々という景色ではないけれど。
漢字五文字で、静寂や寂しさを思い浮かべることができるなんて、漢詩はJAZZだな。 漢詩もゆっくり読み解くといいものだなぁ、勉強したいなぁと思いながら、 奥が深くてとても追いつかない‥
詳しい解釈はこちらへ
http://www.kangin.or.jp/learning/text/chinese/k_A4_161.html
なんと、吟じている音声付き!
昔ならくすくす笑ってしまってたかもですが、なんだかこれまたいいものだなぁと。
木簡風に書いてみたけど、詩の内容からすると、こちらは違う風景かも。
詩や音楽の情景を想像できるような世界が書けたらいいなぁ。
木簡臨書。
筆は愛用の広島熊野 仿古堂の 沙月。 柔らかな羊毛で、初めは扱いにくいかもだけど、慣れると癖になる筆。
こちらの思いで書くのではなく、筆の赴くままについてゆくのがよい感じ。 そう、猫とわたし(猫の飼い主は皆しもべ? )の関係のように。
沙月で書くからではなくても、やっぱり木簡が好き。 かっこつけてなくてマイペースで、生き生きとした解放感に溢れているから。
そうか、木簡は猫に似ているのかもしれない。
あぁ。猫さま恋し。 だから木簡が好きなのか?
原本はこちら。 見にくいかもですが。 え?これで臨書?わたしが感じたままの臨書でありんした(^^)
「幽閑少是非」
幽閑是非に少なし
閑居していると世俗の是非(良し悪し)から遠ざかることができて楽しいのぉ、という意味。
1月末、プチ旅をしたのですが、その時、思いがけず嬉しい出会いがありました。
81才の女性。画家。大作も描かれている。
陽気で自由、お肌すべすべ、パワフルで忘れられない穏やかな笑顔。
今やりたいことは、自分の人生の本かドキュメンタリーを作ることなんだけど、 あなた、手伝ってくれる?と。 いきなりの展開に、ん?ん?となりつつも、ちょっと面白そうかもと名刺を頂き。
更にびっくりなことに、娘さんのご主人様は、元職場のよく存じ上げている素敵な方。 世の中広いようで狭いというか、ご縁の不思議。
その後、わたしもなんだか忙しくてご連絡もできていないのですが、 またお会いできたらいいなぁ。
そうそう、この言葉を検索していたら '09年の拙ブログ を見っけ。懐かしや。
お時間ありましたら、のぞいてやってください↑クリック