魯如 (パネル)
「愚如」(ぐのごとく)の対句の「魯如」(ろのごとく)
愚も魯も愚かという意味。
誰かに知られることがなくても、一人努力したり心を鍛えたりすること。
そして、それは他人から見たら愚かに見えることもあるけどね、って意味。
9月30日から始まった、山崎まさおさんの土の器展。
事前打合せなし、当日会場での響き合い探しは、思ったよりスムーズに
以前、金沢の陶芸家、
藤澤重夫さん との
二人展に参加させて頂いたことは
私にとって、とても貴重な経験でした。
そのことが、少しでも生かされていたらなぁと思いつつ、
土の器との相性のいい作品を選んだつもりです。
作品の一部は、蘭秀会書展やTENに出品した作品もありますが、
思いのほかいい感じな空間になったかしらんと、思ったりしとります
「喫茶去」
「願」
昨日は、とっても感激な出会いがありました
10数年前、絵手紙教室に数回いらして下さっていた方が
ご主人の転勤でシンガポールに引っ越されるというので、おやめになり
以来お互い音信不通だったんですが。
今、一時帰国されていて、たまたま見た地元のタウン誌ショッパーで
展示会の文字だけ4行くらいの案内に、私の名前を見つけて下さり。
う~ん、どこかで見た文字群・・・と、記憶をたどって、
あ!そうか、と、電車を乗り継ぎ、訪ねて来て下さり
今はシンガポールで趣味で陶芸もされているそうで、この日最終日の
お茶碗への絵付けの体験もされ。
左は山崎さん。絵付けのレクチャーしてくださってます。
もっと太い筆ないですか?と、大胆に力強く一気に描かれて。
器は1か月以内に焼いて、お渡し下さいます。
懐かしい話や、シンガポールでの暮らしぶりのお話を伺ったり
しあわせなひと時でした
さて、山崎さんの土の器です。
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お住まいは相模原市だと思っていましたが、愛甲郡の山の中にお住まいだそうです。
川のせせらぎや虫の声の響く自然の中で、作陶されています。
そんなゆったりした時間が、作品にも感じられて
私はというと、この数か月、ゆっくり座ってお茶もできない毎日なので、
ギャラリーにいると、ほっとします。
私も一客、ご飯茶碗を頂いて。
早速昨夜はその器で、炊き立てご飯頂きました~。
器の写真を~と思ったら、なんと!愛用のカメラが壊れたかも・・・
また後日アップします。
今日5日と明日は休廊、11日まで開催中です。
会場などご案内は↓の記事をご覧くださいませ。