「無」
明日から始まるつなぐ展 第1章母から娘へ に出品する母の書。
老健に少し長い時間いられる日は、私も一緒に筆を持ち。
当初は、一緒に般若心経を最後まで書きたいと思っていましたが、
私自身に時間が足りず、今回は一字書をば。
「何書く?」
「無」
読むことはできても書くとなると、怪しくなる。
横画が3本、縦が4本、点が4つ。
その繰り返し作業は、黙っているとどこまでも続くのでして。
「あひゃ、横線が1・2・3・4・5本あるね、これなんていう字?」
「無」
「無なのにたくさん過ぎでない?」
「いいのよ」
「・・・」
「これは、どんな無?」
「飛び越えた・・無」
よ~く見ると、点が5つ。
でも私は、今回出品する母の作品の中で、この「無」が一番好きです。
こちらは元気だった頃の書。
生き生きとしていて
眺めていると、当時の母ともっと話がしたかったなぁと思ったり。
2つの作品を見ていると、まさに書は人なり。
書は人生を語っています。
一人の普通の人生の中にも、たくさんのドラマがあります。
それを感じて頂けたら嬉しいです。
明日はお昼頃から、母も一緒に会場にいます
展覧会のご案内は⇒ここをクリック
そうそう、般若心経はこれからのライフワークとして、
ゆっくり一緒の時間を楽しみながら、書いていけたらと思っています
明日から始まるつなぐ展 第1章母から娘へ に出品する母の書。
老健に少し長い時間いられる日は、私も一緒に筆を持ち。
当初は、一緒に般若心経を最後まで書きたいと思っていましたが、
私自身に時間が足りず、今回は一字書をば。
「何書く?」
「無」
読むことはできても書くとなると、怪しくなる。
横画が3本、縦が4本、点が4つ。
その繰り返し作業は、黙っているとどこまでも続くのでして。
「あひゃ、横線が1・2・3・4・5本あるね、これなんていう字?」
「無」
「無なのにたくさん過ぎでない?」
「いいのよ」
「・・・」
「これは、どんな無?」
「飛び越えた・・無」
よ~く見ると、点が5つ。
でも私は、今回出品する母の作品の中で、この「無」が一番好きです。
こちらは元気だった頃の書。
生き生きとしていて
眺めていると、当時の母ともっと話がしたかったなぁと思ったり。
2つの作品を見ていると、まさに書は人なり。
書は人生を語っています。
一人の普通の人生の中にも、たくさんのドラマがあります。
それを感じて頂けたら嬉しいです。
明日はお昼頃から、母も一緒に会場にいます
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そうそう、般若心経はこれからのライフワークとして、
ゆっくり一緒の時間を楽しみながら、書いていけたらと思っています
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