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紅炉上一点雪

2025-03-14 | 禅語・般若心経

 

禅語から。

このあたりは春めいてきたけれど。

紅炉上一点雪
こうろじょう いってんのゆき

赤く燃る炉に一点の雪が舞い落ち、その雪が一瞬で消え去るさま。

 

上杉謙信に一太刀を浴びせられそうになった武田信玄が、                           この句「紅い炉に降り落ちる一点の雪のように、運命に任せて生き切る」と                  発したとか。

死を目の前にしても生きることに執着をしない、このような大事でも                         あれこれ分別せず運命に任せ、今を生き切るのだ、と。

 

調べると色々な解釈もあるようですが、さて、どんな思いを感じますかえ?                       受け取る思いも人それぞれ、信じる道をってことかな。

 

そうそう、何かで読んだことがあるけど                                    「宿命は変えられないけど、運命は変えられる。」と。

たとえば、目の前に潔さを見せられた時、運命が変わることもあるような。

 

今日の一曲と♬
当真伊都子 -Row,Row



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