
禅語から。
このあたりは春めいてきたけれど。
紅炉上一点雪
こうろじょう いってんのゆき
赤く燃る炉に一点の雪が舞い落ち、その雪が一瞬で消え去るさま。
上杉謙信に一太刀を浴びせられそうになった武田信玄が、 この句「紅い炉に降り落ちる一点の雪のように、運命に任せて生き切る」と 発したとか。
死を目の前にしても生きることに執着をしない、このような大事でも あれこれ分別せず運命に任せ、今を生き切るのだ、と。
調べると色々な解釈もあるようですが、さて、どんな思いを感じますかえ? 受け取る思いも人それぞれ、信じる道をってことかな。
そうそう、何かで読んだことがあるけど 「宿命は変えられないけど、運命は変えられる。」と。
たとえば、目の前に潔さを見せられた時、運命が変わることもあるような。
今日の一曲と♬
当真伊都子 -Row,Row